遠距離出張のときに、交通費を浮かせるために、JR乗車券を往復で購入することで往復割引を効かせます。
この辺りの話は、つい先日にも登場したので、そちらをご覧ください。
https://…/2018/03/13/ この間の出張での往復割引等を駆使した交通費
https://…/2017/06/13/ 知らないと損する・・・・きっぷのルール
そして、きっぷを買う時に現金で買うことは少なく、もっぱらクレジットカード。
これは私が年がら年中高額現金を持ち歩いているわけが無いことも理由の一つですが、やはりネット予約してから購入するためというのが大きいのです。
・【使いまわし写真】クレカ決済した「C制」と、往復割引適用を示す「復割」が印字された乗車券 |
"みどりの窓口"に並ぶのは嫌なので、自動券売機を愛用。最初の頃は目的地や経由地など、自分が欲しいきっぷを作るための情報をタッチパネルで手入力していましたが、もっとスマートに発券したい私は、予めネットから情報入力してきっぷを作成しておき、券売機では受け取るだけというスタイルに落ち着きました。
https://…/2009/12/03/ "みどりの窓口"は大混雑
ネットの入力者と券売機で受け取る人を紐付けるのが、クレジットカードという媒体であって、かつJR側もいたずら防止になるという仕掛け。
なので、クレジットカード決済できっぷを買います。
しかし・・・・、現金で購入したきっぷと、クレジットカード決済で購入したきっぷ、きっぷ自体の効力は一緒なのですが、異なる点もあります。
それは、払い戻しを受けるとき。
現金で購入したきっぷは、全国どこのJR駅みどりの窓口でも(手数料は引かれますが)払い戻しをすることができます。対して、クレカ決済だと購入したJR会社でないと払い戻し手続きが出来ないのです。
今回の出張も、実は今日20日(火曜日)に一旦東京に戻る予定だったので、往路と復路の日数を確認すると乗車券の有効期限の10日にギリギリ収まる。というわけで往復で乗車券を購入してきました。
・今回の出張で購入した切符・・・・往路は使用済み |
ところが、直前で予定が変更となり、東京に戻らずに神戸にそのまま居続けることに!
やばい~! 往路きっぷは使ってしまったし、復路きっぷは未使用で、使う機会をロスト!!
これは大損パターンでは?
いえいえ、ご安心ください。復路だけ未使用でも、有効期限内であれば払い戻しをすることが出来るんですよ。
もちろん、往復割引の条件を満たさなくなるので、片道を定価できっぷを購入したとみなし、手数料¥220円を加算した額との差額が返金されるのです。
良かった~、一万円近く損するところだったわ~・・・・
・・・・あれっ!?
私、クレジットカードできっぷを買っていなかったっけ?
現在地は、神戸の山奥・・・・JR西日本管内であるので、JR東日本でクレカ決済したきっぷは払い戻せない・・・・
東京方面に戻らないと、払い戻せないのに、東京方面に行く予定そのものがドロー。
・・・・_| ̄|○
はい、たーさま1万円溶かす~
今まで浮かした割引金額をボッシュート!
・・・・という事態を恐れ、予定が流動的な場合には、往復できっぷを購入せず、定価購入するという人もいます。
がしかし・・・・、有効期限内のきっぷの効力を止めるという手段があるのです!
そう、JR西日本の窓口で払い戻しは出来ないけれど、きっぷの有効期限内に払い戻しの意思表示をすることで、その時点できっぷの効力を停止させることが出来るのですよ。
・証明をしてもらったきっぷ |
いつきっぷの効力を停止したのかをきっぷに証明記入してもらいます。
この証明された日から1年以内にJR東日本の窓口に行き、払い戻しを受けることが出来ます。
このおかげで、クレカ決済で躊躇なくきっぷを買えるし、予定が固まっていなくても往復割引きっぷを購入してしまうことが出来るわけです。