今日の日記は、昨日のソロショートツーリングの際に、交通違反で捕まった部分を抜き出した、ノンフィクションです。
https://…/2017/02/12/ 春が待ち遠しい・・・・三浦半島で河津桜が見られるか?
・【使いまわし写真】例の青い紙! |
事件の概要
2017年2月12日 日曜日 午前10時27分頃
神奈川県横須賀市船越町 国道16号線 内回り(観音崎方面)
片側二車線の進路変更禁止場所において、本件二輪車が走行中に、右側通行帯から左側通行帯への進路変更を行った。
白バイでも、交通機動隊パトカーでもなく、地域課の警察官に現認された。
運転者の情報
氏名: | T |
所有する免許: | 原動機付自転車運転免許、普通自動車運転免許、大型自動二輪車運転免許 |
有効期間: | 平成32年の誕生日まで有効・ゴールド色 |
運転者は、本件二輪車を運転するために必要な有効な免許を所持していた。
二輪車の情報
名称等: | 本田技研工業製 VFR800F(RC79) 2014年式 |
車検の有効期限: | 2019年6月 |
総走行距離: | 4,138 km |
本件二輪車は、新製時から、1ヶ月点検、6ヶ月点検を行っており、その際において異常は見つかっていない。
また、本事件後の簡易検査においても、原動機、制動装置、操舵装置に異常は見つからなかった。
気象等の状況
本事件が発生した時点における、最寄りの観測所における状況は、次の通りである。
観測所 | 時刻 | 気温 | 風向 | 風速 | 日照時間 |
---|---|---|---|---|---|
アメダス三浦 | 10時 | 7.6℃ | 東南東 | 1.0m/s | 60分 |
路面上には落葉やゴミの散乱等の落下物もない状況であった。
運転者Tの供述
この日は、予定されていた河津桜ツーリング2017が一週間順延となってしまった。
下見と称してこの日早起きして河津を訪問しようかと思っていたのだが、寒くて起きられず、変わりに近場の三浦半島に行こうと考えた。
ここなら、海鮮も食べられるし、河津桜並木もあるので花の咲き具合も見られるしちょうど良いと思った。
ルート選択は、前回同様首都高5号・高島平ランプから高速に乗り、C2中央環状線→B湾岸線→横横道路と高速を乗り継いで馬堀海岸まで行くことも出来るが、高速料金が割高になるのと、前回と全く同じ行程になってしまうため、途中の杉田ランプで降りて、平行する国道16号でのんびり観音崎方面を目指すことにした。
この日は特に急ぐ必要もなくソロツーなので、またここ最近はツキがないことが続いていたので、『まったり』をテーマに、高速道路は90km/h前後左車線巡航、下道も特に無茶をせず走ることにした。
・首都高速 B湾岸線 杉田ランプ |
杉田ランプまで、高速道路を順調に走行し、国道16号に入った。片側1車線の道のため、特に脇抜けもせずに自動車の流れに乗って走行した。
途中から、片側2車線の道に拡幅された。
普段なら、右に左に車線を頻繁にスイッチしながら颯爽に走るが、なぜかこの日はまったりと車の流れに逆らわず、車線変更もしないで右車線をおとなしく走っていた。
普段以上に安全運転していると思っていた。
やがて前方に交差点に見えてくると、右車線だけ車列が出来ていて、その列に捕まってしまった。
このとき私は、車線をスイッチする考えはなく、おとなしくこれにはまり、この車線が右折専用なのか、右折直進兼用なのかが気になった。
最悪は、このまま右に曲がって、旅を楽しもうと思った。
・【Googleストリートビュー から引用】国道16号 内回り 事件現場 |
やがてゆっくりと車列が動き出すと、この車線が右折直進兼用であることが分かったので、このままこの車線にいることにした。
しかし、1分ほど経過しても車列が進まず、そして左車線はスイスイと流れていた。黄色い車線区分線が気になったが、一向に進まない車列にイライラし、そして左車線に移動して進行した。
その瞬間、交差点に警察官が飛び出してきて、止まれの合図があった。ゴールド免許が金メッキに変わったと思った。
・コレにやられました |
スピード取り締まりや、白バイ追尾ならまぁ納得なのに、こんなくだらない取り締まりに引っかかる自分にイライラした。
警察官Tの供述?
班長から、本日の取り締まりについて指示があり、取り締まりをすることになった。
となれば当然取りやすい、例の交差点での車線変更を取り締まることにした。
二人一組で取り締まりを実施し、土地に不慣れな二輪車が入れ食いだった。
以下略
状況
天気は晴れており、路面は乾燥しており、また車線ペイントは最近施工されたばかりで、容易に視認できる状況であった。
また、周辺で大きなイベントなども開催されておらず、道路の混雑状況としては、普段と変わりなかった。
本人の供述により、右車線の交通はほぼ停滞しており、左車線はガラガラであったが、やむを得ず車線変更する理由は無かったと考えられる。
解析
片側二車線の道路で、右側車線が右折兼用レーンとなるため、右側車線は恒常的に右折車により混雑すると考えられる。
道路交通法の趣旨でもある『円滑な交通』の為であれば、第三車線を設け、ここを右折専用レーンとするべきであるが、用地の関係でそうなっていない可能性が考えられる。
二輪車が多数違反を犯していた事実より、違反を犯しやすい道路構造であると考えられるが、道路構造に関しては警察の管轄外であるため詳細を検討されたことはない。
割高な高速料金を嫌って、下道を選択したのが裏目に出たことになった。本当にツイていない。
結論
普段の運転者Tは、二輪車の機動力を生かした、頻繁な車線変更を伴う走行をしていたが、この日は『ツキ』が無いとの理由で大人しく走っていた。
道路構造上の問題で、右側車線だけ常に渋滞している場所において、大人しく走ることに慣れていない運転者Tは、普段なら早め早めの読みで渋滞車列にはまる前に回避できていた車列にはまった結果、途中で片側車線だけ渋滞という事象に我慢できなくなり、黄色線の車線変更に及んだと考えられる。
1点・6,000円。点数や金よりも、金メッキに成ってしまったこと、地域課に捕まったことがしゃくに障る・・・・(爆)
時期 | 違反名称 | 場所 | 罰金・反則金 | 点数 |
---|---|---|---|---|
1993年 | 進路変更禁止違反 | 神奈川県・江の島付近 | ¥6,000 | 1 |
1995年 | 通行区分違反 | 福島県・南会津郡 | ¥7,000 | 2 |
2005年 | 指定速度違反 | 東京都・R16八王子BP | ¥70,000 | 6 |
2006年 | 進路変更禁止違反 | 東京都・R20笹塚 | ¥6,000 | 1 |
2007年 | 指定速度違反 | 東京都・八王子 | ¥12,000 | 2 |
2009年 | 進路変更禁止違反 | 東京都・首都高速 | ¥6,000 | 1 |
2017年 | 進路変更禁止違反 | 神奈川県・R16横須賀 | ¥6,000 | 1 |