片側一車線の幹線道路を走っていて、交差点を右折する際は、テクニックというか考え方というかがとても良く出るところ。
『とにかく安全第一』と言わんばかりに、対向車が来ている場合は多少の感覚が開いていようがとにかくジッと停車して、結局信号が赤になって対向車が止まってからようやく曲がりだす・・・・人とか、
・私は対向車が曲がり始めたらその後に続くように狙って右折するタイプ 【撮影:NECKER V1 Plus】 |
はたまた私みたいに、スムーズに道路交通こそが善と考え、対向車に多少なりとも隙があればサッと右折をするという人。
特に大型バイクの機動力を活かすといえば、こういう場面でしょ!
まぁ今日は、どちらが良いとかいう話をするつもりはありません。
本日、とある片側一車線の道路で場所で右折待ちをする場面がありました。
バックミラーに映るのは警視庁パトカー。パトカーも右折するみたいで、私の後ろにピタっと。
そんな時、私が善とする『公道で、僅かな隙を突いて右折』をしたわけですが・・・・
・【使い回しイメージ写真】警視庁PCに・・・・止められました |
だいぶ離れた場所で、そのパトカーが追いついてきて『はいバイクの人~、止まって~!』と。
・・・・
警察官がパトカーから降りてきて開口一番(警)『右折が強引だねぇ!』。
あちゃ~、ずいぶんと短いゴールド免許だったではないか。もうメッキが剥がれてしまったか・・・・
しばらく右折の仕方でいろいろと説教されましたが、(警)『免許取ってから長いの?』とか(警)『どこに行くの?』とか、一向に運転免許証の提示を求めてこない。
あれれっ?
ひょっとして・・・・結果的にパトカーから見ると"むっ、パトカーを見て、強引に逃げやがったな?"という不審者スイッチが入っちゃったのか?
警察官の視線は私のヘルメットについているヘッドセットと、リアについている(無線機本体と勘違いしている)防水充電ボックス。
(警)『普段からコレ(ヘッドセット)やっているの?』とか、(警)『ナニソレ?』と矢継ぎ早に質問してきます。
私がアマチュア無線である旨を答えると(警)『(無線機本体と勘違いしている防水ボックスに)シールが貼っていないよ!』と、知っていなければ指摘できないようなポイントを攻めてきます。
・【使い回し写真】愛車のバイクVFR750F(RC36)のリアキャリア上に設置された、防水充電ボックス |
むむっ、この警察官、無線機周りの法規の事をよく知っているな?
シールとは、無線局が正式に免許を受けている際に発行される『無線局免許証票』のことですね。残念ながら"貼り付け"は義務ではないのよね。
私はもっぱら、バイク乗車時しか無線局を開局しないので、バイクの車検証入れに、無線局免許状やら、無線従事者免許証の他、無線局免許証票もしまっているのよね。
警察官から、無線免許の提示を求められました。(←うそ~、運転免許じゃなくてそっちかよ!って感じ。完全にワクワクモード(笑))
まぁ何も恥じるようなことはないので、堂々とタンクバッグの中から取り出した光り輝く無線局免許状! どうだぁぁぁ~!
・【イメージ写真】タンクバッグにしまっている、局免、従免、シール! |
局免、従免、シールの3点セットじゃぁぁぁぁ!
警察官に、しっかり局免の有効期限までチェックされましたが、お咎め無しで『お手数おかけしました~』と無罪放免。
それにしても、警察官に無線免許関連で止められるとは・・・・初の体験でちょっと新鮮でした(笑)
ただの警察官の勘で、不審者だと思って止めて、職務質問しただけか。テレビでよく放送される、警察24時みたい~