私が使用しているパニアケースは、GIVI製の『E21』という、スリムな21リットルタイプが左右に1つずつ。
2007年に装着して、8年・10万キロ弱の走行で、既にボロボロ。
https://…/2007/05/12/ モトコ出航・大人の仲間入り ~サイドパニアケース装着完了速報~ 120,955.4km
・よく見ると傷だらけのパニアケース |
ボロボロなのは、まあ確かに買った直後には感覚に不慣れでガードレール等に引っ掛けたとか有りましたが、何度かタチゴケなどでバイクを倒してしまった時に下敷きになってダメージを吸収してくれたというのが大きい。
おかげでこの古くてカウルがもう買えないおじいちゃんバイクを保護するのにとても役立ってくれているんです。
このボロボロなパニアケース、新しいのを買えばよいのだけれども、バイク用品店に置いてあるのは・・・・
・カクカクシカジカ・・・・なパニアケース |
なんか、極端に角ばっているタイプ。
今のスライムのような曲面に慣れてしまったので、妙に不自然に見えてしまいます。なんかヤダー!
となれば、補修かな。塗装は上蓋の部分をヤスリがけしてから再塗装する(←私のテクニックでうまく仕上がるのかは置いておいて。)として、本体。
これが『ポリプロピレン』という材質で出来ていて、とても接着が難しい。以前も補修にチャレンジしましたが・・・・
https://…/2008/08/09/ パニアケースはポリプロピレン
結局強固な接着が出来ないので、金具で補強しなければならず、そしてそのせいで(実用上の不都合はありませんが)蓋が完全に閉まらない(泣)
・プラリペアで(くっついていないけれど)接着して、上部を金具で補強 |
そんなこんなで特に不自由なく過ごしてきているわけですが、時間の経過が状況の変化を起こしてくれます。
当時は無かった新型接着剤の登場です。
セメダイン製 難接着物専用瞬間接着剤 PPXセット。
・セメダイン 難接着物専用瞬間接着剤 PPXセット |
そのものずばり、ポリプロピレンの接着を目的としています。2液性で、プライマーと接着剤のセット。
・・・・というか、昔も『プライマー』は売っていたのですが、量が多い業務用で入手難だったんですよね。それがセットで売りだしたというところかしら?
パニアケースの接着にも使えそうなのですが、注意書きに『プライマーと接着剤を混ぜないこと』と記述されていて、今回のようにひび割れた部分の片側にプライマー、もう片方に接着剤を塗布したいのですが、実際は混じってしまいそう。
そして『屋外では使用できません』という気になる表記も。これはどういう意味だろう・・・・
もう一つが、コニシ社のウルトラ多用途S・U プレミアムソフト。
・ボンド ウルトラ多用途S・U プレミアムソフト |
こちらは1液型で、説明を読む限り『曲げ、耐水性、耐熱性、耐振動性、耐衝撃性にすぐれています』となっていて、使い慣れている弾性接着剤のような感じ。
ほほ~、ちょっとこれを購入してきて、どんなものなのかテストしてみよう!