20年以上今のバイクに乗っておきながら、クーラント交換を自力でしたことが有りませんでした・・・・
今日は、自力でクーラント交換にチャレンジ。
事前にクーラント原液とか、じょうごとか、吸水ポリマーとか購入済みなので、朝一から作業です。
https://…/2015/07/14/ 手抜きしてクーラント交換作業が出来ないものかしら? 100均探索
https://…/2015/07/13/ クーラントとフルードの交換の準備をしておこう
・事前に準備していたクーラント原液と、じょうご(と、写真にないけれど吸水ポリマー) |
エンジンを始動してしまうと、冷めるのを待たなければいけないので、乗車前の整備が一番効率が良いですね。
サイドカウルと、アンダーカウルを外します。これはオイル交換その他、作業をするときはとにかくここを外す必要があるので、まぁお手の物。
・サイドカウルとアンダーカウルを外した、VZFR750F(RC36) |
そして、防熱ゴムシートで覆われている内側、ドロッドロになっているウォーターポンプ周りを軽く清掃。
ドライブスプロケットの遠心力で、チェーンオイルが分離して、それが垂れてくるからとにかくドロドロなエリア。
・チェーンオイルでドロドロのエリア(をほんの少し拭いた後) 矢印がドレンボルト |
ウォーターポンプの一番下に付いているのが、お目当てのドレンボルト。
これを緩めましょう。
・ドレンボルトを緩めます |
これを緩めると、勢い良くクーラントが飛び出してきて・・・・
あれっ!?
・ドレンボルトを外したのですが・・・・ |
クーラントが出てきませんねぇ。
空気を密封した経路なので、圧力の関係でクーラントが出てこないのね。プッチンプリンと同じか。上部のラジエターキャップを取り外すと・・・・
・クーラントが出てきました |
想像よりはおとなしい感じで、クーラントが出てきました。
53ヶ月、4万キロ使用したのですが、まだ全然綺麗ですね。
こだわる人であれば、一旦古いクーラントが出きった後に水を投入して、古いクーラントを完全に抜き取るとか作業をするのですが・・・・
まぁ、こんなに簡単に交換できるならば、交換の頻度を上げることでカバーしよう。
ドレンボルトを閉め、じょうごをセット。
・アッパーカウルの隙間にセット |
う~ん、かなり強引だなぁ(爆)
そして、目盛り付き容器に、クーラント原液を注ぎます。
・100均で購入してきた目盛り付き容器に、クーラント原液300mL |
標準の30%濃度でマイナス15度まで対応するというので、これで十分でしょう。もっと薄くても良いぐらいですが、あまり薄いと防錆効果とかも薄くなってしまうので、標準濃度で。
それにしてもすごい色(爆) スライムみたい・・・・
ここに水道水を注いで、合計1リットルに。
・水道水を注いだら・・・・ |
おっ! ナニコレ美味しそう~(爆) メロンソーダじゃん!!!
メロンソーダをバイクに・・・・
・ラジエターに注入 |
この方法だと、いつ満杯になるのかわからない(見えない)ので、結局は黄色いじょうごのみ使用して注入することに。
なみなみ満杯まで注いだら、軽く配管をモミモミ。するとポコポコっと泡が出できて水面が下がるので、更に満杯へ・・・・。
続いて、エンジン始動。軽くあおったりすると、ポコポコっと泡が出でくるので、注水。
サーモスタットが反応して水が循環するまでアイドリング。
うぉっ、まだ水温計がちょっとしか反応していないのに、既に湯気が・・・・クーラントってこんなにすぐに熱を持つのか!
こりゃ~、クーラントの役割って重要だわっっ!
エンジンを止め、ラジエターキャップを取り付け、リザーバータンクにもFULLまでクーラントを注入して、作業完了~!
って、まだだった。廃クーラントを処分しなくては。
・吸水ポリマー 注入 |
粉末状の吸水ポリマーをふりかけます。
どのくらいふりかけたら良いのか???? 自重の200倍の重量を吸い込むらしいのですが・・・・
ちょっとだけふりかけてみましたが、反応なし。
あれれ????
よし、増量だ!
・さらに吸水ポリマーをふりかけます |
う~む、反応なし。
撹拌とかしてみましたが、一切変化なし。うそ~、この廃液どうしよう(泣)
と思ったら、5分経過したぐらいから急速に固まってきました。どうやら反応に時間が必要な模様。
どうやら、ポリマーが多すぎたみたい(爆)
・固まった後の廃クーラント |
こんにゃく・・・・というか、ゼリーというか・・・・。不思議なプルプルしたオブジェ。
これは紙おむつと同様に処分すればよいのね。
さ~て、ついでにウォーターポンプの真上に位置する、クラッチフルードも交換しちゃおう・・・・
おやっ・・・・雨!
今日は、クーラント交換のみで作業終了です。