愛車のバイク、VFR750F(RC36)にドライブレコーダーとして搭載するために購入した、台湾製アクションカメラ『NECKER V1 Plus』。
そう、ドラレコとしての販売ではなく、アクションカメラとしての販売なのですが、十二分にドラレコとして使用できるんです。
さて・・・・
本体に付いているボタン類の数は少なく、何やら2つあるLEDが色が変わったり点滅したり、様々なパターンで何かを訴えてくるのですが・・・・
・唯一の大きなボタンに、LEDが2つ |
それが何を意味しているか分からない・・・・
取扱説明書は・・・・全部中国語!で難解なんです。
・なんとな~く、LEDの光り方を解説しているっぽい場所 |
なんとかコレを読みとかねば。
Google様の翻訳機能を使おうとしても、英語ならばなんとなく意味も分かりそうな気がするし、手間さえ惜しまねば翻訳サイトにスペルを入力して日本語訳を得られるわけですが、中国語に出てくる複雑な漢字は、そもそもどうやって漢字変換すればよいのかすら不明なので、翻訳サイトを使いようがない・・・・_| ̄|○
なにこの『電源』の『開』と対になっている漢字?
見たこともなければ、読み方もわからない~(泣)
そして、取扱説明書の電子データダウンロードも出来ないのか探したのですが、どうやら無しの模様。
電子データからテキストを抜き出す作戦もダメ・・・・
う~む・・・・
(T_T)
そこで考えたのが、逆になんとなくこういう意味だろうという日本語から中国語への翻訳を行い、その翻訳結果に目的の漢字が出てくるまでチャレンジして、かき集める作戦!
その結果・・・・
中国語 | 日本語 |
---|---|
燈號指示 | LED表示 |
熄 | 消灯 |
藍 | 青 |
紅 | 赤 |
亮 | 明るい |
快闪 | フラッシュ |
慢闪 | スローフラッシュ |
恆亮 | 恒明 →註:連続点灯? |
卡 | カード |
おおっ、なんとなくわかったぞ!
こんな感じかな?
・LEDの光り方ページを翻訳 |
うんうん、バッチリ。こんな感じで主要なページだけを読み解いて、そして最低限ドラレコとして使う機能だけを覚えました。
まずは、後部のキャップを開け、モードスイッチを『循環撮影モード』にし、MicroSDカートをセットします。
・キャップを開けたところ |
セットするのは、32GB Class10 UHS-I MicroSDカードは、製品に付属してきたもの。
続いて、USB給電ケーブルを接続。
普通のA端子-MiniB端子ケーブルの他に、防水性能を保ったまま給電できるキャップ付きケーブルも付属しているので、バイクでの使用も安心。
・防水性能を保ちながら給電する付属部品 |
さっそく、USBケーブルを、USB充電器に接続し給電開始すると・・・・自動録画スタート!
そしてUSBケーブルからの給電を止めると録画停止!
さらに設定により、給電停止後n秒間は録画を継続するといったことも可能。
もうこれだけで十分じゃないの?
一応本体のボタンと内蔵バッテリーにより給電しなくても動作可能で、ボタン長押し(3秒間)で電源ON/OFFができ、短押しで録画開始/停止ができます。
バイブレーターも内蔵していて、電源ON/OFFの操作を受け付けると、3回振動。録画開始/終了の操作を受け付けると、1回振動するといった感じ。
実測により、内蔵バッテリーで連続1時間半(後述する無線LANがON状態)程度の録画が可能。
録画データは、SDカードに一定間隔(1/2/5分を選択可能。)毎に区切られて動画ファイルとして作成されます。
・5分間で一つずつファイルが分割作成されていきます。5分で約500MB@1920x1080P 30fps |
ファイルサイズは、動画サイズ1920x1080P 30fpsの条件で、5分間で約500MB。→1時間で6GB。32GBのSDカードで約5時間録画可能。
これだけ撮れればまったく問題なし!
その録画したデータは、SDカードをPCに挿すことにより、大画面で再生できますが、さらにこのカメラには、無線LANアクセスポイントとしての機能があり、スマフォで現在の画像や録画画像を再生することができます。
・スマフォで現在画像や録画画像をモニターできるんです! |
完璧じゃん!
防水性能と小型化を優先すると、液晶モニターを付けるのが難しくなるのですが、それならばとその機能を削り、今風にスマフォで補完とは、素晴らしい~
現時点であえて難点を挙げるとすれば・・・・
録画画像の再生は、n分間隔で区切られて作成されたファイルをタイムスタンプを元に選択すると、スマフォに一旦ダウンロードされるので、後はスマフォ標準の動画ビューアで見るという方式。
デフォルトの5分間隔だと、ファイルサイズが500MB。スマフォに転送するのに結構時間がかかるのと、画像が良すぎてスマフォでの再生は荷が重いらしく、スロー再生になってしまうこと。(←私の古いスマフォ・IS11Tの場合ね。)
その他、Gを検知して・・・・とかモードが有るみたいですが、使わないから解析はパス!
なかなかおもしろいデバイスです。
後は、長期の振動と、熱に耐えてくれるか、長期試験をしてみるしかないですね。