昨日と今日、1泊2日の秘境ツーリング。標高1,918mに建つ『ハイランドしらびそ』に宿泊して迎えた朝。
明け方はガスっていましたが、陽が昇れば満点の青空!
・快晴のハイランドしらびそ お世話になりました |
結構お気に入りに。ソロで来るツーリングの際の中継点としても利用したいですが、ココに一人で泊るとちょっと『浮く』かもしれないという恐怖感。平日なら大丈夫かな?
奥に見えるアンテナは、携帯電話基地局と思われますが、少なくともau-3Gはほぼ圏外か、わずかにアンテナ一本立つかどうかなので、au基地局でないことは間違いなし!
ライダーの朝は早い。そう、早朝の空いている時間帯、涼しい時間帯に走る気持ちよさは格別なので、自動的に早起きなので・・・・す?
『起きろ~!』
・ぐぉぉぉぉ~・・・・Zzz | ・放っておいて朝ごはん |
昨日の夜遅くまで天体写真撮影をしていた御二方は、全く起きる気なし?
なんだかんだで皆さん揃って出発準備完了。
・出発前に集合写真 |
なぜか寝坊していた人々だけが気合を入れたポージング(笑)
さぁ、今日も走るぞ~!!
第八章:日本のチロル
昨日、苦労して林道クネクネを走破してきたわけですから、今日はいきなり出だしからクネクネ。
まだ体もタイヤも暖まっていないうちから、結構なクネクネ。
・クネクネ林道 |
考えようによっては最高に贅沢なツーリング。相当標高が高いところを走っているので涼しいし。道路脇を見ると急峻な崖。こんなところから落ちたら・・・・ジエンドですね。
じわじわ~っと標高が下がり、じわじわ~っと気温が上がり、残念ながら下界に近づいていることが体感できます。
当然渋滞とかとは無縁な林道を、バイクで心地良いペースで30分ほど走ったところで・・・・おやっ!?
・天空の里ビューポイント 入り口。展望台まで徒歩15分 |
ホテルでもらったウチワの写真で紹介してあった『日本のチロル』と呼ばれる天空の里。
この登山路を歩いて行くことで見られるらしい。
前回も歩くかどうか悩んでいた時に、あつおさんが歩く気まんまんだった記憶があるのですが・・・・今回も歩く気100%! 速攻でバイクを降り、ひとりスタスタと歩いて行ってしまいました。
負けずに私達も行こう!
・ビューポイントに向かって、プチ登山 |
えっほ、えっほ・・・・暑い~(泣)
そして到達したビューポイント。手作り感あふれる工事現場部材を組み合わせた展望台。すげぇ~
・天空の里ビューポイント 惜しい・・・・天空の里が半分切れちゃってる~ |
秘境から30分ほど降りてきたとはいえ、まだココは山深く、なんにもない地点。
コンビニは愚か、スーパーとかの商店も見当たらず、どうやって食料を調達しているの!?
自給自足なの???
・尾根に強引に平野を創りだして住んでいる感じかしら |
もうすこし谷に近いところに住めば・・・・と思ってしまいますが、そうすると川が近くて氾濫が怖いので・・・・と長い歴史の中でこの場所に落ち着いたのでしょう。
周りは全部山に囲まれ、機動力がないとこの場所からの脱出は不可能。
ここに生まれた子供は、小学校・中学校・高校とどのようにしていたのだろうか・・・・
疑問は果てしなく続きますが、ココに住み、これだけキレイに維持している住民の皆様に脱帽です。
第九章:国道152号・秋葉街道で脱出だ!
更に下界に降りて、ようやく(この辺りでは)幹線である国道152号・秋葉街道に合流。いや~ようやく下界だぁ~・・・・(爆)
こんな酷道でも、クネクネ林道をひたすら走ってきた身からすれば、立派な幹線!
暑い・・・・、昨日も味わった猛暑地獄との再来。長時間連続走っていられず、距離が伸びない・・・・
本来なら、朝一で一気に走り、大井川沿岸まで2時間まで走ってしまおうと計画していたのですが、オカシイ!
・まだこんな所かよ~と絶望している人々 |
休憩やらイベントが多すぎる!(笑) すこしピッチを上げて走らないと、山岳ゾーンから脱出できないぞ!
そしてもう一つ。今日は低気圧が北海道南岸を通過するのですが、その低気圧から寒冷全線が伸びていて、それが日本本土を通過。私達が予定している長野県南部~静岡県~東京コースではどこに逃げても必ず追いつかれ、天気が崩れそうなのです。
さらに東京地方には恒例の夕方豪雨も予報されているため、それも上手く避けなければ・・・・(汗)
・今日の天気図(後から日記を書いているので実況天気図ですが、走行時点ではここまでわからない。) |
気象前線が接近中。北の空の雲が怪しい色をしているので、できるだけ南に逃げたいんです。理想は高速道路まで逃げ切ってしまい、後は我慢してカッパを着て忍耐高速走行する・・・・。逃げきれずにこの山岳クネクネで捕まった日にはたまったものじゃない!
ゴー! 目指せ南だ! 脱出だっっ!
ガンガン走ろう。といっても、景色とか道のテイスト(? クネクネ具合とか。)は林道の時と変わらないんですけれどね。
・いちおう国道。道は狭いけれどしっかり整備されています。 |
クネクネだけれども、ハイペースで飛ばして距離を稼ぎます。
この道の通称は『秋葉街道』。なにそれ、このまま行くと秋葉原、いやAKB? いやいや・・・・それは後ほど答えがわかります(笑)
というわけで、R152の難所、青崩峠越え。酷道はこの峠区間は国道未開通なので、やはり林道で迂回する必要があります。
・迂回路の兵越林道 兵越峠(標高=1,165m) 長野・静岡県境 むむっ、県境標識がちょっとズレていない? |
ようやく県境。静岡県こんにちは。
まぁ走る分には、国道だろうが林道だろうが同じ。案内がしっかりしているからルートトレースがしやすいかどうかぐらいかしらね。
な~んて舐めたことを言っていますが、やはりそこは国が管轄するだけあって、金の掛け方がちがう・・・・。兵越峠を越えてだいぶ下界に降りてくると・・・・
・草木トンネル(L=1,311m)と、その前後の重厚整備区間 |
すごい立派な区間。Wikipediaによると草木トンネルとその前後の道路で180億円かけて整備して、将来の三遠南信自動車道として使う・・・・はずが、その後の調査でなんとたった今越えてきた兵越峠付近の地質が脆くてトンネルが掘れないことがわかり、ルート変更して青崩峠の西側でチャレンジすることに。
当然高速道路から一般国道に降格・・・・。2008年のソロツーの時は緑看板だったのですが、今は普通の青看板にチェンジされ・・・・
むむっ!
ということは、このトンネルと立体交差構造は・・・・あのボロい兵越峠へご案内する道ってことだけが役割!?!?
おぃぉぃ~、壮大な無駄が!
第十章:補給ポイント・・・・むむっ!
草木トンネルを越え、下界に降りるとようやく『街』。それも鉄道が通じている水窪(みさくぼ)の街。
この鉄道も、隣の谷で佐久間ダムを作るからっていうので移設されてきた訳でして、元々はこの地に無かった鉄道なのですが、"鉄道=1ランク上の街"という感じがする安心感。
その唯一の街でガソリン給油の予定なのですが・・・・
日曜日なのでクローズ!・・・・_| ̄|○ でたぁ~~、田舎攻撃が! これキツイのよね。
そしてこの先、集落は当分無いだろうと、街で一件の食事処でランチとすることに。ここまで店らしい店なんてなんにも無かったですから、ようやく発見したお店。コレを逃したら大変な事になる気がして・・・・
・水窪の街にあった食事処・国盗り |
時刻は11時55分。しらびそ~大井川までのルートの大体半分まで来たのですが、既に半日が経過(笑) 事前の計画が相当甘かったようです。
それにしてもこのお店、もの凄い名前ね・・・・
と思ったら、先ほど越えてきた兵越峠の県境を、長野県南信濃村の『信州軍』と静岡県水窪町の『遠州軍』とで毎年一回の綱引きで決めるという『峠の国盗り綱引き合戦』が行われているそうで、街をあげての『国盗り』ムードなのですね。
どうも前出の兵越峠の写真で、県境を示す標識が峠のピークではなく、ちょっと下ったところにあったのは、そういうことなのかな?(一応、国盗り合戦上のルールで、行政の境では無いとのことになっていますが。)
さて、店内は結構混雑。そりゃ~、ココしかお店がないわけですからネ。
下界の暑さにまいって、爽やかに冷たい食事にしましょう。
・冷やしとろろそば |
冷たいお蕎麦、美味しい~♪ ツルツルと食べちゃいます。
気がつけば、他の人々も皆さん冷たい麺類。
・やっぱりみんな暑くてたまらないのね。 |
ふ~、お腹は落ち着きましたが、バイク(の燃料)が空腹・・・・
店員さんに聞いてみると、最寄りの営業しているガススタは浜松に方面に40分。もしくはしらびそ方面に出発点以上戻る・・・・_| ̄|○
そして天気。スマフォで気象レーダーを確認すると、すでに県境付近が雨! 前線が県境付近まで追い付いてきたようです。
さぁどうする!?
・アッチにする? コッチにする? |
地図を眺めて、残りの走行可能距離とGSのありそうな地点を見極めつつ、雨に追いつかれないように南下して・・・・最悪雨に追いつかれたら大井川方面は捨てて高速に直行。
でもでも・・・・南に逃げつつもクネクネも・・・・・
贅沢なライダーの欲望です(笑)
そんな訳で、予定通りもう一本クネクネを行きましょう。
まふさん・ひょうちゃん自動車ペアは、ココでお別れして国道で高速に直行するそうです。
時々書かないと忘れそうですが、今日のツーリングはえぬむらさん壮行会も兼ねています。
臭い演技が入っていますが、これで1年間お別れとなるえぬむら氏と、再会を誓って固い握手!
・臭い~(笑) そして背景の雲が変な色! | ・こっちはピュアですね 1名のみですが・・・・ |
それでは、この先もお気をつけて!
第十一章:天竜スーパー林道とミスコース
水窪の街からは、県道389号にそれて山住峠越え。峠の頂上から尾根伝いに天竜スーパー林道が通っているのですが、私の事前調査によると通行止めとのこと。
なのでそのまま山住峠を越えて、谷沿いの県道をトレース。この県道もツーリングマップルではおすすめコースになっています。
・県389号・天竜スーパー林道交点 山住峠 標高=1,107m |
峠に着いたら疑問氷解。通行止区間はこの峠から水窪ダム方面だけだそうで、南下する方向は通行可能とのこと。ラッキー!
暑い下界より、高所の爽やかコースにしよう!
そして、前回ソロで訪問した時は、霧で視界不良。途中で走破を諦めちゃった天竜スーパー林道だけれど、今日なら走れるかも!
https://…/2008/06/27/ 天竜川下りツーリング・・・!?
行こう!
・涼しい~♪ 天竜スーパー林道 |
木々が迫るクネクネ路で視界が余り利かない所と、尾根ど真ん中で視界が利く所がミックスされた天竜スーパー林道。
バイクだと適度に走りやすく、そしてもちろんガラガラなので気持よく走れます。
景色は・・・・
・天竜スーパー林道の途中の休憩ポイントからの眺め |
どこまでも、果てしなく続く『山』。さすが秘境。朝から結構走ってきたのに、まだ視界には山だけ。どんだけ~
さっき、暑さでうなだれるように蕎麦を食べていたのとは異なり、ちょこっと標高が高くなるだけで途端に過ごしやすい気候。
いや、単純に前線が近づいてきて、雲が日光を遮っているからじゃぁ・・・・
やばいやばい。追いつかれないように逃げなければ!
この天竜スーパー林道は、大井川方面に抜けるための国道362号にぶつかる・・・・ツーリングマップルを読図すると土地勘のない人はまずそう誤読するでしょう。おすすめルート色が国道362号方面への道についているのですが、実際の林道本線は浜松方面に向かう国道152号に向かっている・・・・
・当然のように林道本線をトレース! この時、既にミスコース |
私達も自動的にミスコース(笑)
全員無線車なので、各自が各自の気持よいペースで走り、位置情報や対向情報を交換しながら走れば、集団走行なのに単独走行のような楽しさも味わえるし、無線の楽しさも味わえるし、一石二鳥の走法(笑)
そしてミスコースしたおかげで訪問することになった、秋葉神社。
・秋葉神社 |
全国にある秋葉神社の総本山で、火防(ひぶせ)の神様『秋葉大権現』の起源。こんな山奥にそんな立派な神社。そして諏訪から浜松まで続く"秋葉街道"は、この神社に参詣するため、秋葉山へと向かう道だったのね。
発音は『あきば』ではなく『あきは』(濁点なし)。
でも、電気街『秋葉原』との関係が全く無いとも言いきれず・・・・
江戸の街に大火に悩まされて、現在の秋葉原の地に神社を作ったのですが、『火防のため=秋葉大権現』との誤解から、『あきばさん』と呼ばれるようになり(濁点は下町なまり)、そして現在の地名『秋葉原』につながったんですって。
ということは『AKB48』にも繋がる!?
PRYCE16さま、しっかりお祈りしておきましょうね(笑)
第十ニ章:作戦変更
下界に降りたら、読図の場所に営業中のガソリンスタンドを発見し、事なきを得ました。
下界は暑い~・・・・
道の駅"花桃の里"で休憩しましょ。ついでに、道の駅から繋がる『夢の架け橋』を歩きましょ。
・天竜川を越える・・・・夢の架け橋 |
道の駅から続いている5連のアーチ橋。でも道路よりも一段高い所を通っているし、路盤等もずいぶんしっかりしているのになぜか歩行者専用。そして対岸に特に何が有るわけでもない・・・・
なんと、未成線に終わった国鉄佐久間線のために作られた橋脚を利用して掛けられた橋。なるほど、一段高く、妙に線形がよく、幅もそれほど広くない・・・・、全て鉄道の特徴に一致しますね。
・本当なら歩き通したいところですが、暑すぎて溶ける~~~~(泣) |
時間と体力が有り、そして猛暑がなければこの未成線を巡るなんて企画も楽しそうですが、ど~考えても今日は無理!!(ちなみに時刻は15時30分。)
冷やしを補給。
・道の駅 花桃の里 で冷気を補給 |
ココで改めて、スマフォで気象レーダーを参照して天気をチェック・・・・
雨雲最前線が・・・・き・・・・消えているっっ! やった! 前線が崩れちゃったみたいで、雨雲がチリチリに。
そして東京地方には予想通り雨が降っていますが、今から東京に向かったところでこの雨に当たるわけがなく、これは幸先が良いゾ~~~~!
ライダーチームは、高速直行プランは差し止め、東京に向かうために東に針路は取りつつも、もう一本クネクネを越えることに。
自動車のPRYCE16さまとはココでお別れ。
んっ!? なんか臭うゾ。
・あぁ~臭い! 芝居臭がっっっ! |
一年後の再会を誓う握手。なぜか自然な感じがしない写真です。
だって~・・・・この写真は2回目の撮影だし(笑) 初回撮影では光の当たり方がイマイチらしく、撮り直して・・・・
Pさまとは、"今ココなう"でリアルタイム位置通報を活用することで、ひょっとすると一度フォーメーションをすぐしても再び会えるかも・・・・と淡い期待をもって分離。
第十三章:遭難事件
さて、バイク組は県道63号で再び山越えで大井川を目指します。
ツーリングマップルでおすすめルートとはなっていませんが、この辺りで東に抜ける道はコレしか無いし、まぁ良いでしょう・・・・
・・・・
コケが生えているような険道!
・険道63号 |
薄暗く、ジメジメしていて、そして嫌がらせのようなロングスパン!
ココ二日間で、一番ハードな峠越え!
道の整備状態も、決して良いわけではなくペースも上がらない・・・・(泣)
ひぇぇぇぇ~。スパルタン臭がしてきたわっ!
・結構ハードな道 |
バイク3台は、例によって各々が楽しいペースで走行し、無線で連絡を取り合うモードで走行。私とえぬむらさんは送受信可能、あつおさんは受信専用。
グイグイと走り、そして大きな分岐で、一旦バラけたフォーメーションを組み直すために待機。
・・
・・・・
あれっ? 最後尾のあつおさんが来ないよ? もう少し待つか・・・・
・・
・・・・
あれれっ!?
無線でも呼びかけには当然応答できないし・・・・
むむっ!
10分ほど前に、あつおさんから携帯電話に着信が! 慌ててかけ直すも、深い山の中なのか、上手く繋がらない・・・・
何かあったな! 嫌な予感。
コケて川に転落・・・・して携帯水没したとか、崖からダイブして、携帯が壊れた・・・・とか。
いや~~~~~~~~~(叫)
慌てて引き返すと、小さな林道の分岐でケラケラ笑っているあつお氏。
どうやら道を間違えてとんでもない方向に行ってしまったらしい。明らかに道がひどくなり、無線が遠くなり・・・・さすがに違うだろうと引き返してきたんですって。
ふぃ~ 笑い話で済んでよかった~
ここから先は3台フォーメーションで走行することにしました。
・ずーっとこんな感じの険道 |
ここから先も、それはそれはもうウンザリするほどクネクネを味わいました(笑)
第十四章:温泉でまったり
ようやく・・・・ようやく大井川に出ました。時刻は17時15分・・・・シラビソからここまで2時間じゃぁ、絶っっっ対に無理でした。
心地良く疲れて、後は高速に乗って東京に戻るだけ。
でも・・・・この時間に戻っても渋滞にハマりに行くようなものですから、温泉に入ってさっぱりしてから帰りましょう。
道の駅 川根温泉内にある入浴施設"ふれあいの泉"。なんと大井川鉄道のすぐ脇にあり、蒸気機関車 から丸見え! もとい、お見送り出来るんです。
・道の駅・川根温泉の入浴施設 ふれあいの泉 |
ふ~っ、さっぱり。
露天風呂から大井川を見れば、確かに目の前に大井川鉄道の鉄橋。残念ながら蒸気機関車は時間的にもう来ないですが。
そして温泉施設には珍しいんじゃないの? 海鮮系の食事がラインナップ。いゃ~、ちょうど海鮮が食べたかったんだぁ~
マグロ丼~♪
・マグロ丼♪ |
へぇ~、この施設は宿泊もできるのか。それでいろいろ食事の種類があるのね。
第十五章:ラストスパート
英気も養い、もう日が落ちたので涼しい"川根路"を南下します。
・国道の対岸の県道は、信号もほとんど無く、ものすごく快適 |
すいすい~、とストレスフリーで新東名高速・島田金谷ICへ。
しかし・・・・現実は甘くはありませんでした。大井松田ICから渋滞30km!
・新東名高速・島田金谷IC |
まぁ、のんびり牛歩作戦で行けば渋滞も解消してくれるんじゃない?
静岡県内は渋滞とは無縁のスイスイ新東名。
・空いていて走りやすいね新東名 |
作戦通り、静岡SAと駿河湾沼津SAと寄り道して、おみやげ補給。
日が落ちないと、おみやげも傷んじゃうので買えないバイクの悲しさ。
そして私、この時点で結構どっぷりと疲れが・・・・。ベンチに座って水分補給したら・・・・体が硬くなって動くのが辛い。
・NEOPASA 駿河湾沼津 |
リゾートホテルみたいな外観のサービスエリア。
2階からは、絶景の駿河湾・・・・まぁ当然夜だからなんにも見えないけれど(爆)
・駿河湾は・・・・真っ暗 |
景色を見た後は、ベンチでぐったり・・・・
さて、私は新しく開通した圏央道で中央道に抜ける予定なので、次の海老名SAまでご一緒できない。ここでえぬむらさんと1年間お別れ。
むむっ! 臭く・・・・ないね。お互い疲れていてやる気なしのぐったりいやいや握手。
・臭くはないけれど、やる気のない握手。 |
おいっっ!(笑)
そんなこんなで神奈川県。渋滞はわずか5kmしか減っておらず、25kmの車列に突っ込んで、そしてすり抜けます。
苦痛な時間・・・・
むっ!
むむむっ!
無線で呼び出しが。なんと天竜川で一旦別れたPRYCE16さまが、付近の下道を走行中とのこと。
今ココなうを注視してくれていてバイクチームがガンガン追い上げてくるので、無線で呼び出してくれたんですって。素敵なサプライズ!ですね。
皆でもう一度、無線でえぬむらさんに"いってらっしゃい~"とご挨拶。
そんな訳で二日間、皆様お付き合いいただきましてありがとうございました。
スパルタンの認定基準の一日500kmを超えませんでしたが、たっぷり走って楽しかったツーリングなのでした。