(日付関係が多少前後しますが・・・・)先日のスパルタンツーリングに行った際、高速を乗った時にETC通信エラーが発生して、料金所通過時にバーが開かない事態が発生しました。
https://…/2014/04/26/ リベンジ!勝沼で桃ツーリング ~そしてスパルタンだった~
・【イメージ写真】こうならずに・・・・バーが開かずに『一旦停止』って表示に! |
その場で一旦停止と言ったって、それは対自動車に向けての話。バイクの場合はその場で止まってはいけません。強行突破です(笑)
バイクにETCを取り付けてから、バーが開かなかったのは今回が初めて。でも冷静に対応ができました。
無論、突破した後に端によって止まるわけですが・・・・
まぁ、今日の話は当日の顛末ではなくて、『なぜ通信エラーとなってしまったのか?』のお話です。
実はこの通信エラーが発生するちょっと前に、発電系統のコネクタ焼損事故の為に圧着端子による配線に変更する作業を行いました。
https://…/2014/04/19/ とりあえず機能回復・・・・電力線焼損事故 ~204,480.9km~
思い当たるのは、この作業しかない!
・【使い回し写真】電力線ケーブルの張替え とぐろの中心を交流電力線が! |
車両前後間に引き回しているETCアンテナと車載器を結ぶ同軸ケーブルと平行に交流電力線を敷いたからか・・・・
はたまた、そのときに配線に触れて、"何か"をやってしまったのか・・・・
でも、よく考えたらツーリング当日の朝は普通に使えていて、帰りの時だけダメだったし・・・・
ということは、通信?
通信エラーになった時も、LEDインジケータが赤と緑に点滅してエラーだよと警告していたので、本体の機能も生きているだろうし・・・・????
となると、とぐろを巻いているETCアンテナ線の真ん中を交流電力線が抜けるように配線して、右ねじの法則によりアンテナ線にノイズが乗ったか・・・・
という訳で、故障診断をしてみました。
まずは、バイクのメインキースイッチを投入してみると・・・・ETC車載器は正常に電源が入り、インジケーターも緑色点灯。ふむふむ、なんか機械そのものは正常な気がします。
ということは、通信か?
一番疑いの深い、レギュレータ付近の同軸ケーブルやらを見てみましょう・・・・
・目視でいろいろ見てみるも、特に異常なし |
う~ん、異常ないねぇ、しっかり配線されているし。電源が入っているので、当然ヒューズも問題ないし。
アンテナの角度も・・・・特に違和感ないし~
そういえば、バイク用品店に設置してもらったETC車載器って、そもそも電源とかどこから取っているの????
・頼りなさそうなETC電力線 |
スパイラルチューブでしっかりガードされているため気が付かなかったのですが、いかにもか弱そうなETC電源ケーブル。先端には私の大嫌いなワンタッチで分岐できるコネクタ(?)で、既存の配線に割り込ませてあります。
グランド側は・・・・むぅ~!
圧着端子が取り付けられていて、そしてレギュレータを固定するネジに共締めしてある・・・・
発見! 一つ前の写真に、エラーが写り込んでいるではありませんか。
このネジの締め込みが甘くて、圧着端子がグラグラしているじゃん~
なんだ~、私のイージーな作業ミスかよ~
・(左側)締め込みが甘いネジ |
・・・・
違うぞ。ネジを舐めているじゃん。だから締め込んだつもりが締め込めていなかったのか・・・・
圧着端子がしっかり固定されていないので、グランド側が走行中の振動によって接続したり浮いたりしているだけでした(泣)
ところで、いつ舐めちゃったんだろう・・・・_| ̄|○