一週間ちょっとほど関西在住・・・・そして昨日は移動日。
大阪駅前でたこ焼きを食べたあと、電車で(たしか)4駅の、鉄道科学博物館にやってきました~。
JR東日本の鉄道博物館(埼玉県・大宮)、JR東海のリニア・鉄道館(名古屋・金城ふ頭)のJR西日本版といったこの施設。駅の高架下スペースを利用しているのですが、前2者と比較してちょっと見劣りが・・・・そこで京都駅梅小路機関区跡に新たな鉄道博物館を作る計画が浮上。ならばと今の博物館を見おさめしておこうと思いまして・・・・(爆)
場所は弁天町駅(べんてんちょう)。
・JR弁天町駅 | ・構内にはデ~ンと広告看板が! |
ホームがやたらと広いなぁ~。きっと平日の通勤時間帯はサラリーマンで溢れるんだと思いますが、今日は休日の昼間。ガラガラです。
階段で改札フロアに降りると、鉄道科学博物館に直行する専用出口が!(←ただし、初めての人は非常に不安になる狭さ! 私はこれは違うんじゃないかと勘違いして大回りしてしまいました。)
そして駅前にありました。
・Modern Transportation Museum・交通科学博物館 |
なんか、さっきのホームの雰囲気と一緒で、空いていますねぇ・・・・
入場料は大人一人¥400円。とってもリーズナブル!
そして一歩場内に踏み入れると、春休みなのか子供がいっぱい!
入口側から部屋が7個に分けられて、第1室~第7室までそれぞれテーマを掲げて展示してあります。
ここは第1室『明日に向かって』。
宮崎の実験線で活躍したリニアモーターカーが展示してあります。(註:後で知ったのですが、実物大の模型だそうです(泣))
・リニアモーターカー マグレブML500 リベット打ち構造がなんか歴史を感じるわ~ |
写真では見たことが有ったけれど、実物をみるとリベットが目立ったりと、やはり写真では読み取れない部分を認識出来ます。
超電導磁石とかの展示もありましたが、東京の自宅からふら~っとバイクで行ける山梨リニア実験線での展示よりも、世代が古い分だけ設備が大掛かり。よくこれを走らせたものです・・・・
そして単純な展示だけではなく、いろいろギミックを凝らした展示がいたるところにあるのですが・・・・もはやボロボロ。
開館50周年を迎え、後釜の京都博物館も決まっている今、この博物館には予算がつかないのかもしれません。どれも動かなかったり、とても古かったり・・・・(一部新しいものあります。)
・なんとか動いているパネル。実物はまるで曇りガラスのようにぼやけちゃっています |
しかし、ひかり号には運転席に入れたりと、意外と太っ腹!(JR東海のなんてほとんど車内に入れなかった・・・・)
・新幹線ひかり号 | ・昔のこだま号 |
無論、どれも子供たちの順番待ちの列が出来ているので、私は遠目から眺めるだけでしたが。
大人気なのは、運転シミュレータと、車掌さんのドア閉めシミュレータ。他にも模型を動かしながら運転している気分になれる装置もありました。
・実際の運転台でシミュレーション | ・こっちは模型 |
あと、大規模鉄道模型ジオラマも。
一日数回の運転ショーが開催されるみたいです。
・大規模鉄道模型ジオラマ |
しかしなんかビミョー・・・・。JR東海の細かくびっちりと作りこまれたジオラマを先に見てしまったから、なんかスカスカ感が否めません。
屋外展示もありました。
・北海道初のSL 7100型 義経号 | ・湘南電車 |
しかし敷地は高架下とその周辺に限られているため、手狭感が・・・・
鉄道が中途半端な分、こっちに目が行っちゃいました(爆) 『交通科学』な博物館なので、なにも電車限定ではないのです。自動車や飛行機も展示してあります。
バイクも・・・・
・ホンダ・ドリーム300 CP77 白バイ仕様 |
年季の入った白バイ。これで速度取締をしていたのか(?)
そして国鉄が鉄道ではなくてバスにも注力していたんですね。国鉄仕様バスの展示。
・国鉄ハイウェイバス |
なるほど、展示されているものが大体わかったので、今度は事前に勉強してきてからもう一度見てみたいですね。あと内包している図書館も見てみたいです。
なんたって¥400円という格安価格。
半日潰せるんじゃないの(?)