2週間前に、車検整備のためにドック入りしていた愛車のバイクVFR750F(RC36)。ようやく整備作業が終わったとのことで、朝一で引き取りに行ってきました~
https://…/2013/01/30/ 愛車VFR750F(RC36)・車検ドック入り後の診断結果
せっかくの3連休が無駄にならなくて良かった~・・・・と言う気持ちはゼロで、どっちにしろ仕事なので、その前に取りに行くというちょっと残念な気落ち。
さて、健康のために最寄り駅から徒歩でバイク屋に到着~。
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・【使いまわし写真】バイク屋に到着しました |
まずは、整備してくれた内容の確認。
今回は結構若い整備士さんが担当してくれたのですが、(嬉しそうに。良い意味で。)『私は20万キロ走ったバイクを整備するなんて初めてですよ~』なんて言っていました。
結構細かく見てくれた様子がそのトークから伝わってくるのですが、印象的だったのが『あらゆる所が消耗品なんですね。ブレーキキャリパーのスライドピンが痩せているのを見て、こんなところが痩せるのが20万キロなのか・・・・』と。
ようはアチコチにガタが来ているということ。
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・ブレーキキャリパーのスライドピン |
うーむ・・・・お財布にずっしりと来るお言葉(泣)
交換した部品をいくつか残しておいてくれました。まずは、吸気系でエアクリーナーエレメント。
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・エアクリーナーエレメント |
今回、エンジンのほんのかすかな振動から、吸気系の不調を見抜き、予算内で処方してもらいました。
ていうか、エアクリーナーエレメントはまだ部品出るのか・・・・
汎用品のスパークプラグも新品交換。そしてキャブレターの同調調整。前回車検でキャブ内のゴム系部品は新品交換したのですが、金属部品もいろいろ痩せているんですって。全部交換していてはキリがないので今回はそのまま組み付けているそうですが・・・・キャブ内部まで痩せるのか(泣)
ヤセっぷりは参考になるのか、他の整備士さんも見ているらしく、一様に驚いていました。
続いて、リアブレーキフルードのリザーブタンクキャップの肥大化。
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・キャップが膨張して歪み、外れなくなってしまいました |
キャップが膨張してしまって取れなくなってしまったとのこと。
なぜリアのリザーブタンクだけ樹脂製なんだろう・・・・疑問がいっぱいです。リザーブタンクまるごと交換。
次は・・・・フロントホイールのベアリング。
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・ベアリング(2つのうちの1つ。)とカラー |
写真では判らないけれど、指で回してみるとよく判り、ゴツゴツとした手応えがします。このゴツゴツがハンドルを通じてライダーに伝わってきていました。
タイヤ交換をして当たりが変わった時に気が付くことが多いのですが、今回もタイヤ交換した直後からゴツゴツしだしたのでした~。カラーやダストシールも同時交換。
そして一番ショックなのが、コチラ。フロントスプロケット周り。
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・フロントスプロケット |
写真は交換で取り外した(4年間使用した)スプロケットですが、これに問題があるわけではなく、これが刺さっているカウンターシャフトの溝が痩せてしまっていて、溝が残りわずかという状態!
本来ならカウンターシャフトを交換するのが筋ですが、それをするためにはエンジンを降ろして完全にバラバラにしないとダメ!
延命策として、両者の遊びを可能な限り少なくするためにスプロケットを新品交換。取り付けるスペシャルボルトやワッシャーも新品交換してがっちり再組み付け。
整備士さんいわく、20万キロ走ったバイクにしてはまだしっかりしている方だと。そしてあと1万キロは余裕ですって。遊びが広がってきて、またカラカラと異音がし出してきたら寿命が近いとのこと。
クラッチとかも滑りを疑ったそうなのですが、コチラは全く滑らず! むしろ20万キロノーメンテは珍しいんじゃないのかと。
あと、ネジが破裂してしまって取り外すことができなくなってしまったブレーキペダルも新品にチェンジとなりました~♪
というわけで、久しぶりにバイクに乗りました。
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・やっぱりバイクは気持ちがいい! |
ポカポカ陽気の中をほんの少しだけれどもバイクで走ることが出来ました。
でも・・・・カウンターシャフトを長持ちさせるために、急加速急減速はなるべく控えよう・・・・
もちろんこの後仕事場に直行・・・・(泣)
おや・・・!(?)
10km走った時に気がついたのは・・・・スピードメーターが動いていないじゃん! 整備不良!
もう今からバイク屋に戻る気もしないし、バイク屋にスグ電話もしつつ目視で診断すると・・・・
ははぁ・・・・
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・目視診断中・・・・ |
一目みて、スピードメーターケーブルがきちんと取り付けられていないんじゃぁ・・・・
今回のドック入りでは、先に車検を通してからバイクの整備に入ったので、チェックが甘くなってしまったのでしょう。
仕事が終わって夜な夜な・・・・
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・ランタンで照らしつつ、スピードメーターケーブル周辺を修理中 |
修理。出場一日目からいろいろありました。
そして修理が終わるまでに走った距離は、いつもの様に推定するしかありません。
まずはバイク屋から会社に行き、そして自宅まで戻ってきたコースを、Google Map上で走行距離を算出。
Google Map上での理論走行距離: 36.2 [km]
続いて翌日。やはり自宅から会社まで通勤。この時は実車の距離計が治っているため、理論値と実測値を測定。
Google Map上での理論走行距離: 11.7 [km]
バイクで実際に走った時の距離: 12.05 [km]
なるほど、1.03倍の誤差がある事がわかったので・・・・
想定走行距離 = 36.2 [km] × 1.03 = 37.3 [km]
となりました。過去に二回も同様なメーターが死んでいる間に走行している距離があるので・・・
今までの補正距離 + 今回の補正距離 = 3,086.6 [km] + 37.3 [km] = 3,123.9 [km]
となりました。
ということは、20万キロを迎えるその瞬間というのは・・・・
200,000 [km] - 3,123.9 [km] = 196,876.1 [km]
なんて中途半端な値なんだ・・・・(爆)
あぁ~、ツーリングに行きたい!