都県境・大垂水峠 補充探索編

この間の日曜日に探索してきた『都県境・大垂水峠』。
地元なので自宅から30分ぐらいで到達できるし、日曜日にいくつか写真撮影を忘れたポイントとか、GPS測位していなかったりとかあったので、バイクでふら~っと流してきました。

https://…/2011/12/25/ 都県境・大垂水峠を越えるJR中央本線と国道20号・甲州街道 前編
https://…/2011/12/26/ 都県境・大垂水峠を越えるJR中央本線と国道20号・甲州街道 後編

本当に近いの! アッと言う間にお手軽探索。

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・R20甲州街道 大垂水峠越え  日差しがいっぱいポカポカ~

そしてバイクに跨るまでは寒くて億劫になってしまいますが、跨ってしまえば日差したくさんポカポカ陽気


今日はツーリング日和だよ~
という感覚も、実際の数字でアピールされると・・・・

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・今日も4℃かぁ~

訂正訂正! 結構寒い!


峠の頂上(この付近だけ凍結してたっぽい。塩カルばらまき!)で一旦停止して、GPSで標高測位

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・R20 大垂水峠頂上。 旧道の分岐付近

いったん下界まで降りて、今度は神奈川県側から旧道方面へ。


おぉ~、これこれ

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・旧甲州街道はこの先通行止め  (暗かったので、標識部分だけ色補正しています。)

通行止め予告の交通案内標識。そしてGPS標高測位


あとは・・・・国鉄小仏隧道の、神奈川県側の坑口見学。東京側はおそらく建設された時代とその長いトンネル距離から推測すると、重厚なレンガ製だったと想像できるのですが、蒸気機関車の換気装置を設置するため壊されてコンクリート製にされてしまいました。
それでは、神奈川県側ならレンガ製の坑口が残っているのではないのかと・・・・


R20・現甲州街道からはちょっと奥まったところ、旧甲州街道沿いにそれはあるようです。事前に地図で調べて現道からは『美女谷温泉』に向かって行きます。

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・美女谷温泉へ向かう狭い道  右はR20現道

』というぐらいだからまわりは山。そして目の前は川。当然太陽が当りにくいので凍結の危険が・・・・。
最初はバイクを止めて歩いていこうかとも思っていたのですが、とりあえず超スローペースで進入してみましょう。


さてさて・・・・

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・凍結は全然大丈夫。砂利が浮いているからスピードは出せないけれど。

凍結の心配なし!
なんかこの道、JRの工事関係者中央道小仏トンネルの工事関係者のためだけに残されているような道だなぁ・・・・


狭隘でも、バイクの機動力なら怖いものなし!
そして線路側に目をやると、見えてきました、レンガ製の坑口が

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・レンガ製の坑口と、石積みの付け柱。 やっぱり予想通り立派ですね~

立派立派。すご~く立派
さすがに笹子隧道みたいな総理大臣直筆の扁額は無いけれど、それでも伝わってくる重厚感


トンネルに近づくことが出来ないので、トンネルの反対側でさらに川を挟んだ道路からの撮影。ズームが利かないGRD4ではチト辛い・・・・
そして上り線の坑口はなんとか撮影できたとしても、後年に建設された下り線の坑口は、もっと奥まったところにあるのでまったく見ることが出来ません


これで撮影成功と思いきや、自宅に戻って念のため地図と睨めっこしたら、驚愕の事実が判明!

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・JR小仏隧道 神奈川県側の坑口付近・・・・

違う! 私が写真を撮ったのは小仏隧道ではない!!! 一つ手前にある短いダミーのトンネルだっっ!!

なぜに手前のトンネルがそんなに豪華なの!!!(?)(?)(?)


しまった~、もう一度追加探索に行ってこなければ・・・・。(しかし、真の小仏隧道の坑口を直接視認出来るか微妙だな・・・・。)

P.S. コメントで頂いた『階段らしきオブジェ』は、偵察済みなのです。
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・地図にあるトンネル脇にある階段ってこれのこと。 一応鎖で塞いでいます。 下り線路が見えます。