隧道2×隧道3=Fe

今日は、すっかり『隧道仲間』という台詞が板についてきた"くぼた"さんと廃隧道ツーリング。いつもと同じバイクと車の混成編成

https://…/2011/08/06/ 2011年・横須賀隧道巡りツアーに行ってきました
https://…/2011/04/30/ 廃めぐりツーリング・2日目 ~R152トレース/JR飯田線編~
https://…/2011/04/29/ 廃めぐりツーリング・1日目 ~海岸編~
https://…/2010/12/26/ 再び奥多摩廃線跡巡りをしたら、予想以上な景色に出会えちゃった件
https://…/2010/08/15/ SRT・・・・ショートレンジツーリング 隧道マニアの宴
https://…/2010/07/24/ 観音様と手打そばの郷 出流(いづる)でまったり・・・・

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・バイクは写っていないけれど混成編成

そしてターゲットは、八王子市民なら(きっと)お馴染みの八王子市内。五日市を抜けて奥多摩方面に行くときに通り抜ける『小峰峠』なのです。

小峰峠・・・・ちょっと前までは狭隘なクネクネで標高を稼ぎトンネルで山越えというよくあるパターンで、普通車でも結構難儀するところ路線バスまで走っていたハードさ!

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・八王子って広いね~。ちょっと走れば山っぽくなってきました

しかし現在では広い歩道まで完備された快適な『新小峰トンネル』と新道のお陰で、ほとんど標高も上げず、クネクネも全く無く、いつの間にかピークを越えちゃっているほど軟派な峠になってしまいました。

八王子市、小峰峠探索 新旧2つの道路隧道

アッと言う間に到着した小峰峠への新道旧道分岐点。道筋も完全に新道に向かって整備されてしまったので、旧道は完全に忘れ去られた状態・・・・

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・新道旧道分岐点 旧道は狭い路地みたい・・・・

そして旧道は・・・・

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・スグソコで車両通行止め っていうか交通標識間違っていない(?)

なんとなんと、車両通行止めだけれども歩行者通行可! 文字で車両通行止めって書いてあるのに交通標識は『通行止め』ってよく判らないなぁ~。
というわけで、新道旧道分岐点にバイクを止め、徒歩探索開始~!

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・10m先にはゲート。ここには『車両通行止め』と『歩行者専用』の標識が!

すぐにゲートがありますが、端っこは歩行者だけ通れるようになっています。
では、遠慮なく入っていきましょう。

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・落ち葉いっぱい! 小峰峠旧道

ほとんど交通が無くなって年月が経っているので、所々路面がコケでヌメヌメ! ずっこけそうになること数回。
そして秋。落ち葉によるウェザリングが素晴らしい~


狭いクネクネ。よくこんなところを路線バスが通っていたなぁ~・・・・(車掌さんが乗務して、前途の車を上手く捌きながら走っていたんですって。)

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・クネクネ・・・・ ・本当に路線バスが走っていたのかよ!

クネクネ~、くねくね~


そしてピークに登場するのが、小峰隧道1912年開通~2002年まで現役大正時代に作られたトンネルがなんと地元の八王子市内に現存するなんて!(まぁ、JR中央本線小仏TN周りとか探せば八王子市内にもたくさんミドコロがありそうだけれど。)

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・1912年に開通した小峰隧道 L=79.3[m]  この時代はコンクリート技術が存在しないのでレンガ製!
・↑くぼたさんってひょっとして元ヤンキー(?)(笑) 咄嗟とはいえなぜにそのポーズなのかしら(?)(?)(?)

うわぁ~、立派なレンガ製のトンネル。トンネルの教科書に出てきそうなぐらい、きちんと作り込んだトンネル。
写真に名称を記入してみました。この時代のトンネルってみんなこういう作りをしているってことは、この構造が隧道に適していると考えられますが、例えば『付け柱』とか『帯石』とか意味があるのかしら(?)

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・トンネル構造物の名称  ダウト!胸壁はもうちょっと上か下です。トンネル正面の壁のこと!

やっぱり飾り付けの意味もあるみたいです。(他の方のWebページを参考にしました。) 古い隧道って、当時の大変な期待というか、思いがこもっていたんですよ!!
長さ79.3mのトンネルでも、ひんやりと涼しいトンネル。車が来なくなった今、歩行者もわざわざこんなところまで来ないので、ひっそり静まりかえった重厚なトンネル。今のコンクリート製では味気ないただのトンネルが、これだけ丹誠込めて大事に作られたトンネルだと、いろいろと当時の物語を想像してしまいます。


トンネルの内側は、崩落の危険があるとかで15cmのコンクリートを吹き付けた工事をしてしまいましたので、レンガの地肌は見ることが出来ません

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・トンネル内の照明。手前は暗いですね・・・・

そして不思議なトンネル内の照明。こんな誰も通行しないトンネルに明かりが灯っている・・・・
不思議なことに、手前3つは薄暗く、奥は明るい・・・・


む~~(?)

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・トンネル内にこっそりと存在していた八王子市とあきる野市の境界標

その答えは、トンネル自体が八王子市とあきる野市に跨がっているところにありました。市境で電気配管が途切れていて、それぞれ別の所から給電されています。そして、八王子市側だけは薄暗い照明になっていました。
八王子、意外と徹底して節電しているのね!


こちらは新道を構成する新小峰トンネル。

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・新小峰トンネル L=656[m] コンクリート製 2002年開通 半径がとても大きい今風のトンネル

まったく面白みがありません。ただ、単純に不恰好なコンクリートトンネルではなくて、ちょっとだけ飾り付けしてあるのが唯一の救いですかね・・・・

青梅市、吹上隧道 新旧・旧々のトリプルワールド

続いてやってきたのは、小峰トンネルを五日市側に抜け、さらに山奥へ。これでもまだなんとか東京都!成木街道。

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・山奥でも東京都。おぉ前方にトンネルだ!

この辺りは八王子から秩父方面に抜ける時の快適ロードなので、しょっちゅう来ているところ。しかし今まで『トンネル』にフィーチャーすることは有りませんでした。


前方に見える『新吹上トンネル』。普通ならココを何の疑問も無くスイスイ~と通り抜けることでしょう。
しかし・・・・

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・成木街道 新吹上トンネルの手前でコースアウト!(爆)  1993年(平成5年)開通 L=604m

トンネル手前で脇にそれて停車。なんだかセンターラインの跡っぽいのと不自然な空間が・・・・


そう、当然目の前にあるのが『』吹上トンネルなので、旧トンネルも存在するはずなのです。


またしてもココから徒歩探索に切り替えて旧道跡を進んでいきましょう。

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・旧道方面を覗くと・・・・スグソコに旧トンネルが見えるじゃない!

なんとスグソコに旧トンネルが見えます。
先ほどの小峰峠は、峠道を回避するために標高の低い場所に新しくトンネルを掘りなおしたのですが、ここはすぐ横と言ってもよい場所にわざわざ新トンネルを作っているんです・・・・なぜ(?)(?)(?)


まぁいいや、とりあえず歩いていってみましょう。

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・旧道 やっぱり草ボウボウ

車が通らなくなると踏まれることが無いからスグに草が生えてきて道路が姿を消していきます。辛うじてセンターラインの跡が残っています。


そして見つけた!吹上隧道!(←トンネルとか隧道とか言葉が出てきますが、出来た時代により呼び方が違います。ここは隧道って書いてあるし、新しいほうはトンネル。)

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・吹上隧道  1953年(昭和28年)開通 L=245[m]

うっ! ここも照明が点きっ放し! 余裕で通行可能じゃん!(?)
平成世代のトンネルに続き、昭和世代のトンネル。この世代のトンネルはコンクリート製になってしまい味がない・・・・
そしてちょっと径が小さいかな(?) 大型トラックの離合はちょっと困難かもしれない。


トンネルを歩いて通り抜けました。内部は特に荒れている様子もなく当時のまま。光が届かないので植物が育たないので路面は荒れていません。


反対側に出ると、トンネルが掘り直された訳が判りました。現道よりかなり標高が高いところに出たので、多少のクネクネで坂を下る必要がありました。

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・トンネルの外は草ボウボウ ・ずーっと下っていきます

では坂を下って現道まで行ってみましょう・・・・
い~や、その前に吹上隧道よりもう一つ古い世代のトンネル(ココでは、旧吹上隧道と呼称。)があるのです。旧吹上隧道は、吹上隧道のちょうど真上を通っています。


その旧隧道に通じている道は・・・・っと。む~ココですか!

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・旧道から分岐している旧々道 ・ココを登っていくのか・・・・

もはや車道としての跡は残っておらず、徒歩登山道のような、いや獣道のような跡があるだけです。

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・道無き道を進む!藪アタック!

枯れ枝をバキバキとかき分け標高を稼いでいくと、なんとか道っぽい跡を見ることが出来ました。

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・掘割なのか、ただの沢なのか・・・・たぶん道路跡

そして・・・・

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・旧吹上隧道 1904年(明治37年)開通

あった! けれども強固な鉄板で完全に塞がれている! あちゃ~みっともない塞ぎ方! せっかくのレンガの隧道が台無し~

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・胸壁はレンガ製 ・帯石から上は崩れて、内側のレンガが出現

残念ながら帯石から上付近が崩れてしまって、内側のレンガ積みが露出してしまっています。一段毎にタテ、ヨコを交互に積み上げていることがよく解りますね。

しかし中に入れないのは残念・・・・いろいろな角度から隧道を観察したら、引き上げるしかありません。


今度は現道まで歩いて下ってみます。ヘアピンコーナーとかあったのね・・・・

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・成木街道時代の名残 ・いくつかのカーブと共に下っていきます

新トンネル、入り口はすぐ隣同士でも、出てくるところの標高がこんなに違うのか~とよく解りました!


結構降りてきたら、新トンネルのすぐ脇で合流し見慣れた現道と三叉路交差点。なるほど~以前は綺麗なスター型三叉路だったのが、新道に切り替えてちょっとへんてこな三叉路になったというわけか~

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・合流地点の成木8丁目三叉路 ・こんにちは新トンネル

新トンネルの脇には一件の食事処。ちょうどランチタイムのピークも終わった頃、『手打ち蕎麦・うどん ¥500円』という看板に惹かれてピットイン!


店内に入ると気が変わり、とろろ蕎麦¥700円にグレードアップ!

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・とろろそば と 田舎風手打ち蕎麦

美味しい! ちゃんとした手打ち蕎麦なのでコシが違う! これで¥500円+とろろ¥200円かよ~、素晴らしい!


食後、吹上隧道まで登る元気がないので、新吹上トンネル内を歩いて通り抜けて、最初のスタート地点に戻りました。
標高差がある地点間を結んでいるので、トンネル内はずーっと上り坂。

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・新吹上トンネルを歩く。片勾配なので換気制御装置付き ・なぜかこういうのに目が行くVI計(煙霧透過率計)

さあお終い・・・・ではなく、今度は反対側から旧吹上隧道アタック。トンネルから300mぐらい離れたところまで戻り、再び登山!
コチラはトンネル脇に民家があるせいか、道が生きています。

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・青梅側からの旧吹上隧道アプローチ路

テクテク歩いていきます。


なんか前回の横須賀隧道巡りのときも16km歩いたけれど、今回も既にこの時点で6kmオーバー!
そして到達した青梅側入り口。コチラも鉄板で塞がれていますが、反対側よりも保存状態が良いようです。

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・旧吹上隧道(青梅側)  鉄板でふさがれて、手前はがけ崩れ。薄暗いのでISO6400で撮影(泣)

アーチ、笠石、帯石など、各パーツがしっかりと形を保っています。


笠石はわざわざレンガの積み方を替えてギザギザを演出。素晴らしいね~

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・旧吹上隧道(青梅側)の笠石

97年前に開通か・・・・。よくこんなにも長い間、しっかりと形を保っているものだわ・・・・。
最近作られているコンクリートトンネルたちは、こんなに長い間持つのかしら(?)(?)(?)
そして、今の新トンネルですら線形が良くない!狭い!とかの理由で100年後には新々トンネルが作られる歴史を繰り返すのかしら(?)(?)(?)


こうしていろいろと考えることもまた楽しい。なんか古代建築とかが好きで歴史研究家とかの人の気持ちがほんのちょっとだけわかった気がします。


歩き回ると腹が減る!

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・おやつ  肉まんが美味しい季節

おやつで腹ごしらえしたら、もう一箇所寄ってみましょう。

青梅鉄道公園

近くて未知の場所。ここに鉄道公園があったのは以前から知っていたのですが、おそらく広場にSLがポツんと置いてあるだけとか、そんな景色を想像していたので今まで行ったことがありませんでした。
なんか入場料が¥100円かかるらしいのですが、逆にたったの¥100円なので面白くなかったらすぐに脱出すればイイや・・・・と、そんな軽い気持ちで立ち寄ってみました。

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・青梅鉄道公園

ただの住宅地みたいな普通の路地を進むこと1km。看板がありました。バイクは路駐、車は無料の駐車場に止めて、さて園内へ・・・・


えっ!(?)

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JR東日本!(?)!(?)

なんとしょぼい公園を想像していたのですが、見事に裏切られました。JR東日本の直営ですか!


確かに敷地は狭いのですが・・・・

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・ど~んとD51  光の角度の都合で看板が醜い~

その狭い敷地に所狭しと蒸気機関車やら電気機関車が並んでいます。しかしここは山の上で回りは住宅街。どうやってここまで鉄道たちを運んできたんだ(?)(?)(?)
昔はここまでレールが繋がっていたのかと思って地図とにらめっこしたりしてみましたが、どう見てもここは『鉄の孤島』。


展示してある機関車は全部、運転席に登ることが出来ますし、運転席に座ることも出来ます。

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・D51の運転席 ・ボイラーを操る弁や配管たち

狭いね~。そして目の前はボイラーという名のストーブ。バイク以上に夏場は暑くて倒れちゃうよ・・・・というぐらいキツい仕事だったのでしょう。


園内はほとんどが子供たち。そりゃ~近所の人々は¥100円(しかも子供は無料。)で一日遊べるんならお客さん集まるわ~。大人でも1時間なんてあっという間(爆)

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・古そうな電車 私には猫に小判か(?) ・踏切を自分で操作できます

実物の踏切を動かせる・・・・私もやってみたい~けれど、子供たちに占領されていて手が出せませんでした・・・・


中央線を走っていたという古~い電気機関車も展示してありました。こんなのが走っていたのか。

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・中央線を走っていた電気機関車 ・トーマスみたいな機関車

屋外展示なのですが、雨ざらしにならないように屋根がついているし、きちんと手入れがされているので、どの車両もピカピカです。


おもわず笑っちゃったのがこれ。構内にある時計は・・・・

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・駅にあるのと同じタイプ

駅と同じです。


建物の中には鉄道の展示物はありませんでしたが・・・・子供たちの夢、鉄道模型ワールドだっ!

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・部屋いっぱいに広がる鉄道模型ワールド!

いろんな電車が動いています。すげぇ~、ちゃんとぶつからないようにそれぞれの車両が自律的に動いているよ~~~~


感心して見ていたのですが・・・・

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・なんと係員の手動コントロール!

出た神業! ポイントとかここで動かしているのかしら(?)(?)(?)


こんなのもあります。

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・運転シミュレータ

写真パネルによる解説コーナーとかもあり、¥100円でこんなに見せてくれてもいいの(?)とコッチが心配になってしまうボリューム感!


そして(たぶん)目玉はこれ!

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・初代新幹線 団子っ鼻  今のスリムな新幹線に見慣れているとだいぶポテッとしたスタイルなのね

初代新幹線、0系
そしてこれも当然室内に入れます。

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・なんか懐かしい車内 ・初代新幹線には緊急脱出口がありました

うわ~古い~なつかしい~(たぶん)
座席に座ると・・・・狭い! そしてリクライニングもしないし。 今の新幹線ってずいぶん快適になったんですね~。


窓際だけに付いている小さい小さいテーブルとか、イスの手すりをパカッと開けて取り出す折りたたみ式テーブルとか。


そして運転席にも入れます! 初めて入る新幹線の運転席!!

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・新幹線の運転席  た~さま運転中 ・機器類がズラーっと並んでいます

運転席に座ると、目の前には260km/hまで刻まれた大きな速度計。最高速度を指示する信号機も内包しています。通常の丸型メーター式にすると目盛りが細かくなりすぎて視認性に難があるので、横に動くメーター。

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・実物を初めて見た!! すげぇ~格好良い~!!

これが新幹線の安全上の命ともいえる機器だったので、多重化されて斜め前にはもう一つ同じ計器が鎮座!

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・予備速度計

その命の信号計器の論理部は、運転席のすぐ後ろの壁面に。ダレもが素通りしてしまうここにも強烈に興味が・・・・

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・ATC論理架 "2 out of 3"設計。3重化多数決理論

同じ機器が3重化されているので3つ搭載しています。それぞれの論理出力を最後に多数決を取った上で、最高運転許容速度を運転士に指示するのです。


夕日の光線が強すぎるのと、子供たちが沢山でなかなかじっくりと写真撮影できなかったので、何がなんだか解らなくなってしまった写真でゴメンナサイ・・・・


グルリと一通りで2時間弱。¥100円。ものすごくお得でした!

青梅探索(?)

鉄道公園を見た後、ここまできたら欲を出してもう一つ・・・・
青梅駅周辺は『昭和レトロ』街の演出をしていて、赤塚不二夫会館とかもあるし、ここから歩いていけるので、ちょっと探索してみました。(山の上の公園から坂を降りればスグ!)

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・青梅のお店 ・いたるところにレトロ看板

いたるところにレトロな看板が設置され、そしてお店も昭和っぽくウェザリング。なんか北海道・夕張みたいね~

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・昭和レトロ商品館 ・赤塚不二夫会館

そしてまた、歩いて山を上り、バイクと車で帰りました。


結局歩いたのは9km越え!
この調子で歩き回ってダイエットしよう~っと。くぼたさま、お疲れ様でした!

P.S.

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・今日一日、実践運用してみた新型電源ポッドとモバイルGoogleマップ+Latitude  このお話はまた後日。