電源ポッド取り付け加工

さてさて、愛車のバイクVFR750F(RC36)に新型電源ポッドをガッチリと固定する作業をしましょう。
ちょっとだけ経緯を振り返ると、ロングキャンプツーリング時に困る電源の確保。近頃は充電が必要なモバイル系アイテムが増え、毎日充電しなきゃならないほどだし、Googleマップ+Latitudeを利用したリアルタイム現在位置連動ブログをするときは、常時給電でも間に合わないぐらい!

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・リアルタイムブログを運用中の北海道ツーリング2011。雨でも常時給電する必要があるのです。

https://…/2011/07/23/ 期間限定・実験企画:たーさまの現在地はココ

そう、雨を気にせずに走行中に充電できる環境が欲しいのです! こんなの付けたら日常ツーでは恥ずかしいのですが、ロングツーリング時の快適さと天秤にかければ(私の場合は)コッチが勝つのです。


そんな訳で選定したのがコチラ『ペリカンケース』。完全防水でタフなやつと、それをバイクに取り付ける為の部品類。


ペリカンケース自体には穴やフックを引っかけられないので、バンドで固定する方法は使えず、ケース自体にドリルで穴をあけてボルト締め作戦

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・作業開始~ センターポンチとドリルビット 2.5mm・3.5mm・4.5mm・5.0mm・5.2mm

こういう加工は朝飯前!
バイクに置いてみた時に、穴をあけても良い場所を大雑把に鉛筆で印をつけてきたので、なるべく外側の踏ん張りが利きそうな場所に狙いを定めて、センターポンチを迷わず打つべし!打つべしっ!

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・センターポンチを・・・・打つべしっ! ・2.5mmドリルビットで先進導坑を開けます

あぁ~、もうこれで新品のペリカンケースが傷物になってしまった!


上手いこと先進導坑を開けたら、今度は径を太くしていく作業。徐々に太いドリルビットに交換しながら穴を広げていきます。

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・4個所の先進導坑はバッチリ! 続いて3.5mmドリルビットで拡幅工事

最終的にはM5ボルトを通すので5mmの穴だと微妙かな(?)と思ったけれど、なかなかどうしてぴったりボルトが通ったのでコレで完成。


さて、試しに実車に置いてみよう・・・・

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・ケースを置いてボルトを通してみました ・矢印の部分の凸部が邪魔!!

うっ! パニアケースステーの凸凹に干渉して、ボルトを受ける下部ステーが取り付けられんっっっ!
仕方ない、今開けた穴は電源引き込み用の穴に流用することにして、新しい5mmの穴を開けます。今度はぴったりと設置できそうです。
続いて、AC100V電源ケーブルの設置。なんたって防水性能に与える影響を最小限にするために、ケースの穴径はギリギリの7mmなので、コンセント自体が通らない!
いったん切断して穴を通し、それぞれを半田付けします。

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・AC100V電源ケーブルを通すための加工をします

さて、いよいよ取り付け。
ボルトとワッシャ、ナイロン入り緩み止めナットで締め付けます。

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・バイクの下からISO6400高感度撮影

ケース自体が強固な構造のため、ケースの内側にステー等の補強は不要でいけそうです。


ケースに元々付属していたウレタン(?)を元通り装着して完了。試しにスマフォと充電器と補助バッテリーを入れてみました。

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・うう~、補助バッテリーを追加したせいもあるけれど、もうすでに狭い!

う~む、早くも容量的にキツそうだなぁ・・・・


とりあえずガッチリと取り付けが完了したので明日の運用テストを兼ねたツーリングで使用感を確かめてみることにします。

https://…/2011/11/20/ 電源ポッドの検証