東芝製DVD/HDDレコーダー『RD-X2』の修理

自宅では相変わらずアナログテレビ環境。未だに4:3のテレビだし、HDDレコーダーもアナログ世代。(ケーブルテレビ局がデジアナ変換してくれている。)


いいかげん買い換えればよいのに、まだまだ使えそうなのでそんなつもりは全然ありません(爆)
とっても古い東芝製RD-X2を使い続けているのですが、このブログの過去記事に『買った』という話が出てこないので、2004年以前に購入したから、少なくとも7年間は使っているようです。(東芝プレスリリースだと2002年発売。ということは・・・・9年!)


ハードディスクはまた大丈夫なのですが、肝心のDVDドライブが非常に調子が悪い!
それもDVD-Rは普通に使えるのですが、DVD-RAMが全然認識しない・・・・。別にそれでも不都合なく使っていたのですが、地デジに移行して受信する信号に『コピー禁止』が含まれるようになったのか『DVD-Rに焼く』ことが出来なくなりデータを逃がす場所がなくなったので、HDDレコーダーには過去の番組が溜まるばかり・・・・

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・ドライブが調子悪い東芝RD-X2

ググッてみると、どうやらドライブがこの症状になるのは当たり前らしい・・・・。それぐらい壊れるのね、このドライブ。まるで愛車のバイクVFR750F(RC36)のレギュレーターみたいだわ(爆)


HDDがパンクしそうなので、重い腰を上げて何とかしてみることにしました。
ドライブ自体はPC向けの汎用品を使っているので、オークションで使えるのがないか探してみつけた松下製ドライブ。
なんと¥500円


よし、さっそく解剖してみましょう。まずはカバーオープン!

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・ネジ7本外したらカパーオープンできました

以前から持ってもスカスカっぽいなぁと感じてはいましたが、実際に見ても本当に中身がスカスカ!


続いて、フロントパネルを外しハードディスクを外せば、お目当てのDVDドライブを取り外せました
(ハードディスクを取り外さずにDVDドライブと格闘していたのですが、全然外れないどころか、フラットケーブルがコネクタから抜けてしまい、しかも手が入らないところなので他のところもバラして接続復元して・・・・ケッコウ面倒でした。)

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・ハードディスクとDVDドライブを外したRD-X2

なんか、よりいっそうスカスカになったなぁ・・・・これで14万かよ!!!


なになに・・・・左手の黄土色(紙フェノール)の基板は電源基板(って書いてある)で、垂直になっているのはおそらくATAインターフェイス関連の処理をしているのかな(?)
それ以外は大きなチップも無いしなんじゃこりゃ・・・・。ということは垂直のヤツはATA以外にも全てのデジタル処理をしているプリント板で、水平のヤツがアナログ処理か・・・・な~んてつい考えてしまいます。


作業に戻りましょう。マウント用のステーを入手したドライブに移植します。

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・右が今まで動いていたドライブ ・フロントパネルは要らないから外そう!

ネジ4本を外して移植。フロントパネルはプラスチックのツメで引っかかっていただけなので、コレも取り外し。


あとは元通りにくみ上げるだけ

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・組み立て完了~

ちゃんとネジも余らないで組み立てが完了しました。


試しに電源を入れてみて、テレビ観賞に番組録画、DVD鑑賞は当然OK。そしてDVD-RAMも一発認識で快調~

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・古いカートリッジ式DVD-RAM

これで内臓HDDの録画データをDVD-RAMに逃がせるようになりました。
この先壊れても良いように、もう1つドライブ調達しておこうかしら・・・・