北海道ツーリング5日目・今日も盛りだくさん!

北海道、道東、標茶町。多和平キャンプ場の朝。寒い~~~(泣)
ジャージ着て寝ています・・・・が昨日以上に寒い!


日が昇りテントが明るくなると自動的に目覚める・・・・んっ!(?) いやな音がする・・・・雨!
朝5時、濃霧&雨。出発見合わせ中。今日は観光カットだな・・・・(泣)

・霧は無くなりましたが・・・・ ・こんな天気の中をカッパ着て出発

こんなときにはテントでじっと動かずに一日ステイというのも手なのですが、もう今日から東京に向けて少しずつ寄せていかないとダメなスケジュール・・・・


朝6時半、カッパ着て凹むの覚悟した上で出発したのですが、近くの道道まで数キロ走ったら・・・・路面ドライ!雨が降った形跡すらない。どういうこと!(?)
まあ、うれしい誤算だから、細かいこと気にするのやめようっと!

・北海道といえば・・・・セイコマ。カッパ脱いで体制立直し。路面は完全にドライ

急遽計画を練り直し、降らずに行けるところまで行ってみよう。目標は『釧路湿原 コッタロ展望台!』。
この展望台、釧路側(塘路湖側)からアプローチするとダート走行5kmを余儀なくされるため、鶴居村方面から回り込みたい! 多和平から国道&道道経由だとだいぶ遠回りになるため、農道をチョイス・・・・

・多和平CP→コッタロ展望台への走行軌跡

後からGPS軌跡をみればこの迷走っぷりが良くわかりますね~(恥ずかしい。)
農道は一切の案内が無いので、多分この道だろうと進入したまでは良かったのですが、その後完全に自分の位置をロスト! この悪魔のような農道は結局元の磯分内に戻ってしまい、標茶市街を経由した国道アタックに切り替えざるを得ない・・・・


1時間のロスタイム!

釧路湿原・コッタロ展望台

完全舗装路経由で到達したコッタロ展望台。ただし絶景を望むには、だいぶ階段を登る必要があります。

・コッタロ展望台・・・への入り口 ・絶景には苦労がつき物

この階段ショット、本当はもっとたくさん階段を登っていますが、おっさんが階段登るの実況中継しても気持ち悪くなるだけなので省略!
そして・・・・

・厳密には釧路湿原じゃないコッタロ湿原の眺め  素晴らしい~
・アッチもコッチも緑が美しいね~

うわ~、すごいね~。曇り空ぐらいのほうが湿原っぽい感じがしていいかも! よくこれだけの範囲にほとんど人工物が無いなぁ・・・・


だ~れもいない展望台でしばしまったり改めて人間のちっぽけさを実感
それにしても寒い~。風があるのでジッとしていても手がかじかむ~


展望台から湿原側(塘路湖側)は・・・・やっぱりダート!

・砂煙を上げながら走っていく軽自動車

湿原へのダメージを最小限にするために、舗装していないんですって。このダート路でもあるのと無いのとでは大違い。だいぶ時間短縮になるため、四輪はバシバシ使っているみたいです。
当然私はこのダートが嫌いなので、もう一度鶴居村経由で、標茶の町に出戻りです。

二回目のミスコース

いったん標茶の町に戻った後は、海岸線! 厚岸の町を目指してからシーサイドトレースと行くつもりでしたが、どうも地図の読み込みが甘かったようで、思いっきりミスコース!
あるべきはずの分岐がなかなか出てこないのに、地図に載っていない分岐の青看板は出てくる。しかも方向案内があさって方向だし・・・・(?)(?)(?) どうも脳内の感覚とずれている!


こう思ったらさっさと停車して、山座同定リプロット。(←地図上の今自分がいる位置を、周りに見える目標物から特定する意。)

・A分岐と、A'分岐を間違えて、全然違うところにいる!

道道を厚岸に向けて走り、国道を右だな・・・・とゆる~く覚えていたので、はるか手前のA'分岐を曲がってしまったみたいです。


急遽海沿いに向けて軌道修正。しかししかし、偶然作戦。
以前の日記にも書きましたが、ツーリング中の駅はオアシス確実に地図上の場所と現在位置を同定出来るし、自販機で休憩も出来る可能性があるし、公衆電話で助けを呼ぶことも出来る。(←今なら携帯電話で一発ですが・・・・、昔は通信手段なんて持ち歩いていないので、駅に来れば確実に通信手段があるのは心強い!)

https://…/2008/03/20/ 駅はオアシス

とりあえず駅前で休憩・・・・んっ!(?)

・JR上尾幌駅

踏切りの音が聞こえる! ヘルメットかぶったまま猛ダッシュすると・・・・

・昨日に引き続き、今日も奇跡が続いている!

げげっ! 電車到着! なんだろう、昨日から続くこの運は・・・・。
だって、駅にある時刻表みると、こんなだよ!

・偶然10時11分にココに来たわけなのね

あと1分違うだけでこんなシーンは撮れなかったのですから。


というわけで、軌道修正完了。北太平洋シーサイドラインに進みます。

少しだけ・・・・北太平洋シーサイドライン

せっかくのシーサイドラインも、この天気では・・・・(泣)
ていうか、夏の時期に晴れを期待するほうが間違っているほど、霧や雲に覆われている場所。

・降られないのが奇跡のような天気が続いています

夏にくるといつもこんな感じです。
景色が望めないときは、例の看板のコンプリートを目指すか・・・・


これです、難読地名の看板。釧路町内に設置してあります。

・難読地名の解説看板 ・おしゃまっぷ・・・・漢字変換できん!

ここに来る度に毎回この看板をコンプリートしようとするのですが、一体いくつあるのかも解らない・・・・。それほどこのシーサイドライン沿いには難読地名が多いんです。
毎回の写真を全部合わせてもコンプリートしていない自信がある!(爆)

・ずら~りと並べてみました。 これでも撮影したほんの一部のみ   ブイマ!(?) アッチョロベツ!(?)

基本的には、シーサイドラインから海岸沿いの集落に向かっている分岐の部分にこの看板が建っているのですが、ところどころ例外があって・・・・

・ただの直線の藪の中に埋もれている!隠れキャラ!

普通の直線区間にも存在している! 普通にぶっ飛ばしていたら絶対に発見できないので、低速探知モード走行・・・・この看板も見つけても止まりきれず、わざわざUターンして撮影。


俺なにしてるんだ・・・・(?)とか深く考えてはいけません(爆)

太平洋炭礦展示館 

北太平洋シーサイドライン側から釧路の街に近づくと、ちょうど街の入口付近のロケーションにあるこちらの展示館。
まったく案内が出ておらず、この手のピンポイントにアタックするのにツーリングマップルは向いていないという特性のため、過去2回もアタックに失敗していましたが、今回はスマフォGPSパワー!


確実にアプローチが出来ました!・・・・けど。

・ようやく訪問できた太平洋炭礦展示館 ・CLOSED

なんだよ~休館日!
日本で最後まで、現役の炭鉱として頑張っていたこの地。それを記念した展示館なので、結構興味があるのですがね・・・・


でも完全に場所がわかったので、次回北海道ツーの時に残しておきます。(ということは、また道東&北太平洋シーサイドライン訪問になるのね。)

釧路の橋とチロル

いよいよ大都市、釧路市。
2005年の北海道ツーリングの際、偶然通りかかってびっくりしたロータリー交差点。いきなりだと人間どうしてよいかわからず固まりますね・・・・


そんな、駅前のロータリーではなく、バシバシ走っている道路に突然出現するロータリー。しかも右左折の車も非常に多い、有意義に使われているロータリー。わざわざそんなロータリーを見に行く・・・・なぜ(?)

・釧路のロータリー

写真の正面に写る白い建物は、日本銀行。その向こう、釧路川にかかるのは、北海道三大名橋の"幣舞橋"。
橋の上に四季を表現した彫刻像が建っているモダンな橋。今の橋でなんと5代目!

・幣舞橋 像が一つ写っていますね~ 周りは公園やフィッシャーマンズワーフもある観光スポット!

よし、じゃぁゆっくりと観て歩いて・・・・


うるさいなぁ・・・・


なんだよ・・・・パトカーとか消防車とかうじゃうじゃ集まってきた!

・目の前でどうやら事件発生! プルーシート見たくない ・パトランプ&サイレン鳴動の警備艇まで来た

なんか、ぜんぜん観光の雰囲気じゃなくなってきた・・・・
警備艇が幣舞橋をくぐれないらしく、直前でボートおろしたり作業していて、騒々しいったらありゃしない!


残念だけれども、脱出! すぐ隣の久寿里橋へ。そう、コメントで教えてもらった『チロル』で御飯食べよう~っと。

・チロル・・・・ひっとして閉まっている!(?) ちょっと怖くて入れなかった・・・・

なんか生体反応がしないような佇まい(←ごめんなさい。)。かろうじて看板があるからチロルには間違いなさそうなんだけれどもねぇ・・・・

・チロル

定休日なのかなぁ、店を閉めてしまったのかなぁ(?)(?)(?)(?)


う~む、もうツーリング運は使い果たしてしまったらしい。

・気温15℃。寒い~

今日も相変わらず寒いし。毎日これだともう慣れてきましたよ・・・・。

釧路フィッシャーマンズワーフ 

む~、ちょうどお昼時なのに、お目当ての食事どころが消えた・・・・。他の場所は知らないし・・・・


というわけで、やっぱり幣舞橋に戻り、すぐ隣のフィッシャーマンズワーフを歩いてみようっと

・釧路フィッシャーマンズワーフ Moo

中に入るとその名のとおり観光市場。海産物から野菜まで何でも売っています。人影は妙に少ないけれど
なになに・・・・2階は屋内屋台村かぁ。なにか食べれそうだぞ~


というわけで、おすし屋さん発見! そういえば、今回の上陸でウニ丼食べていなかったっけ・・・・
知床をパスしたおかげで不思議と機会に恵まれなかったし、ウニいっとこう~~~~


メガ盛り生うに丼¥2,300円だって。なんて魅力的なネーミング。奮発してこれにしちゃおう~~~~

【美味#9】これでメガ盛り生うに丼!(?)!(?)

これでメガ盛り(?)(?)(?)(?) むむむ~~~・・・・ ちょっとがっかりしました。


い~や、もう一つ出てきました!

・なんとウニが一船丸ごと!!!

ぐわ~、ノックアウト!! すげぇ~。思わず声に出てしまったら、お店の人も『そうでしょ~、これ絶対お得よ~』ですって。


そのまま刺身で食べるのもよし、御飯にライドオン!して食べるも良し!

【美味#9】釧路フィッシャーマンズワーフ『ブぅ~』のメガ盛り生うに丼 ¥2,300円

どうしてどうして! 苦味ゼロ! 甘~い! 美味~い!
釧路でも十分美味しいウニを満喫できました。御飯食べきってもいっぱいウニが余っているし・・・・イイ!


あぁ~お腹いっぱい。

釧路からは幹線国道38号で帯広まで・・・・と考えていましたが、天候が回復してきた途端、欲が出てマイナー国道392号にスイッチ!
大型トラックが少ないため、格段に走りやすい!


おやっ!(?)

・すぐに廃アンテナが異変を探知!

今回は『』な物を見つけるたびに止まるルールなので、急制動~~~~!


そう、国道の橋のすぐ脇にあるコンクリートのオブジェ。むむっ!!

・このオブジェは・・・・ ・間違いなく鉄道廃線跡!

廃線跡発見。そういえばこの国道沿いに廃線跡が続いていた記憶が。大昔にこの道を通ったとき、××駅なんていう青看板が残っていた(←でも草ぼうぼうで近づけないし、その頃はまったく興味が無かった・・・・)のを思い出したゾ!
よし、事前情報は何にも無いけれど、見つけたものをじっくり観察してみよう~


この木が生い茂った土手が続いているのは・・・・

・この土手は(?) ・やっぱり廃線跡!

廃線跡。緩いRを描いてずーッと先まで続いているので、一目でわかります。

・緩いRで左前方に伸びていく土手

この先、道央道の建設工事現場とオーバーラップしていて、以前とはだいぶ様相が変わっていますが、峠を越える谷スジには、道路も鉄道も、新しく建設される高速道路も集まります。


そして川も!

・川を渡る廃線跡の橋#1 ・川を渡る廃線跡の橋#2

おかげであちこちに橋が残っています
こりゃ~、一つ一つ時間をかけて歩いてみたいけれど、一人だと蜂とか熊の危険が!

・川を渡る廃線跡の橋#3 ・道路を渡る廃線跡の橋

あちこちいっぱい残っていますね~。本気で観るならここで一日時間を使うぐらいの配分をしないとダメだな・・・・


まぁ、今回は遠くから眺めるだけにしておきましょう。

DCTgarden IKEDA

まだ高校生ぐらいだった頃、よく聞いたなぁ~ドリカム。ボーカルの吉田美和さんの生まれ故郷の北海道池田町。池田町と聞くと『ワイン城』が有名ですが、その隣にある『DCTgarden』を見逃していた!

・池田ワイン城はパス! ・DCTgarden IKEDA

残念、館内は撮影禁止!なのですが、実際に使っていた衣装がずら~。こんなに身近で観たこと無かったけれど、ものすごく精巧に作られています。
一部は、布団圧縮袋みたいなのでぺッタンコで保存していました。このテクニック・・・・キャンプライダーだけじゃなかった(爆)


ファンの人は見てみると面白いんじゃないかな(?)
ちなみに、ワイン城はスルーしました! 

帯広ステイならもちろん豚丼

明日は一気に函館まで走る・・・・私のペースで何とか走りきれる距離の限界がここ帯広。
なんか最近距離を走りっぱなしで疲れが溜まっているし、明日以降もまたぶっ続けで走るので、エネルギー充電もかねて宿泊します。

・さぁ、もうすぐ帯広だっ! ・大量の昆布を買ったので、バイクが荷物だらけに

ところで、日頃のジムでの鍛錬が効いているのか、疲れ方が普段のロングツーリングと全然違う!
普段だと体中が痛くなって(しかも決まって背中から。)くるのですが、今回は全然平気! 調子に乗って連日走ってしまい、体中が重いというわけです。


そして当然、帯広ステイならばすることは一つ。

・豚丼 ぶた八

豚丼屋さん巡り


数日前とはまた違うお店『ぶた八』へ。
小さい丼にしておいて複数のお店をハシゴしようと思っていたのですが・・・・


あぁ~、ガマンできない! 一番巨大なのを食べたい!

【美味#10】ぶた八『一朗』 なぜか期間限定で¥1,195→¥895 美味しそうでしょ~~~♪

大迫力の一品!

ここの店主、出来たてアツアツを提供するのにこだわっていて、一度に1~2杯ずつしか作らない。
気合を入れて一杯一杯作っているせいか、『味には絶対の自信がある』『ぜひ味わってくれ』と出してきてくれました。


量は多そうですが、豚肉はやや薄めにしてあるのであっという間に完食。タレのコクがいいよ、深いね


最後に味の感想を聞かれたので『タレにコクがあって味が深いですね』と素直に答えたら・・・・
そうだろ~、お兄さん味がわかるね~! うちのタレは8時間煮込んで作っているからねっ』と自身満々。

帯広豚丼に関して1ページにまとめてみました。私のHPの 帯広豚丼 コーナーへどうぞ!


さて、今日はこれでおしまい。
朝一番では天気ダメだぁ~と諦めかけたのですが、なかなかどうして。まだ微かに運は残っている!
明日もきっと天気は問題なさそう!


宿でお風呂に入ったら、自動的に落ちるように就寝・・・・ぐっすりです。おやすみ~

https://…/2011/07/21/ 北海道ツーリング6日目・結果的に鉄分500%!