最近は梅雨らしいジメジメしたお天気。いいのいいの。今のうちにしっかり降っておいてもらって、7月中旬にはスカッと晴れてほしいんです。
さて、先週登場した対北海道ツーの装備『ホクレン旗ステー』。せっかく作ったのに風を受けすぎてしまうことが判明。これで3,000kmも走ったら旗は間違いなく粉々になって飛んでいってしまう・・・・
そう。対北海道ツーの装備は常に高い巡航速度と、日常では考えられないほどの距離を一気に走るので、なによりも質実剛健さが求められます。
・先週作ってみた『ホクレン旗ステー』。位置がかなり外側なので、風防エリアからはみ出てしまいました |
そんな訳でして、前回の欠点を改修するために、また新たな作戦を実行してみます。
注目したのは、イタリア・GIVI製のパニアケースステー。これは、いろいろなバイクに取り付けられるようにある程度汎用性を持って作られています。
・パニアケースステーの取り付け穴に着目 | ・最初からいくつか穴があいています |
寸法もある程度可変できるように、ネジ穴もいくつか開いていてしかも未使用ときたら、これを利用してみることにします。
え~っと、ネジの直径は・・・・8mmか。先週買ってきた10mmボルトは使えん!
というわけで、またもやホームセンターをぶらぶらして、買ってきたのはM8×40ボルトナットセット、¥148円。
もともと固定していたボルトは一つ内側に移動して、開けたスペースにL型金具を設置。ボルト締めします。
・固定用のボルトを移設して・・・・ | ・3mm厚のL型金具を設置 |
先週製作したステーよりも5cmほど内側に寄っています。
おっと。このボルトは無線アンテナのアースポイントとしても使用している大事なものだった・・・・
・アースケーブルは延びないので、旗ステーに共締め |
これが有るのと無いのでは、AMラジオの感度がまるで違うんです。
さて、またしても本物のホクレン旗を取り付けてみます。
・新ステーにホクレン旗を取り付け |
う~む。ギリギリで旗の先端がアンテナにヒットする! アンテナにとってみれば何にも悪い事していないのに、3,000km鞭打ちの刑になってしまう・・・・
とりあえず今日まで無料のR16八王子バイパスで試走してみて、なびき具合によってはさらにボルト1本分内側にズラせるし、ほんのちょっとだけアンテナから距離が取れるし・・・・目で見て判断します。
・試走中 |
おっ、写真の撮り方も悪くてうまく写っていない(どうしても左手でカメラ持って右側を写すから死角になっちゃう!)けれど、かなり内側に寄ってライダーの陰に隠れたよ! 旗のなびき具合も100km/h巡航でだいぶマイルドに。
よし、これで行こう!