アイソレータって・・・・なにそれ!(?)という人もいると思いますが、自動車やバイクの電源系統を分離して、本来の走行用と、アクセサリ用と別々にするものです。
大型キャンピングカーとかだとこれを装備していて、エンジン停止時にも電気が使えるのです。走行用電源と別になっていますから、アクセサリ電源を使い果たしても本来の電源でエンジン始動や走行は当然可能です。
・(本物の)アイソレータの接続イメージ図 | ・私の愛車VFR750F(RC36)にも欲しい! |
そう、私のバイクにもこの機能が欲しいのです!
多機能無線機FTM-10Sを積んで、MP3プレーヤーも接続して走行中はとにかく快適なのですが、逆に休憩中とかが寂しい・・・・。
渋滞の中で信号にハマって、暑くてエンジンを止めたい時でも、ラジオがちょうどいいところなので聞きたい・・・・な~んて感じでエンジンノンストップなんてことがありましたし、じっくり無線機の設定をしたいときなども、エンジンを回していなければならないのは辛い!
しかし、メインバッテリーへの電力供給を2系統に分離するのは難しいので、次のように単純にサブバッテリーを搭載できないか考えてみることにしました。
・単純にダイオード1つで系統を分離 |
註:ダイオードとは、片方向にのみ電流を流し、逆方向には流さないという半導体です。
今回は、走行中は走行系機器とその他機器にバイク本体の発電系統から給電してもらいつつバッテリーも充電し、
メインキーSWが切られた時にはアクセサリ電源(バッテリ)とその他機器間だけ生きる仕掛けとして利用します。
これならば、走行中にアクセサリ用サブバッテリーも充電され、エンジン停止時でも無線機等アクセサリが使用できます。
論理的にはOKでも、実際問題としてサブバッテリーを搭載するスペースが、VFR750F(RC36)にはあるの(?)(?)(?)
そこで、まずは積むことが出来そうなバッテリー探しから始めるために、秋葉原を徘徊・・・・
・豚丼屋に寄った帰りに秋葉原によりました | ・ウロウロしながらお買い物 |
バッテリーって凄い高い!
わかっていたけど、こんなに高いなんて! 今回欲しいなるべく小型のヤツでも¥10,000円オーバー・・・・
・バッテリー屋さん | ・た・・・高い! |
気軽に実験で遊べる値段じゃない!! 大昔はこんなバッテリーでも気軽に買える値段だったのに・・・・。ジャンク屋回るしかないか(?)(?)(?)(?)
一応、秋月電子とか覗いて見たら・・・・ヒット!
小型のバッテリー(鉛蓄電池)が¥1,400円。小型なので容量も小さめですが、バイクに積めなければ意味が無い。さっそく購入して各種実験をしてみようと思います。
・バッテリーと、その他の部品を購入 |
さて、目視だけでチョイス・買ってきたこのバッテリーをバイクに積めるのか(?)
なんとかスペースはありそうなので、ステー作りから。
・実物合せでアルミ板を切り出す | ・こんな形に仕上げていきます(ピンボケですみません) |
ぴったり合うサイズでアルミ板を切り出し、そしてズレを防止するために『折り』加工もします。
それを弾性接着剤で固定すれば、サブバッテリー設置スペースを生み出すことができました。
・リアシート下にステーを接着します | ・そしてバッテリーを搭載 |
完璧!
バッテリーの固定は振動吸収を兼ねてマジックテープにゆだねることにします。
これで、物理的な設置は出来たので、配線その他を考えていくことにします。