先月の25日にドック入りさせた愛車のバイクVFR750F(RC36)。20年目のおじいさん。
ジワジワと水漏れしているのを見つけてドック入りしたのですが、バイク屋のプロが診断しても水漏れの場所を特定できず・・・・
ゴールデンウィーク期間中も、毎日エンジンをかけては診断し続けてくれたらしいのですが、一向に原因を特定できず・・・・。もうたーさまにバイクを返却してしまおうかとも考えたそうですが、ある日エンジンをかけたら『ドバドバ~』と水が漏れたそうです。
その場所とは・・・・
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・VFR750F(RC36) V型エンジンの真ん中をこれから拡大してみます |
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・VFR750F(RC36) V型エンジンの真ん中をドアップで撮影 |
エンジンのフロントバンク、リアバンクの中ほどからサーモスタットに向かってウォーターパイプが伸びているのですが、ここの取り付け部分のOリングが20年の歳月ですっかり痩せてしまい水漏れを起こしていました。
交換パーツが入手可能か心配でしたが、無事に全数入手できました。
部品番号 | 部品名 | 単価 | 数量 | 小計 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
#91331-PC9-003 | Oリング ウォータージョイント | ¥115 | 2 | ¥230 | 工賃¥7,000 |
#19502-MT4-000 | フロントヘッド ウォーターホース | ¥290 | 1 | ¥290 | |
#19503-MT4-000 | リアヘッド ウォーターホース | ¥400 | 1 | ¥400 | |
#19523-MT4-000 | ウォータージョイント | ¥1,050 | 2 | ¥2,100 | |
---- | LLC | ¥1,000 | ¥2.3L | ¥2,300 | 工賃¥2,000 |
ちなみに、これが20年頑張った取り外した部品。
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・取り外した部品 |
Oリングなんてボロボロだったそうです。そりゃ~アレだけ高熱に晒されたと思えば極寒の冬を越したりストレスかかるもんねぇ~。
ちなみに、この部品の交換は、普通に考えればガソリンタンク外してキャブレターも外さないとダメだと思うのですが、ホンダのサービスマニュアルによる作業指示だと、そんなもの外さずに、エンジンの脇から手を突っ込んで作業せよとの事。
整備士『パーツリストによる標準作業時間は"0.7時間"(約40分)と決まっていて、この時間でしか請求しちゃいけないんです。』
整備士『た~さま、40分で作業できると思います(?)(?)(?)』
整備士『手なんか届かないですよ!!』
相当苦労をかけてしまったし、診断に時間を使ってくれたのに、請求額はたったの1万5千円。
バイク屋さん、泣いていました。もっと正当な対価を請求しても良いのに。まぁ、バイク屋と長い付き合いだと、こういうこともあります。