
愛車のバイクVFR750F(RC36)に取り付けた多機能アマチュア無線機FTM-10Sと、いろいろパーツを集めて自作したヘッドセット。
https://…/2009/11/04/ アッテネータ減衰量・カットアンドトライ!
前回のお話でマイク配線にアッテネータを追加したら調子よく使えるようになり、『無線機直前にアッテネータをかまさないとノイズが心配・・・・』だったのですが、今のままで実用には全く問題がないので、とりあえずマイクに対する対策は一旦完了として、長期耐久試験をしてみることにします。
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・ようやく使い物になるレベルに到達したヘッドセット |
一つ終わるとその次に・・・・
ヘルメット内装着のスピーカーの音割れ対策を考えます。
信号停止時のアイドリング中や、低速走行中ならば問題なしなのですが、高速道路走行中などは風切り音が大きいので、それに負けじと音量ボリュームを上げるのですが、そうすると音が割れてしまい、相手が何喋っているのか判らなくなってしまうのです。
スピーカーの出力が小さくて、無線機からの強い入力で飽和しているのであろうと考えました。
秋葉原に行ったときなど、機会が有れば新しいスピーカーを物色していたのですが、これが意外と見つからず・・・・。
そんな私をみかねたPRYCE16さまからスピーカーのプレゼント! ありがとうございます♪
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・プレゼントされたスピーカー | ・自分でもいくつか集めましたがイマイチ! |
というわけで、今設置してあるスピーカー(TANAX製 MR-421)と交換してみます。
ヘルメットには弾性接着剤で接着設置しているだけなので、カッターナイフではぎ取れる弾性接着剤の利点を生かして簡単取り外し。
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・ヘルメットに設置しているスピーカー |
さらに、金属製のケースを分解したら、スピーカーにたどり着きました。
これも取り外し、スピーカーの耐電力を確認すると・・・・0.5[W]で、プレゼントされたスピーカーと同等スペック・・・・予想外!!
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・スピーカーケース分解中・・・・ | ・スペックを確認すると・・・耐電力0.5[W] |
でも振動面の可動範囲が全然違う! TANAXのはほんの少ししか動かない! ひょっとしてコレが大きな音が出ない要因の一つなのかもしれない・・・・
配線2本をハンダゴテで取り外し、新しいスピーカーに移植。
でも、左右2セットあるので、交換は1セットのみに留めておいて比較実験をしてみることにします。
元通り組み立て、そしてヘルメットに接着。
おっと・・・・、もともとスピーカーの裏に段ボールを重ねて接着して、耳に近づける処置をしていたのですが、さらに積み増しして接着することで、スピーカーと耳の距離を縮める対策もしてみました。
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・ダンボールを切り取って・・・・ | ・積み重ねて接着しています |
人が聞こえる音量は、音源と耳の距離の2乗に反比例するため、なるべく近くに寄せたほうが有利だからです。
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・今回はさらに積み増しします | ・プラス4mmといったところか・・・・ |
これだけ耳側に寄せたつもりでも、ヘルメットを被ってみたらまだ耳とスピーカーは接触しません。ということは、以前の設置方法だとずいぶん耳から遠かった可能性があります。
とはいっても、ヘルメットを被った状態で耳とスピーカーの距離が測れないので、コレこそベスト値をたたき出すまで繰り返し実行してるしかありません。
え~っと・・・・、走行実験はまた後日にします。