ツーリング中の朝は早く、5時起床!
その瞬間からいやな予感が・・・・、ピチャピチャ音がします。そう、外は雨が土砂降りです!
・当日の天気図と・・・・ | ・衛星写真 東北の日本海側は絶望的! |
スグに出発を諦めて寝ること1時間。もう一度窓の外を確認すると・・・・やっぱりダメ (>_<)、天気予報も絶望的。以後1時間毎に空を眺めること数回、午前8時に雨があがりました。
・手が届きそうなくらい低い雨雲 |
よしっ!出発だ~!
雲は低いのでどうせ走り出せばスグに雨に当たることは解ってはいるのですが、わずかな望みに賭けることにします。(ていうか、飲む場所がないところで足止めを喰らってもしょうがない・・・・。)
・海が見える頃には・・・ | ・路面がドライでテンション上がる! |
村上市から北上し、やがて海岸沿いをひたすら走るルートへ。路面がドライになり、わずかな望みが叶ってきましたよ~、テンションが上がり始めます!
笹川流れ
国の名勝および天然記念物に指定されている地域で、海岸沿いの景色が美しい場所・・・・?
何の事前情報もなく立ち寄ったので、どうやら沈む夕日が美しいとか、荒れた日本海に鍛練された奇岩やらがあるそうだということぐらいしかわかりません。
・道の駅 笹川流れ | ・複雑な海岸線が・・・・ | ・美しいはずなのだが・・・・ | ・なぜか寂しい~ (ToT) |
う~む、分厚く低い雲の下で景色を見ても、何にも美しくない・・・・。観光客も他に誰もいないし・・・・なんだか虚しくなるだけです。
山形県 突入!
さらに走り出せば、わずかな望みは打ち砕かれ、霧雨あり、小雨あり、土砂降りありに曇りあり・・・・。
至る所で『これは気持ちよいだろうな~・・・・』なんて晴れている場合のむなしい妄想をしながら走り、お昼御飯ポイントを探しますが・・・・ラーメンとかはあるけど楽しみにしていた海の幸『海鮮丼』系の食堂が皆無・・・・。
・新潟・山形県境 | ・いよいよ山形県に突入~ |
ていうか、カッパでドロドロな格好では、たとえ見つけても入れない~!!
日本最古級の木造六角灯台
先端とか、灯台があるとつい寄ってしまう人なので、ここにも引き寄せられるように立ち寄ってしまいました。
明治28年(1895年)~昭和33年(1958年)まで実際に活躍していた木造灯台を、移築保存しているのです。現在が2009年だから・・・・114年前のもの。
・114年前の木造灯台 | ・今もしっかり建っています | ・山形県文化財 |
良くこんなので日本海の強風に耐え続けられるなぁ・・・・、しっかりお手入れされていて、いまでも綺麗です。
鳥海山(ちょうかいさん)
ようやくありつけた昼食・海鮮物は、道の駅鳥海で見つけたツブ貝串焼きにサザエ焼き。美味い♪
・道の駅 鳥海 | ・海の串焼きがズラ~り | ・ツブ貝&サザエ焼き | ・カメラのレンズが曇るほどの気温です |
そして、この天気で無駄だとは思いましたが、今日のメインディッシュ、鳥海山巡りをするために元有料道路の『鳥海ブルーライン』でグイグイと標高を上げていく・・・・
・これからブルーラインを登る | ・鳥海山方向は何にも見えない |
きっと、日本海がよく見えるから『ブルーライン』なんだろうな・・・・。今の私が見えるのは、視界一面が真っ白!濃霧です・・・・。
・少し登れば先が見えず・・ | ・どうやらココは展望台 | ・頂上登山口への入り口 | ・ようやく秋田県境 |
根性で秋田/山形県境までは行きましたが、まさにすぐそこが見えず、周囲の交通も無く・・・・事故ったら終わり! そこから先は危険を感じてUターン!
湿原やら大パノラマの景色とか、泣く泣く全てキャンセルすることにしました。
秋田県 突入!
結局海沿いの幹線国道7号線でおとなしく北上を続けました。本来ならたっぷりとワインディングを楽しんでいるはずなのに~
・山形・秋田県境 | ・秋田県に突入~♪ |
しかし、途中の『道の駅 象潟』では、地元産やら石川産の岩ガキがズラり。その場で割ってくれて食べられるのを発見!
しかも一つ一つが超巨大。
・道の駅の魚屋さん | ・岩ガキコーナー | ・各地産がズラ~り | ・ウニも安くて美味しそう♪ |
ワインディングできなかった反動で、2つも食べちゃいました。もちろん地元吹浦産。
・ダブル岩ガキ | ・デカい~ |
でっかいカキだけど、食べるときはチュルッと一瞬!おいしいよ~♪
飲み歩き
はぁぁぁぁ~・・・・。
結局天気がダメで逃げるように秋田の宿へ。走りがダメなら飲みに行こう!
・生ビールが体に染みるぅ~ | ・活け締めカンパチ | ・比内地鶏のユッケ | ・比内地鶏のモモ焼き |
走った後の美味しいおつまみでビール、これこれ、これがしたかったの。高いお金を払って宿に泊まる最大のメリットです。
昨日の反省を踏まえて、繁華街の近くに泊まったので大正解。
水没した装備は、エアコンの風に当てて乾くように仕込み、明日巡るところを地図で確認し、そして最後に『お願い!明日こそ晴れて~』と願をかけて就寝。
いよいよ明日は楽しみにしている青森に突入です。