昨日の新聞にデカデカと『都立高入試問題と正解』という記事が載っていました。別にこれ、今年限定というわけではなく、毎年のことです。
そして、それは2回に渡って記事になるのです・・・・。
ずいぶん昔の話しです。
私、たーさまは勉強は嫌いでした。勉強が嫌い・・・・というよりか、意味の無いことをするのが嫌いだった気がします。
英語や歴史に国語などは、単に『記憶すること』を要求され、頭が良い/悪いとは別の次元としか思えない人だったので、毛嫌いしていました。当然成績も最悪です。
対して、理科や数学は、最初の概念を『理解すること』を要求され、それを使って『いろいろと考えて結論を導き出す』ことを要求されます。
これは楽しくて、勉強する/しないとかではなく、最初に授業で説明を受ければ頭が勝手に理解してしまっていて、自然に色々と考えて、そして答えまで到達できていました。
その『考える』ことこそが、頭のキレというか、回転の良さというか・・・・と思っていました。
(まぁ、今でこそ大人だから、逆の立場でキチンと授業の内容を理解したかを確認しようとすれば、ああいう設問になるのはしかたが無いことだとは、多少は判るのですが・・・・)
中学生のときの通知表は5段階評価だったのですが、前途の文系科目と音楽は『1~2』ばっかり。理系と体育は『4~5』と両極端で普通=『3』の科目なんてありませんでした。
まぁ~親からは怒られ、平均的に勉強ができる人が羨ましかったのですが、友達からは逆に羨ましがられていました。メリハリがあると自分が得意な道に進めばいいじゃん・・・って。
そして、高校受験。一応大学付属高校3校と、滑り止めに都立高校を受験しました。形だけ・・・・。
全く勉強していない私に、前者3校に受かるわけが無く、もともと都立高校に入れればいいやと思い受験をしました。
・こんなのが出てきました | ・当時の受験票です | ・国語・数学・社会・理科・英語 |
上の写真は、当時の都立高校の受験票です。やはりというか、当然というか前者3校は不合格が確定しており、最後の日程の都立高校が勝負なのでした。
午前中に『国語・数学・社会』、午後に『理科・英語』となっています。そして、午前中の試験は、(たしか)その日の夕刊に全ての問題と正解が記載され、午後の試験は翌日の朝刊に問題と答えが記載されるのです。
しかも、都立高校の試験問題用紙は持ち帰ることができるので、問題用紙に自分の答えをメモしておけば、すぐに自己採点ができるという仕掛けです。
さて、試験当日に家にもどり、自己採点です。
- 国語 --> 最低~、40点台のスコアです。
- 数学 --> 素晴らしい~♪。80点台です。
- 社会 --> サイコロが全てハズレて・・・・・なんと4点。正解は1問だけでした!
終わった・・・・orz。高校浪人だ・・・・。
その日は眠ることが出来ないぐらい落ち込みました・・・・。
次の日の朝、残りの科目の自己採点です。
- 理科 --> うわ~っ、100点だ!
- 英語 --> はっきり覚えていないけど、あんまり良くなかった・・・・。
自己採点結果はボーダーラインのやや下・・・・。結果的には『合格』だったんですけど、入試で『4点』というのは、今でもはっきり覚えているほどショック!でした。