実は昨日のお話です。長文になりすぎたので2日に分割しました。
先週の土曜日に愛車VFR750F(RC36)の大規模な外装の交換整備した時に、唯一右アンダーカバーの交換だけ行いませんでした。
それは、実用に支障はないのですが、やや曲がったブレーキペダルと干渉して、新品が傷だらけになってしまう可能性があるからです。
それではと、ブレーキペダルを交換しようとしたら、大きめの六角穴付ボルトが使用されていて、私の手持ちの工具ではこれを外すことが出来なかったのです。
そこで、今日はまず工具を購入してきました。
・KTC BT3-08S 9.5sqショートヘキサゴンビットソケット8mm ¥728 |
さっそく『メインステップホルダー』を外すため、8mmヘキサゴンビットをソケットレンチに装着して、ボルトを外しにかかりますが・・・・、すんなりと外れました。
外れたステップホルダーには、ブレーキペダルの他、ブレーキマスターシリンダやストップスイッチ、そしてヒートガードまで固定されています。
・メインステップホルダー | ・今度はヒートガードが! | ・なかなか外れない! |
メインステップホルダーはブレーキ油圧ケーブルにぶら下がっているだけでブラブラの状態なのですが、ここからさらにヒートガードのボルトを外さねばなりません。
手でステップを支えてボルトに力を加えなければならないため、難儀しつつも何とか外すことが出来ました。
先週の整備もそうでしたが、ほとんどのボルトが固着しています。
・ようやく外れた | ・汚いヒートガード |
このヒートガード。今までの汚れが蓄積されているし、所々錆びも浮いている・・・・・。だいぶお疲れです。
さて、いよいよブレーキペダルの交換にかかります。
マスターシリンダとへダルを結ぶブレーキロッドピンを引き抜くために、スプリットピンを外し(←ゲッ、これ新品装着指定の部品じゃん。予備なしなので大事に外します。)、ストップスイッチスプリングや、ブレーキペダルスプリングを外します。
・ピン類 | ・スプリング類 |
そして、ブレーキペダルを外します。中心軸はボルトかと思いきや・・・・ただの筒で、スナップリングでペダルが抜けないようになっているだけです。
・中心軸はただの筒 | ・スナップリングを外さなければなりません |
しか~し、サービスマニュアルでは、このスナップリングを取り外すために特殊工具を使用するように指示しています。
当然そんな工具を持っているわけが無いので、カギ型のコネクターツールや、ペンチ等で格闘すること1時間。外すことが出来ないのでついに諦めました。
そのまま組み戻すのも芸が無いので、ヒートガードをサンドペーバーで磨いてさびを落とし、さらにはコンパウンドでピカピカに磨き、最後に耐熱ワックスで仕上げてから組み上げました。
当然、ネジ類には全て脱脂洗浄した上でスレッドコンパウンドを塗布して、再度の固着を防止します。
・ピカピカのヒートガード | ・組み上げ完了 |
組み上げ後は、周りの景色が写りこむほどピカピカのヒートガードが妙に目立ちます。
さて、どうやってスナップリングを外すかな・・・・。
皆さん、どうしています(?) やっぱり特殊工具を買いますか(?)