リアカウルのリフレッシュ換装 ~139,337.2km~

愛車のバイク、ホンダVFR750F(RC36)は1990年製の18才。まだまだ元気ですけど、細かい部分はボロボロです。
そこで、車検時等にはお金をかけてリフレッシュをしています。ただし、エンジンのオーバーオールをバイク屋に相談してみたら『全体的にガタが来ているので、一部分だけリフレッシュしてもバランスが崩れるから止めておいたら(?)』とごもっともな返しがあったので、エンジンノーメンテで壊れるまでは乗りつづけるつもりです。


でも、見た目ぐらいはピチピチを保つべく、底を突く直前の純正部品を手配しては交換しているのです。去年末の時点でのチェック時の外装ボロボロポイントを少しずつ交換していくのです。

https://…/2007/12/30/ 年越し整備

今回は、以前手配してそのまま放置しておいたリアカウルの交換作業に着手することにしました。

https://…/2008/06/10/ 本気で悩んでいます。パーツ注文・・・
https://…/2008/06/12/ ボーナスでパーツ手配
https://…/2008/06/23/ 巨大な純正部品の箱が届きました

ノーマル状態であれば、すぐにアクセスできる場所にあるリアカウルも、無線アンテナやパニアケースを装着している愛車の場合だと、まずはパニアケースステーの取り外し作業から着手しなければなりません。

・パニア装着の愛車 ・ステーを分解し・・・ ・カウルを外す。 ・18年お疲れ様

外したリアカウルはだいぶくたびれています。パニアを装着してからは手が届きにくくなって、清掃が雑になっていることも相まって、だいぶ汚いですし、細かいヒビも入っています。
さて、新品の部品の開封です。

・右リアカウル ・左リアカウル

さすが新品、真っ黒に輝いています。


!!
てっきりサクサク交換するだけと思っていたのですが、特注パニアケースステーを取り付ける際に『カウルに穴を開けていた』ことをすっかりと忘れていました。
しかたなく電動ドリルを取り出してきて、物差しで適当に計った場所にセンタポンチを打った後は、ビビリながら穴あけ作業です。厳密に場所測定していないし、新品のカウルにあえて傷を付ける贅沢さ。久々にドキドキしてしまいました。

・センタポンチを打つ! ・小径ドリルで先進導坑 ・手持ちドリルの限界9mm ・後はリーマで広げる

幸いにして場所は数ミリズレていただけで、元通り装着することが出来ました。

・交換完了

文書にして書くとアッと言う間ですが、朝から作業を始めて午後2時過ぎまでかかってしまいました。猛烈に暑いし汗をダラダラをかきながらの作業でした。

デカール

実は新品カウルにはデカール(シール)が付属していませんでした。
ついこの間購入したフロントスクリーンには"HONDA"のシールが最初から貼り付けられていたので、今回も付いているものだとばかり思っていました。

・"HONDA"デカールつき ・旧カウル ・新カウルは何もなし

すぐに、"ピンッ"と来ました。
私もこっそりと所属させてもらっている"VF/VFRオーナーズクラブ"のメーリングリストには、『カナダのデカール復刻屋』からの依頼が来ていたのです。(←さすが海外で人気があるだけのことはある。しかもデカール復刻屋さんだなんて・・・世の中は広いなぁ。)

要約:
日本仕様のデカールを復刻させたい。そのためにはいくつか資料が欲しいので送ってほしい。
日本仕様のカタログからいくつか写真を持っていて、ほとんどのデカールがWebサイトにある他の仕様と位置や形が同じだってのは分かっている。

1."ADVANCED SUPER SPORT"は、大きさも形も位置も分からないんだ。
2."CAM GEAR TRAIN"これはカタログからじゃわからないんだ。どんなものか、大きさも色も位置も分からない。

 これらのデカールは平面で、写真から十分計測できると思っている。写真から大きさを測るよ。ってことで、教えて欲しいのは以下の通り。

~以下略~

海外仕様と国内仕様だと、デカールが異なっている可能性があるので、国内国外共通のものは最初から貼ってあるけど、それ以外は別手配になっているのだなと・・・・。

しかも、復刻がどうのこうのといっているのであれば、純正部品は既に底を付いている可能性が高い!
なるほど、そういうことだったのかぁ~。妙に納得してしまいました。

・ADVANCED接写 ・SUPER接写 ・SUPORT接写

前回は写真をいくつか撮影して送っておいたのですが、何なら取り外した古い部品のカウルをそのまま送ってあげて復刻してもらおうかしら(?)