ツイていないなぁ ~2008GW北海道ツーリング・行程2日目~

フェリーの館内放送で目覚め、北海道・函館に上陸です。天気は何とか持っているようで、くもり・路面乾燥です。
上陸前に調査していた天気予報では、今日は天気イマイチで『札幌は曇り時々雨』、それ以後はそこそこらしいのですが、フェリーから降りるとどす黒い雲に覆われています。
そういえば今回はフェリーが揺れるのなんの! 横揺れではなく縦にバシバシ揺られて途中何度も目が覚めるし、近くの赤ん坊の夜泣き攻撃も加わり散々でした。後から冷静に考えれば、"波が高い風が強い天候が急変する"を示唆していたのでした。

・どす黒く低い雲

函館朝市

上陸後のお楽しみは函館朝市で活きイカを食べること。ここ最近は駅二市場のイカ釣り堀がお気に入りで捌きたての活きイカ刺し定食が食べられます。
さっそく釣り堀に急行するも・・・『本日は時化のため、イカ釣りは中止します。

・函館朝市 ・イカ釣堀(2007年ツーリングの時の写真から)

えっ!
最悪です。函館朝市でも活きイカを食べられる店は限られていて、しかも私の初代のお気に入りの店は朝市改築の際に消滅してしまったので、ようやく変わりのお気に入りを見つけたのに~っ!
まあ、逆を返せばそれだけ新鮮な素材を使用している事を証明した形になりました。


しかたなく朝市をぶらついてほかの店を探し、『活いかの店・北栄』を発見しました。店名からして期待大です。

・活いかの店・北栄 ・活いか定食だけ時価!!

さっそく店内に入り、念のため『今日は活きイカ食べられますか(?) 』と聞くとOKとのこと。なんだか複雑な心境ですが、出てきたのを見てちょっと残念。イカの肝が付いていません。

・活いか定食登場 ・あれっ、小さい・・・

イカの歯ごたえは十二分に味わえたのですが、少ない値段高い(\1,830円!!!)し・・・釣り堀のほうが良いです(T_T)。
でも、透明に透き通っていてピクピクと動いているイカを食べるとはるばる函館にまで来た実感が湧いてくるのです。美味~い!


どうでも良いけど一言。完全武装の黒の上下防水ジャケットに防水ブーツを着込んで市場を歩いていると・・・、『よっ、お兄さん~。お土産買っていって・・・・、あっ、間違えた・・・。』だって。市場の人も間違えるほど質実剛健な格好をしているってこと(?)(?)(?)

ツーリングの目標

さて、ココまでは東京から北海道に上陸するためのお決まりなので、せいぜい気象情報に気を配るぐらいだったのですが、ココから先はツーリングを楽しむために考えなければなりません。今回で10回目となる北海道ツーリングなのですが、過去に全方面を満遍なく走っているのでただ走るだけではイマイチ!
そこで、今回は次の指針で行くことにしました。

  1. 主目的は、根室名物(?)のエスカロップを食べること。
  2. ルート取りはなるべく国道を避け、マイナーな道道を利用する『マイナーロードツーリング』とすること。もしくは過去に走ったことがない国道を選択すること。(このために、ツーリングマップルに過去の走行ルートを蛍光ペンで印をつけてきました。)
  3. どうしても暇になったときは、道の駅のスタンプラリーのスタンプゲットをする。

やっぱり、北海道めぐりは道東が好きなんですよね。空いているし見所たくさんあるし・・・。後は天候やその日の気分でキャンプ場所を選定していきます。現時点では細かく計画はしません。

北上開始

さて、今日はどこでキャンプしようかな・・・。
ゴールデンウィーク時期のキャンプツーリングは、季節柄まだ冬が明ける頃なのでキャンプ場が開設している場所がかなり限られているため、キャンプ場によって行程がかなり制限されます。過去にいくつか使用しているのですが・・・

  • 道南では、長万部町の長万部公園キャンプ場
  • 道央では、ライダーハウス樽前荘、上富良野町の日の出公園キャンプ場、襟裳町のえりも百人浜オートキャンプ場
  • 道北では、美深町の美深アイランド、天塩町の天塩鏡沼キャンプ場
  • 道東では、帯広のビジネスホテル、標茶町の多和平キャンプ場

ぐらいがメジャーどころです。

・愛用の宿泊場所の数々 ・今日の想定ルート

札幌は天気が悪い様子なので、天気とにらめっこしながら北上して長万部か樽前荘辺りまで駒を進めることにします。
また、距離を稼ぐのであればメジャー国道5号を使用するのですが、マイナーロードツーリングのポリシーに則り、ただ北上するのではなく渡島半島を右から左に2往復して進む(国道227号~道道67号~国道5号~国道277号~道道42号~国道229号~国道230号~国道5号とかなり大回り。)ことにします。


ところが、走り出したらポツポツどころか土砂降り!に。

・さっきのポリシーは何(?)メジャー国道で一直線!

とりあえず函館周辺でキャンプはできないので北上するしかないのですが、こんな中をわざわざ距離を走っても景色も見えないし寒いしツマらなく拷問大会になってしまうので、走るのを諦めて長万部町でキャンプすることにしました。
ここで天候が回復するのを待つ事にします。

でも楽しみます

さっさと11時にはテントを張り、寝床は確保。
あとは暇な時間をどうするか。とりあえずキャンプ場の管理人さんとトークして情報収集すると、驚愕の事態が。
北海道の中央には、南北に山脈があるため、道東に行くためには必ず峠を越えなければなりません。日勝峠、狩勝峠、石北峠、北見峠とメジャーどころがあるわけですが、なんとここが昨晩は雪!だそうです。今日もこの天気だからどうなっているかわからないとのこと。
む~っ!!! 明日以降、道東に行けるのかしら(?)


話し変わって長万部は毛がに漁の歴史がある町なので、ココの名物は駅弁の『かにめし』。ご飯の上にカニが絨毯のように敷き詰められて、箸で押すとフワフワと弾力があるほど厚く敷き詰められています。
お昼ごはんは、かにめしをいただきました。売店横のレストランで食べると味噌汁も付いてきます。美味い!

・かにめし直売所 ・併設レストランで食事 ・箱を開けると幸せ~♪ ・カニがフカフカです。

そして、隠れざるもうひとつの名物、『塩ホルモン』です。
塩ホルモンってたしか旭川かどこかが発祥の地(←間違っていたら御免なさい。)で、北海道内ではメジャーな食べ物です。セイコーマートとかでもソロキャンプにちょうど良い大きさで売っていたりもするのですが、ここ長万部にある『サンミート木村』のお店のがひそかに人気だそうです。
他人事のように書いていますけど、他人事なんです。この店、店の前にデカデカと『ホルモン』と書かれているので、長万部キャンプ時の食料調達時に嫌でも目に入り、昔から愛用していたのですが、今、雑誌の"お取り寄せグルメ"なるもので上位にランクインするそうです。

・サンミート木村 ・塩ホルモン500g\850

これで今日の夕食メニューも決まりました。
冷凍してある状態で販売されているので、昼に購入してその辺りに置いておけば自動的に解凍されます。ちなみに1人で500gは量が多いので、持参してきたジップロックに小分けにして数日分の食料になるのです。ついでにもやしニラも購入し、ホルモンニラ炒めにします。(この時期の北海道なら常温で放置していても大丈夫。過去にもこの作戦で腹壊したこと無いし・・・。)


あと、ツーリング&キャンプ生活をしていると、汗だけはしっかりとかくのでキャンプ場近くの温泉を利用します。今日は、キャンプ場から2km程にある長万部温泉街の中から、(地元の人曰く)一番お湯が熱いという『長万部温泉ホテル』(←ホテルとは名ばかり、旅館みたいなところ。)で、日帰り入浴を利用します。街の人はみんな"銭湯"みたいな感覚で利用しているところです。
街自体が古いので、全体的にくたびれていて、この(一応)ホテルの設備もかなりキテいますが、お湯はアツアツで源泉49℃!熱すぎるので加水して冷ましているだけで、源泉かけ流し方式。打たせ湯などもジャンジャンとお湯を流しっぱなし。けっこう贅沢なのに、たったの\390円。しかも入口すぐ脇に番台があって、おばちゃんに払い込む方式です。

・長万部温泉ホテル ・いい感じの古さです ・入口と番台を内側から ・由緒正しいケロリン桶

黄色いケロリンの桶が、良い意味で古さを余計に演出してしまいます。そして風呂上りは当然コーヒー牛乳。

・長万部公園キャンプ場 ・テント設営完了 ・夕食時には日が射すほど天気が回復

18時、気温8.5℃。塩ホルモンは完全に解凍されなくて、キャンプ用のソロバーナーで焼くのには火力不足(←気温が低いとガスカートリッジからガスがうまく気化されません。今回は準備期間不足で寒冷地用ガスを用意できませんでした。ブースターで補助してもそれなりだし・・・。)で、肉野菜がアツアツにならずやんわりと暖かい程度・・・。なんだかなぁ・・・、やっぱり料理はアツアツが美味しいもの。
日が落ちる前に夕食を済ませ、動物対策のためきちんと後片付けをしておきます。あとはラジオを聞きながら天候の回復を祈りつつ、東北道全線巡航して消費した自分の体力も回復させておきます。


今日は寂しく一人キャンプです。(キャンプ場全体で私一人しかいません。)

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