カッパ合戦~勝率1割

ここ最近、天気が悪くて雨が続いています。ライダーで雨が好きという人はあんまりいないと思います。


私は当然嫌いで、雨の場面ではロングツーリングの行程上でやむを得ない場合等の限られた場合しかバイク乗らない軟弱者、『晴走雨読』なのです。
まあ・・・若い頃は多少天気予報が悪くてもバイクに乗りたい気持ちのほうが強くて出先で雨にやられていました


いくら暑い夏でも雨は体温より冷たく、たった一粒が体に触れても体温が奪われるので、無限に当たる雨だとどんどん体温が下がり続けて手もかじかみます。


そこでレイングローブやカッパを装着して、水分を進入させないように戦うのです。

・雨天走行はキライ ・カッパ ・フル装備で応戦準備中

ところがこの雨対策は快適とは言い難く、どうしてもモコモコになり操縦に難があるのです。
冬季の対ロングツーリング装備には、最初から優れた防水性能を持つ晴雨兼用のジャケット+オーバーパンツという最強装備もありますが、それ以外の季節ではカッパをバイクに積み込んでツーリングに行くわけです。


すると当然『雨に当たり始めたらカッパを装着する』となるわけですが、これがナカナカ難しいギャンブルになるわけです。

  • 小雨がポツポツと落ち始めたので路肩にバイクを止め、わざわざ着替えた時に限ってその後に雨が止む。(=負け)
  • という経験が何度もあるので少し粘っていると土砂降りになり装備が水没する。(=負け)
  • さらに高速道路走行中は退避場所がSA・PAに限定されるので、一歩先の判断が求められるのにモタモタ、結局雨に降られてからの対応となる。(=負け)
  • それではと、高速道路を長距離走破する場合は要所要所でのSAの道路情報収集(ハイウェイ情報ターミナル)で、進路の規制情報を事前にしっかりチェック!するも、バイクでそこに到達する時間差のうちに雨の範囲が変わり早めに降り出し、結局水没する。(=負け)
  • 夏の夕方の天候急変は本当に憎たらしい。高速道路の路側ラジオ(ハイウェイラジオ)電光板に『気象情報』と出ている場合にはキナくさいが、バイクの場合は『何かあるぞ!』しか判らず、焦ってもSA・PAが登場せずに水没する。(=負け)

とまぁ、負けエピソードばっかりです。


経験上、『備えれば備えるほど雨は降らない』というあまのじゃくなのです。