愛車のバイクであるVFR750F(RC36)に、長距離走行中の暇つぶしアイテムである"MP3プレーヤーの搭載"と"アマチュア無線機を搭載"をする作業をノンビリと進めています。
今回は、フューエルカットリレーから出力される信号からエンジン回転数を検知できるか(?)、実際にデータ取りしてみます。
https://…/2008/01/27/ フューエルカットリレーの仕組み
はっきりいって面倒なことをしています。エンジン回転数ならタコメーター系統から盗んだ方が楽だとおもわれますが、スパークユニットから回転計への配線は耐ノイズを考えれば電流ループと想定され(従って回転計は只の電流計。)ます。電流値をデジタル値にする腕がないのです。
また、クランクセンサーからスパークユニットへの入力に手を加えると、最悪はタイミングがズレてしまう等のエンジン破壊などもありえるため、一番リスクが少ない場所にしたのです。
さて、以前と違ってパニアケースを取り付けてしまったものだから、リアカウルを取り外すまでに一苦労する羽目になります。
・ウイングラックが邪魔 | ・ラックを取り外す | ・カウルを外せばフューエルカットリレーがこんにちは |
ようやくあらわになったフューエルカットリレーのコネクタにリード線を差し込み、電圧と時間を同時に計測する『オシロスコープ』につなぎます。
エンジン始動!!
予想通りの波形が測定されました。
・約10Vp-pのパルス波を計測 |
おぉ~素晴らしい~~♪ アクセルを開閉するとパルスの周期も変わります。
これならば、厳密な意味での車速連動とはいきませんが、エンジン回転数に比例した音量自動制御が可能です。
調子に乗ってアクセルを開閉していたら・・・フレームはエンジンの振動でビリビリと・・・
そのうち測定用のリード線がズレ抜けて・・・
フレームに接触してしまいました!!
その瞬間、小さな火花が飛びエンジン停止!
それ以後は灯火は全て生きているにもかかわらずセルがウンともスンともいわず。スパークユニットの出力側を短絡させてしまったので、スパークユニットを壊した…(?)という最悪なシナリオが頭をよぎりますが、何のことはない、ヒューズがちゃんと切れていてくれました。
・ヒューズが切れいてました・・・ |
よしよし、予備のヒューズと交換して…
ゲッ!!
予備が無い。
・全部使用中。予備系(脇に縦にセットしているはず・・・)が一つも無い |
そういえば遥か昔に電気系トラブルの時に交換して補充していなかった~!
仕方が無くバスでバイク用品店に出かけてヒューズを買ってきました。
・これだけ買ってきました |
イージーなミスでえらい時間を消費してしまいました。