
愛車のバイクであるVFR750F(RC36)に、長距離走行中の暇つぶしアイテムである"MP3プレーヤーの搭載"と"アマチュア無線機を搭載"をする作業をノンビリと進めています。
今回は、プリント板用のパターンフィルムを作成する前準備の部品配置作業のお話しです。
https://…/2008/01/06/ 車速連動アンプ・プリント板設計方針
https://…/2007/12/29/ 車速連動アンプの設置検討
バイクに設置するケースの大きさはこの間決定したので、最大の大きさは自動的に制限されます。限られたフィールドの中で部品を効率よく配置していかなければなりません。
部品と部品同士を回路図に従ってつないでいくのですが、プリント板という二次元空間では、つなぐ線同士が交差することができません。
適当に部品を配置してしまうと交差不能により配線が出来なくなるので、部品配置を変えては配置を繰り返し、うまくいくまで総当たりが必要になります。
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・例えばこんな回路の場合 | ・抵抗Rnはこんな部品 | ・部品配置と配線(赤線)はこんな感じになります |
この作業を紙と鉛筆と根気で実行していると気が狂います。パソコン画面上で実行すれば修正が容易なのでだいぶ楽です。(プロはCADのオートルート機能でさらに楽をしますが・・・。)
私の場合は、ドローツールであるMicrosoft社のVisioを使用して、ちょっとだけ根気を節約して作業します。
車速連動アンプ回路で使用する部品の中でとりわけ巨大な負電圧電源は、プリント板を2階建てに配置せざるをえません。
そしてプリント板は小型化しノイズ耐性を高めるためハンダ面だけでなく、部品面にもパターンを設けることができる両面基板にします。
さて、大まかに部品を配置したので、ここからは総当たり戦が始まります。