ロングフェンダー塗装

愛車のバイク、ホンダ製VFR750F(RC36)の雨天時走行対策として、リアフェンダーを延長する計画を立てたのです。

海外では根強い人気があるVFRなので世界各国に輸出されていて、スイス仕様のリアフェンダーなら元々長いのですが既に欠品で入手できず、白バイ純正部品を入手して、コレを塗装することにしました。

https://…/2007/11/24/ ロングフェンダー分解
https://…/2007/10/30/ ロングフェンダー入手
https://…/2007/10/10/ 主役がいないけど…ホンダ純正部品到着
https://…/2007/10/02/ VFR750F(RC36)のロングフェンダー化!?

実際、私のバイクモットーは"晴走雨読"なので、雨が降ったら走りません。でも、一週間以上のロングツーリングとなると、雨にぶつかりどうしても走らなければならないときも出てきてしまいます。そこで、雨天でも快適に走るための手を打っておきます。


さっそくバイク用品店に出向き、VFR750F(RC36)の塗装色である『グラニットブルーメタリック(本田色記号:PB-184MU)』の塗料を探したのですが見つからず、適当に黒系統を選びました。
そもそも、本格的な塗装なんて人生初で、全く知識がありません。子供の頃のプラモデル時代でも色なんて高くて買えませんでしたもの。

・PB-184MU グラニットブルーメタリック

とりあえず筆塗りよりもスプレーのほうが簡単そうなのでスプレー式塗料にしました。そして店頭での説明書きでは、『オフロード車などのフェンダー等のポリプロピレン材には塗装が乗らないので下地処理が必要』とありました。
なんだ"ポリプロピレン材"って(?) オフロード車とオンロード車の材質が違うってどういうこと(?) 疑問は消えませんでしたがそのような場合にはベースとなる別の塗料を塗った後に重ね塗りすればよいとあるので、下地処理塗料と黒色塗料の二種類の塗料を購入しました。

・デイトナ製Mcペインター ・噴出し口が特殊

さっそく道端にダンボールを敷き、ロングフェンダーを置き、下地処理剤であるPPプライマー(無色透明)[デイトナ色記号:X01]からペイント開始です。

・表面を塗布 ・続いて裏

写真では見えないですが、光沢の具合から塗料が乗っていることが目ではわかります。
プロは薄く何度も塗るそうですが、素人の場合、どこまで塗ったら完了なのかわからないためつい念入りに噴いてしまい、分厚くなってタレが生じてしまいます。
塗りつづけていたら見た目でやばそう(タレそう)になったので中止し、塗料付属の説明書にて指示されているとおり20分おきに少しずつ重ね塗りしました。


続いてメインとなる黒塗装(ブラック[デイトナ色記号:H14][ホンダ色記号:NH-1相当])です。
失敗すると取り返しがつかないので、まずは裏面から塗ってみました。遠目の距離から均一に噴きます。

・おっ、綺麗に塗れました

案外簡単に塗れました。ただどうしても塗装が厚めになってしまいます。
重ね塗りをするためには一度塗ってから20分置かなければならないのですが、その時間がだんだん面倒くさくなってきて、一度で済ましてしまおうという心理が働いてしまいます。
裏面が乾くのを待つのも面倒になり、表面にチャレンジです。

・表面チャレンジ ・イマイチムラが… ・重ね塗り中です

なぜか黒色塗料が所々はじかれてしまいます。なるほどプライマー処理が甘いとこういう結果になるのですな。
仕方が無いので根気よく繰り返し重ね塗りをして段々と黒くなってきました。


さて、さっそく取付けを・・・、と思ったら、塗料が完全に乾くまで24時間かかるそうです。しばらくこのまま放置しなければなりません。残念。