本格的な冬を迎える前に愛車のバイクVFR750F(RC36)の整備をします。
本来なら洗車が先なんでしょうけど、バイクがピカピカになると嬉しくなってそのまま出かけてしまう恐れがあるために仕方がない(?)のです。
片持ち式スイングアームであるプロアームって、リアのブレーキパッドを交換するだけならなんとかそのまま可能ですが、キャリパー清掃までしようとなるとマフラーとリアホイールを外さないとダメなのです。(この辺りの整備性はマフラーを左から出すか右から出すかによって変わります。ツアラー仕様のRC36ではバランスを重視して右出しなのです。)
・マフラーを外す | ・次にホイールも外すと… | ・キャリパーが丸裸(プロアームだからこそココまですっきり) |
どうせ外すのであれば、リア周りを重点整備します。
- マフラーを外すので、マフラー自体を手の届きにくいところまでピカピカに磨く
- リアホイールも外すので、チェーンオイルとブレーキパッドのカスでドロドロ・ベトベトになったホイールも綺麗に磨く
- 当然、ブレーキパッドを交換するし、リアブレーキキャリパーも綺麗に磨きグリスアップする
- 露になったドライブチェーンは、チェーンクリーナー浸けにしてウエスで綺麗に磨く
- チェーンの張りを調整する
- 最後にチェーンに注油して、元通りに組み立てる
といろいろ面倒を見てあげました。
まずは、主目的のブレーキパッドの交換と同時にブレーキキャリパーの清掃です。
・外したパッドは残り1mm | ・キャリパー清掃(手前のピス トンだけ磨いた後) |
・コレだけパッドのカスで 汚れているんです |
ちょうど使用限界の1mmの厚さです。(まぁ、ちょくちょく厚さは目視確認していたので限界まで使い込んだという表現のほうが正解ですね。) 今までの経験で大体使用限度となる走行距離がわかってるため、もうボチボチというころには頻繁に確認します。(でも手鏡を使わないと厚さが見られないのよね、プロアーム・・・。)
新しいパッドはヤスリで角を削り、裏面にパッドグリースを薄く塗り、パッドピンにも薄く塗ってから組み立てました。
・新パッドはいつもの RKエキセル製メガアロイX |
・組み付け完了 | ・チェーンも調整と清掃・注油 (後で余分なオイルは拭きます) |
・汚いホイールも清掃 |
ちなみにこれら整備は自宅前の公道上で行うので、私の定位置付近だけアスファルトが汚いんです。
・アスファルトは油ギラギラ | ・ホイールを組み付けて | ・マフラーも元通りピカピカ!! |
交換後は自宅周辺をリアブレーキパッドの当たりがでるまでガンガン急ブレーキをかけながら徘徊しました。
さあ、後は寒くなる前に洗車しよ~っ。
前回リアブレーキパッド交換 2005.10.15 109,546.6km 差分=20,415.4km(純正パッド) 恐るべし純正パッド