データ入力中

私がロングツーリングに行く場合は、タンクバッグ内にクリップボードを忍ばせていきます。
止まった地点の場所距離時間気温気になった事等をその都度書き込んでおくのです。


1日~2日程度の期間だと目をツブれば全行程をハッキリと思い出せますが、それ以上になると記憶がゴチャゴチャになってしまいます。

それら紙にメモしてきた事をデータとして打ち込んでおきます。
当然これらは次回以降のツーリングの際の移動ペースの把握等や装備類の選定にも使用するのですが、最近は蓄積データが多くなりすぎてなにがなんだかわからなくなり、あんまり振り返る事が無くなりました。


この行動の重点は、データ入力時には鮮明に行程の記憶が呼び起こされる事にあります。
そのためにキーワードを書き込んでおくのです。


私の旅はある程度しか目的地周辺情報を入手しないで出発してしまうタイプです。
正直、何を調べたらよいかのアタリをつけることができないのです。
ところが旅は情報が多い程面白くなります。


ただ物を見るだけなら『丸い』といった見方をしますが、例えば文化を知っていると、『元々四角いのが、角が取れて丸くなった』となり、『なるほど~だから丸いのか~。』と物の見方が深くなりますし、いろいろな角度から見る事ができます。


そこでデータ入力時に記憶を呼び戻し、気になったことを片っ端からフリー百科辞典のWikipediaに打ち込みます
これがまた面白く、ちょっとしたキーワードでも物凄く深く精密に追求した知識を得る事ができます。


すると『あ~、そんな裏があったのか~。』と後悔するんです・・・。
それは、機会があったらまた行こう!!の原動力になるんです。


バイクで旅すると、観光ポイント(?)で楽しいし、ポイント間の移動そのものも楽しいという、無駄のないお徳プランだと思います。


というわけで、全走行距離や燃費等のデータの計算が終わるのは当分先になります。