今日も曇天!!北海道(行程6日目)

北海道上陸後、落ち着いてベースキャンプを張り、のんびり観光とした日は皆無で、毎日目的地への移動兼観光で無茶をしているので疲れが溜ってきています。
ロング宿泊ツーリングの場合は、たまには移動距離を抑えた日を設定して体力回復をすることもテクニックなのです。


そんな訳で出発時に積んできたシップ6枚パックも底をつきました。首、背中、腰がヒーヒーです。あと太股も。


さて、今日は金曜日。予備日1日を残し東京に帰着するには南下を始めなければならない日なのです。
でも、ここからフェリー乗船の函館まで一気に走れないのでどこか中継地点を探します。毎回北海道から帰るときに同じ思考をするのです。距離や位置的には札幌・小樽付近が楽しそうですが、都会の恩恵を受けられるキャンプサイトなど存在せず、ホテル宿泊を強いられます。あれだけ都会で人も多いと防犯面でも心配なので減点評価です。
いろいろ悩むも結局例年と同じ長万部になるのです。
結構距離があるので今日も移動主体の日になりそうです。トホホ~・・・。

・本日の予定

次はルート取り。名寄から南下するとちょうど美瑛の丘を通るので寄り道、さらに南下すると夕張にリーチ!!なので、行程2日目に探索失敗した『快速旅団』アタックをする事にしました。

なんで~。

天気予報では今日は晴れて暑くなるはずなのに、現実は雲、ど~なってるの!?

・今日の名寄駅前

しかも1時間程南下した旭川付近で、なんと『カッパの下半身を積み忘れている』事に気が付きました。
私が宿に泊まる時は悪天の時、するとカッパは当然ズブ濡れになっているので部屋に持ち込んで乾燥させるのですが、どうもそのまま忘れてしまったみたいです。

今から宿に戻ると往復2時間ロスするため、可哀想だけど見捨てる事にします。
この先雨が降ったら・・・どうしよう

美瑛の丘

のどかな農業風景がひろがる"いかにも北海道"という場所。
しかも背の低い農作物がカラフルに広がる中に、ポツンポツンと特徴的な木々が立っていて、有名な木には名前がついています。

・パッチワークの丘 ・セブンスターの木 ・親子の木 ・ずーっと丘と畑

せっかく来たのになぁ~、曇りだものなぁ・・・。やっぱりこうゆう風景はお日様の下でないと似合いません。

快速旅団リベンジ

行程2日目の土砂降りの日に夕張『快速旅団』を訪ねようとしたのですが、場所がわからずタイムアップ!! 諦めて出発したときに発見しました。今日の訪問は場所が解っているので簡単です。

https://…/2007/09/10/ どしゃ降りかよ!!北海道(行程2日目)

っていうか、晴れの日の場合は道路沿いに『大きな団旗』が掲げられているので一目で場所がわかるシステムです。見た目あやしさ100%の店に入ろうとすると・・・営業担当『まめたん(犬)がお出迎えしてくれました。

・快速旅団と団旗 ・まめたん

このお店、前にも書きましたが、『一週間を越えるキャンプツーリングを快適にするためにサポートする』のが方針で、品揃えの着眼点がすばらしいのです。
団長(←店主のことね。)さんも現役キャンプツアラーなので、積載性、防水性に的を絞り質実剛堅、ヘビービューティーな商品の宝庫なのです。

http://www.kaisoku.org 快速旅団

挽きたてのコーヒーを頂き、数年前に強引に打ち込んで曲がってしまったペグを購入して売り上げに貢献しつつ、応援しているので今後も是非頑張ってほしい旨を伝え、店を後にしました。


出発時には、うまく撮れれば快速旅団ブログに載るかもしれない流し撮り走行記念写真も撮影しました。(←残念、ボツになったみたいです。)

http://blog.livedoor.jp/dancho_gen/archives/1023196.html 9月14日の団長日誌(私とは無関係です。)

ホクレンフラッグ

北海道はライダーに対して寛大です。ライダーさんは1割引といったお店は結構あったりします。


そして、農業協同組合連合(ホクレン)が経営するガソリンスタンドは北海道内にたくさん存在しています。
このホクレンでは毎年キャンペーンを実施しており、6月~9月に『セーフティーサマー北海道』というライダー専用企画を開催します。なぜか利幅の小さいはずのバイクを優遇してくれるのです。

・ホクレンスタンド

毎年ホクレンで給油すると『』がもらえます。昔は全道統一式で給油するたびに貰えたのでバイクにくくりつけている旗の本数を見れば『滞在期間』がわかる優れもの(←5本ぐらいまでなら。それ以上だと邪魔で仕方がありません。)だったのですが、この方式だとホクレン側が大量の旗を用意しなくてはならず、数年後からは方面別カラーとなり、カラー毎に一本となりました。
カラーは例年だいたい『道北』『道東』『道央』『道南』の4色で、つい全色集めたくなってしまうのです。


が、今年はもっと面白い概念が生まれました。まず色は3色に減りました。『道北』『道東』『道央道南』になってしまいました。その代わり道内の4個所のスタンドでのみ配布するスペシャルフラッグが追加されました。単純に各地方を巡回してもダメなのです。そしてその4個所のスタンドはヒントしか与えられておらずライダーは探さなければならないという仕組みです。
でも、私が各地を回った9月中旬ともなると、どこのスタンドでもフラッグ切れをおこしており、スペシャルフラッグどころか、ノーマルカラーフラッグですらなかなか手に入りません

・道東と道北をゲット ・スタンプ台紙 ・全部押してくれました

フラッグをもらいながらラリー用紙にスタンプを押してもらい、スタンプが溜まるとプレゼント応募するシステムのあるのですが、ようやく見つけた在庫があったスタンドでフラッグとスタンプ台紙をもらったとき『もうどこのスタンドでも全然フラッグないですねぇ。給油自体は常にホクレンでしているのに~』なんて話をしたら、いきなり台紙にスタンプを全部押してくれちゃいました。

やっぱり遠い

夕張出発が14時、やっぱり北海道は広いと実感すると共に、計画で遠い距離を設定しすぎな天気・日程を恨みますが、ここから先は高速道路も使えるため焦らなくても逆転可能なのです。

・夕張インター ・樽前SAでソフトクリーム¥300

でも高速道路は走っていてつまらないので、せめて1区間ぐらいということで目的地・長万部インターの1つ手前、豊浦インターで降りて礼文華峠ワインディング。
ちなみにこの国道37号は、明日は大学対抗自転車レースのために長万部→伊達間が封鎖とのこと。明日移動だったら危なかった~、長万部まで移動目標で安心したのも束の間・・・

  1. 大学生達は今日中に長万部入りしているはずである。
  2. 大学生は金が無い
  3. 金欠と精神鍛練を兼ねてキャンプ!!、もしくは大会主催者側がベースキャンプとしてキャンプ場を貸し切り!!
  4. 私のテントが張れない

なんてことを想像してしまいました。


急ぎ足で長万部公園キャンプ場に向かえば・・・

・長万部公園キャンプ場

ガラガラ。


私の他はチャリダー1張り、車移動組1張りだけです。
テント設営も終わり近くの長万部温泉街へ行くと、それはもう筋肉ムキムキの大学生だらけ!! 各大学毎の名称入りペースカー(?)や救護車、自転車向け移動メンテナンス車等、大会ムード一色です。

・一番熱い湯が出る
長万部温泉ホテル
・普段静かな温泉街は
自転車だらけ
・駐車場も関係者だらけ

大学生って、こんなに金持ちなのか・・・


いや~、毎日毎日距離を走るものだから疲れる疲れる。文明の利器の支援を受けない生活だと、日が落ちれば暗くなり、自然と人間は眠くなる・・・。

・最後の夕食

いよいよ、明日で最後です。

今日の走行(少なくともETC設置にかかった費用¥46,566を有料道路で消費するのにどのくらいかかるのかメモすることにします。)
  道路名 出発 到着 記事 料金 割引額
道東道・道央道 夕張 豊浦   ¥3,350 ¥0
(((積算)))     60ゲート ¥59,040 ¥6,610
https://…/2007/09/15/ 最後までかよ!!北海道(行程7日目)