さて、いよいよ2年ぶりの北海道に出発なのです。
朝からパッキングを開始し、東北地方には気圧の谷が通過するとの情報から降雨対策もすませ準備万端です。
毎回、昼間に東京から青森まで自走して、睡眠を兼ねて深夜の青森~函館間のフェリーを利用するのです。
しかし、今年からは新しい概念があります。
ずばりETC深夜30%割引きをゲットする為に青森インター通過を深夜0時1分の目標にします。
計算すると東北道一つ目のインター、岩槻インターを14時30分に通過すれば良いことになり、なんと午前中に床屋に行くほど余裕があったりします。
・今日の行程予定 | ・午前中は床屋 | ・東北道起点・ここから680km |
自宅で昼食を取り12時45分に出発し、財力とETCに物をいわせて中央道国立府中インターから高速に入り、高速度巡航を始めます。
いつも渋滞の首都高もガラガラでノンストップ(?)で東北道、計算時間より30分貯金して、ひたすら暇な定速走行。
いつものことながら『もういいかげん飽きた~、助けて~』と思う頃に『東北道中間地点』340km地点の標識。
ここまでは非常に辛いのですが、不思議なことにここから青森まではアッという間なんです。
そのカラクリは『日が落ちて景色が見えなくなり気が散らなくなる』からなんです。気温も低くなり無駄な体力も使わず交通量も少ないのでひたすらポケ~ッと走ると意外と距離が伸びているのです。
長距離だとちょっとしたところでも、結果は大きくちがいます。
衣類装備
9月の北海道は初めてなので、どのくらいの重装備で向かえばよいのかが判りません。
東京は相変わらずウダるような暑さのため、夏装備(Tシャツにメッシュジャケット)で出発し、念のためインナー用途のジャージと、非常用のアンダーウェアを持っていきました。
東北道畑パーキングエリア(岩手県)21.8℃、ここでたまらずジャージ着用。予想外です。少なくとも北海道上陸まではジャージのお世話なることはないとタカをくくっていましたが、寒いんです。
・あと少しで雨の予感 | ・寒い!! | ・夕食は前沢牛カレー¥800 |
さらに、交通情報掲示板によると、青森県内は『雨、80km/h規制』となっています。(しかも、天気予報では低気圧が通過する事になっており、巨大な雲がかかり始めています。)
規制がかかるということは結構な雨であることを示しています。
まだ北海道上陸すらしていないのに衣類水没は話になりませんからカッパ着用で北を目指します。
星空
青森県内に突入するとやっぱり速度規制がかかります。路面も濡れてきてシールドにジワジワと水滴が付くのに、空を見ると(←だって高速なのに私しか走っていないし…)星が見えます。
カッパを前もって準備するとこんなものです。
東北道最後のパーキングで時間調整をして、東北道青森インター通過は0時3分、料金は7千円代!(正規料金は1万円超)。
すごいお徳です!
結局は…
青森の銭湯でサッパリし、カッパをしまいフェリー乗船待ちの時に、ついに雨が降ってきました…
・いつもの銭湯でサッパリ | ・乗船待ち。北海道はスグそこ | ・9月1日デビューの高速フェリー『ナッチャンRera』 |
ちなみに、毎年利用しているフェリーは『在来フェリー』に格下げとなって、便数も大幅減(一日4便のみ)となりました。在来フェリーは青森~函館間に3時間50分かかりますが、その代わりに9月1日から就航した新高速フェリー『ナッチャンRera』はわずか1時間45分で結ぶのです。
でも、私みたいに一泊分の宿泊の代用にするのには1時間45分は短すぎるし、当然時間の対価として運賃が高いので、ココは在来フェリーを使用します。
こんな天気ではこの先どうなることやら・・・ おやすみなさい・・・Zzz・・・。
今日の走行(少なくともETC設置にかかった費用¥46,566を有料道路で消費するのにどのくらいかかるのかメモすることにします。)
道路名 出発 到着 記事 料金 割引額 ・ 中央道 国立府中 (首都高連絡) ¥500 ¥0 ・ 首都高 (中央道連絡) (東北道連絡) 4→C1→5→C2→S1 休日祝日21km以上10%割引 ¥630 ¥70 ・ 東北道 (首都高連絡) 青森 深夜割引30% ¥7,550 ¥3,250 ※ (((積算))) 56ゲート ¥52,690 ¥6,610