面倒臭がってはいけません ~サイドバッグ使用不能~

愛車のバイクVFR750F(RC36)で宿泊を伴うロングツーリングや、季節の変わり目で朝の出発時と昼間の走行時でジャケットを切り替えるときなど、荷物積載能力を増強させるときに手軽に使えるユニットなのがサイドバッグなのです。
バイクの重心にそれほど影響を与えずに、荷物を積むことができるのです。


サイドバッグの装着方法は、バイク本体のシートに付属のバンド(輪っか状になっている。)を取り付けます。そのバンドには"パチッ"とはめるクリップが縫い付けられていて、そのクリップでバッグ本体と接続する仕掛けです。左右のバッグの重さが同じであれば左右にずれることなくバランスするのでシンプルなのに良く考えられた仕掛けです。
バンドは2本あり、サイドバッグの前方と後方の2個所でバッグの荷重を支えることで前後にブレないようになっています。

・サイドバッグ固定 ・クリップ(?)

タンクバッグに次いでお気軽に使えるサイドバッグなのですが、唯一の面倒なのはバンドの脱着にシートを一旦外さなければならないこと。
サイドバッグも常時装着しているわけではない(←水に弱いし、排気ガスの臭いをすって物凄い臭くなる。)ので、サイドバッグを外しているときはマメにバンドを取り外していたのですが、ココ最近は外すのが面倒でつい設置したままの状態で過ごしていました。


すると…、あれれっ!?

・バンドが一つしかありません

後ろ側のバンドが無くなっています。バンドが風で飛んでいってしまいました!!
もともと後ろ側のバンドはガッチリと固定できなくて緩々状態でしたが、走行風とは何とも情けないんです。


積んでいた荷物を走行風で落とすのは、これで何個目!?というぐらい落としています。

  • レインスーツ
  • リアバッグのレインカバー
  • 皮グローブの片一方
  • 蛍光灯ランタン
  • 高速道路の通行券
  • 千円札一枚
  • ETCカード

などなど…、思い出せるだけでコレだけあります。


さて、¥19,000円もしたサイドバッグなので、バンドをなくしたぐらいで使用不能になるのは勿体無さ過ぎます
たしかアウトドアショップでは、クリップ単体で売っていたのを見たような気がするので、早速出かけてきました。
すると、たかがクリップなのに物凄い数の品揃えにびっくりです。

・壁一面がクリップです

写真ではほんの一部ですが、壁一面に各種のクリップが取り揃えられています。たかがクリップにこんなに種類があるとは思いませんでした。
事前に写メで撮ってきた雄側クリップに合いそうなメス側クリップを探します。幅は計ってきたので正確ですが、それ以外は見た目で選ぶしかありません。


幅で3種類にまで絞り込まれ、明らかに違う2種を消去法で除外すると残った一つに勝負です。どうやら幅は規格があるみたいで、25mmタイプでバンドとともに購入しました。

・この型をチョイス ・しめて¥1,000円

さて、自宅に戻りサイドバッグに合わせてみると…


合わないんだな、コレが…


あ~、もう面倒臭い~~!!
ゴールドウィンから補修パーツとして、バンドだけ売ってくれないかしら。切にお願いしたいです。