火災現場

今日もお仕事、バイクで通勤なのです。休日なのでもし事故っても『遊びに行く途中でした』の言い訳が通用するので、立川の会社までバイクで通勤です。(平日だと事故を起こしたときに通勤経路外の事故になるので補償されないんです。)


この間見つけた自動二輪車用の駐車場に向かうと…、辺りは消防車、パトカー、白バイが沢山集結しています。どうやら火災があった模様です。キナ臭い匂いが立ち込めていましたが、私が着いた頃には鎮圧していたみたいです。

・パトカー ・ポンプ車
錦町1小隊(特別消火中隊)
・白バイと警官(交通整理中) 携帯カメラの限界です

立川駅北口といえばすぐ近くに広域防災基地があり、そこにある東京消防庁第八方面本部には新潟県中越地震でも大活躍した消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー隊)が配置されているのです。今回の火災にもわんさかと出動していましたし、隣の昭島市からも特別な消火装備・能力を持った特別消火中隊の別名を持つ大神(おおがみ)中隊が出動していました。
少数精鋭の特別消火中隊も発足当初は少なかったのですが、今年度に入ってから増強が続き、大隊には必ず1特別消火中隊が配置されるようになり、1市1隊となりました。

・救助車(左側)・8本部救助1小隊(消防救助機動部隊) ・大型救助車・8本部救助2小隊(消防救助機動部隊) ・ポンプ車 大神1小隊(特別消火中隊) ・水槽付きポンプ車 大神2小隊(特別消火中隊)

東京都23区外(多摩地区)の東京消防庁管内は、市ごとに大隊が置かれています。たとえば八王子市であれば『八王子大隊』等です。そして、大隊は複数の中隊で構成されます。中隊は基本的に消防署・消防出張所単位で構成されます。
ただし、都内で唯一、八王子管内にのみ『分署』が存在します。東京都の地図を見るとすぐにわかりますが八王子市だけが異様に面積が広く、またニュータウン開発等で人口が増えたことから、今までの出張所が昇格しました。ちなみに、八王子大隊はこんな感じになります。

  • 八王子大隊
    • 八王子中隊(ポンプ小隊、化学ポンプ小隊、救急隊x2)、はしご隊、特別救助隊、山岳救助隊、指揮隊
    • 富士森中隊(ポンプ小隊x2、救急隊)
    • 元八王子中隊(ポンプ小隊x2、救急隊)
    • 小宮中隊(ポンプ小隊x2、救急隊) ※第九消防方面本部併設 方面指揮隊
    • 浅川中隊(ポンプ小隊x2、救急隊、消防活動二輪車)
    • 北野特別消火中隊(ポンプ小隊x3、救急隊x2)
    • 由木中隊(ポンプ小隊x2、救急隊)、はしご隊、照明隊、指揮隊 ※由木分署に昇格

八王子みたいな中途半端な田舎の場合には、(一応)都市部あり、山ありと、双方に対応しなければならないため、いろいろな部隊・車両がいます。

・八王子山岳救助隊 ・救急隊

珍しいのは『消防活動二輪車』。高尾山のすぐ近くの浅川消防出張所に配備されています。
山岳救助案件が発生すると、四輪車では到達できないような山奥まで直接乗り込み、要救助者にいち早く接触する任務を持ちます。


休日の高尾山にいると高確率で出会えます。白バイと同じ甲高いサイレン音がするんで、本能で体が反応してしまいます・・・

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