インプラント・その後

今年の夏に虫歯で奥歯を抜きました。
奥歯を無くしてしまうと派手に物を食べることができなくなるような気がして、食べることが楽しみの私の魅力が半減してしまうため、保険治療の利かない人工歯根『インプラント』を埋め込んでみたのでした。

https://…/2006/05/16/ インプラント手術完了
https://…/2006/05/09/ 虫歯で後悔…

インプラントは簡単にポン付けできるわけではなく、手術が必要なのでした。

  • まずは、虫歯になってダメになった歯を抜き…
  • 歯を抜いた跡(2本足)の真中にドリルで骨に到達するまで穴をあけ…
  • 人工歯根・インプラントを埋め込みます。
  • 真中にインプラントが設置できましたが、抜いたばかりの歯の足跡が両側にあって安定しないため、歯茎をメスで切り、別の場所の骨を少しずつ削って足跡を埋めて…
  • 最後に歯茎を閉じて糸で縫う。

言葉で書くとそれはもう残酷な治療をしたのでしたが、実際には超VIP待遇を受け、無理な予約も何のその。大量の麻酔でピクリとも痛みを感じずに手術が終了したのでした。


ただし、これはあくまで人工歯根の部分のみのお話です。足跡を埋めた骨やあごの骨と人工歯根が同化してがっちりと固まるのに2~3ヶ月放置しておく必要があります。この間歯は欠落したままです。
そして、最近は毎週歯医者に通い、上部構造(セラミックって言っていたカナ(?))の作りこみを始めました。


普段の保健治療の時の銀歯を作るのとは違い、私の口の中全体の模型を精密に作成し、その中にインプラントの実物まで組み込んであります。その模型上でシュミレーションをしながら歯を作っていくんです。
たかが歯ですけど、結構時間がかかり、今回ようやく上部構造がセットされました。
私一人のために、担当の歯科技工士さんがわざわざ立ち会ってくれて、歯医者と二人三脚で私の口の中にセットして、いろいろと相談しながら微調整をしてくれています。


すげーっ、超VIP待遇だ~♪。
これで歯が復活です。


最後にかみ合わせなどをわざわざレントゲン撮影をしてまで確認するそうですが、現像に時間が掛かるそうなので最終チェックは来週に持ち越しとなりました。