ウインカーLED化計画・メーターパネルインジケーターのLED換装

いよいよ終盤に入りだした愛車VFR750F(RC36)のウインカーをLEDに換装してしまう作業の続きです。


LEDウインカーバルプの設計・製作は完了し、ウインカーリレーの設計も完了して、組み立てている最中です。
回路の組み立ても完了してケースに組み込むだけなのですが、プリント板の耐震耐熱加工の前処理( https://tarsama.hatenadiary.com/entry/20060322/LED )をします。耐震耐熱で便利な弾性接着剤『スーパーX』は硬化時間が24時間かかるため、その作業にはとてつもなく時間がかかります
一度に分厚く塗布してしまうと、中心部が固まらなくなってしまうので、薄く繰り返して塗布しなければならないからです。


というわけで、暇なのです。
以前にウインカーインジケーターだけLEDに換装して大成功を収めたので、新規購入した超高輝度白色LEDである日亜化学製HighFlux LEDを使用して、その他のLEDインジケーターランプを作ることにしました。

  • オイル警告灯
  • ハイビーム灯
  • ニュートラル灯
  • サイドスタンド灯
  • 予備

の5つを量産します。電流値は20mAで点灯させます。バイク側の着色レンズの色がオレンジ色ではなくなるので光がどれくらい透過するかは、やってみないとわかりません
ただし、サイドスタンド灯だけはオレンジ色レンズなので、前回と同様オレンジ色の超高輝度LEDである米Lumileds社製SuperFlux LED(電流値はウインカーが45mA駆動で明るすぎたため、今回は30mA)を使用します。
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そして、組み込んでみました。

・メーターパネルの裏面 ・完成した白色T10LEDウェッジ球

サイドミラーを外し、ウインドスクリーンを外し、さらにメーターパネル裏面を覆う化粧パネルを取り外すと配線だらけの裏面が現れます。
ゴム製のソケットで固定されているだけなので、交換自体は簡単に行えます。


さて、問題は視認性…

・全消灯状態 ・赤(オイル)、緑(ニュートラル)は問題なし ・青(ハイビーム)も問題なし

すばらしい。まったく問題がありません。緑色のニュートラルランプが『』ではなく『』に近くなってしまいましたが実用上の問題はまったくありません。
そして、LEDバルブが一つ余ってしまったので、メーターパネル照明用のバルブを一つ交換してみました。


メーターパネル照明用は、夜間に常用するため目を幻惑しない程度に暗くなければなりません。明るさを少し暗くしなければならないと考えているのですが、一つサンプルで使ってみて、量産型の仕様を決めてみようと思います。
実際に使ってみると、拡散範囲が広いLEDを使用しているにもかかわらず照射角度が狭いのか、暗く感じてしまいます。明るさはこれで良いとして照射角度の狭さの対策をする必要がありそうです。


一番うれしいのは、交差点に停止中にウインカーを作動させてもニュートラルランプ等が同期して暗くならないこと。定電流制御が効いています。

https://…/2006/04/08/ ウインカーLED化計画・ハザードスイッチボックス設置