東北出張2日目 ~強風波浪警報~

今日は、東北は秋田でのお仕事です。
宿は秋田駅前に取りましたが、仕事先は少し離れています。ろくに調べもせずに『電車で行けばいいや』との段取りですが、電車が1時間に1本しか無いのでちょっと早めの移動になります。確かに地図で見る限り、目的地は秋田駅から数駅離れているだけですから、早く行って喫茶店でコーヒーでも飲んでいればいいや計画です。


朝の秋田駅。自動券売機で切符を買い、改札へ…自動改札なんてありません!(昨日降りた新幹線口だけ自動改札でした…)女性駅員さんが"おはようございます"と挨拶しながらが切符に鋏み…じゃなくてハンコを押してくれます。なんだかほのぼの良いですね。

・自動改札の丸いパンチ穴ではありません。ハンコです。

さて、さっそく電車が来ません。強風で遅れています。でもこの辺りの人は駅員に詰め寄るなんて事をしません。普通に待っています。皆さん大人です。なんといってもちょっと前に風で電車が倒れた線ですから、徐行しているみたいです。(もう一つ前の福知山線といい、今回の羽越線といい、なぜか鉄道事故のあるところに仕事があるみたいです。)


駅でのんびりしていると、電光掲示板にオドロキ! 発車案内に9時台と16時台が同居しています。そんなアホな~。

・オドロキの掲示 ・ワンマンカー

やってきた電車はワンマンカー。とりあえず乗車して秋田駅から数分でヤバイ程の田園風景何にもありません何にもです! そしていきなり次の駅から無人駅喫茶店どころか駅舎もありません! 寒くて死んでしまいます。
うーむ。都会人の甘さを痛感です。
ラッキーなことに目的の駅は駅舎があり、暖房も効いていました。でも駅員さんはいなくて、委託を受けた民間人が管理しているみたいです。


そして、仕事が終わり帰りに再び駅へ。先ほどの民間人に聞いてみると、一応切符は売っているとの事なので購入しました。が、ビッグサイズです。数百円の区間なのに立派です。そして『電車は5分程遅れている』との事なので待合室で時間をつぶし、時間にホームへ…

・ビッグな切符

すると…ピンポンパンポ~ン
××駅ご利用の皆様に、秋田駅からご連絡いたします。電車は風の影響で19分程遅れています。もうしばらくお待ちください。』…
近くのおばあちゃんも、まったく怒る気配なし。のんびりしています。
一回駅に入ったのに、改札フリーでまた外へ。いいかげんです。(ていうか、切符を買ったときから入場印が押されているし…。どうでも良いみたいですね。)


やがて電車が来たので乗ると、運転士さんがなにやら無線で話をしています。(ローカル線だから客室と仕切られていないのでバンバン聞こえます。)
風の影響でココから秋田駅までの区間は25km/hの速度で運転してください。』と司令室から指示されています。
たしかに、止まっている電車が風でグイグイ左右に動いているぐらいですからね。仕方がありません。
トロトロとそれはもう何にも無い田園地帯をのんびり走ります… 本当に田舎は時間がゆっくりしています。何分遅れたのかわからないほどで、ようやく秋田駅に戻りました。
ちなみに、新幹線こまち号も1時間遅れとボロボロな状態です。


さて、今夜も飲みに行きます。今度は街を徘徊して見つけた『炭火地鶏と海鮮』のお店。店構えから期待できそうな感じです。

・場所はココ(名前失念) ・落ち着いた感じ

上品な造りで、『お通し』も洒落ています。店も結構混在しています。いいゾ!これは。と意気込みます。


以下、同時にオーダーしたのに出てきた順です。

・地鶏串焼き盛合せ ・××港直送イカの姿焼き ・鶏肉のお刺身 ・イカ刺し


開いた口が塞がりません味が濃いものが最初に出てきてしまい、淡い上品な味のものが後から出てきます。最悪です。
順番も最悪ですが、味も最悪です。もう二度と来ることは無いでしょう!


一応最後に一言、仕事はしています。