ウインカーLED化計画・ポン付けLEDバルブ量産

毎日チビチビ、こつこつと。愛車のバイクであるVFR750F(RC36)1990年製のウインカー系統をLED化する作業を実施しています。
まぁ、毎日というのは見得っぱり100%ですけど、それなりには作業が進んでいるのです。

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(1)前面ユニット (2)側面ユニット (3)口金ユニット (4)口金 BA15s

この間の『ポン付けLEDバルブ点灯試験( https://tarsama.hatenadiary.com/entry/20060227/LED )』がうまくいったので、前後左右に取り付けるために『あと3つ』作っています。
最初の一つ目はこの先の結果に興味津々だし、失敗しないようにという緊張感があったのですが、量産はただ黙々と作るだけ… 結果もわかっているから余計に苦痛です。

・前面ユニットと側面ユニット ・接着

でも、先行サンプルで微妙に失敗しているところ等は対策を打っているために仕上がりは確実に綺麗になっています。
まず、前面ユニットと側面ユニットの接着ですが、先行サンプルのときは何もせずに中心に弾性接着剤を充填し、長い硬化時間のせいもあり、接着剤自体の浮力で側面ユニットが浮いた状態で硬化してしまいました。
また、四角柱自体も弾性接着剤の水圧で下のほうほど広がって硬化したため、歪んでいるし斜めになっているのです。
今回は、数箇所のみですが瞬間接着剤であらかじめ仮固定して浮力に対抗するようにして、水圧に対抗するためにインシュロックで四角柱を維持するようにしました。


つづいて、口金ユニットを接着し、配線をします。

・口金ユニットで配線 ・口金ビスケットの準備

口金ユニット上に配線をして、その上から弾性接着剤を流して水密にし、さらに上からプリント板を接着することで口金を接続する平らな面ができます。


いかんせん、弾性接着剤の硬化時間が24時間ですから、少し作業しては待ちになります。その間に次のポン付けバルブを作ります。

・4つのバルブの時間差攻撃

手前が『組み立て前』の第四ロットバルブ、右奥が『前面+側面』の第三ロットバルブ、中央奥が『前面+側面+口金(ユニット)』の第二ロットバルブ、そして左奥が『完成品』の先行サンプル第一ロットバルブです。


ウインカーリレーの製作は、LEDウインカーバルブの消費電力が不明だったため、一部の部品の定数が決められなくて作業が中断( https://tarsama.hatenadiary.com/entry/20060130/LED )していましたが、コレでようやく作業が再開することができます。

https://…/2006/03/08/ ウインカーLED化計画・リレープリント板設計