今日は、愛車のバイクであるVFR750F(RC36)のウインカーをLED化する作業のお話しです。
先行サンプルとして製作した『ポン付けLEDバルブ』がキチンと点灯するのかを試験します。
まずはテスターでショートしていないかを確かめてから、DC+14Vを給電します…
・四方八方オレンジビーム! | ・電流は0.25[A] |
おぉ~!
四方八方にオレンジ色の光をばらまきいて輝いています。大成功です!
省エネ性能を算出する為に消費電力も計測しておきます。
電流制限に定電流ダイオードを使用しています。前にも書きました( https://tarsama.hatenadiary.com/entry/20051208/LED )が、このデバイスは温度が上がると電流値が小さくなります。
デバイスに電流が流れると当然発熱して温度が上がる為に電流を計測する時もジワジワと電流が小さくなり安定するまで時間がかかります。
さて、実験環境での試験がうまくいったので、今度は実車での試験です。簡単に準備できるリア側で実験することにしてリアカウルを外し、バルブソケットをひねれば外す事が出来ます。
電球バルブからLEDバルブに付け変えて…点灯…試験を…
アレッ!?
バルブソケットをウインカーレンズユニットに付けようとしてもハマリません。
ヤスリがけなどをして微調整をしてるつもりなのですが…なぜかな(?)
あっ!LEDウインカーバルブが長すぎてレンズにぶつかっています。
あんまり短く作るとウインカーレンズユニットに最初から組み込まれている照射用リフレクターを有効に使い切れないと考えて、ある程度の余裕長を設けていましたが、私の予想よりバルブ自体が奥まって設置できるように、すでにウインカーレンズユニット自体に工夫がしてあるようです。余計な細工をしてしまったようです!
急遽フロント側のウインカーレンズユニットにセットしてみました。フロント側のウインカーレンズユニットならば全長が長いためすんなりとセットできました。
うーむ、予想外。しかも、レンズを通してLEDバルブが透けてしまう格好悪さ!
このあたりはプリント板を塗装しておくとか工夫をする必要がありますね…。まぁ実用性を取るというこで、気にしないことにします。
・電球式バルブは透けません | ・LED式は怪しいビスケットが! |
まぁ、先行サンプルなんてこんなものでしょ。とりあえずコレはフロント用として同じサイズでもう一つ作り、リア用は余裕長の短いタイプを作ることで量産化のめどがつきました。
ちなみに、ウインカーを作動させると…明るさは問題なしです。もちろんウインカーリレーはノーマルのままなので正常な点滅ではありませんが…。
写真を撮っておこうと思いまして、何度かシャッターを切りましたが、点滅とうまく合わなくて点灯中の写真は撮れませんでした。
・点いていない… | ・これも失敗… |
10枚チャレンジしましたが…、ザンネン。
この結果を受けて、『残り3つのLEDバルブの製作』『ウインカーリレーの組み立て』『メーター照明バルブのLED化』の準備を一気に進めることにします!