Nシステムにビビる

明日までは恐怖の全国交通安全運動!期間です。
あとすこしです。御安全に!

さて、今日も恒例の警察ネタです。私はギャラリーだったので被害はなかったんですけどね…


Nシステム』をご存じでしょうか(?)
幹線道路上の各車線上に赤外線カメラが設置され、その道を通行する車を全て撮影するのです。

速度とかは関係ありません全車撮影されます。そして、瞬時に画像解析されて車両番号(ナンバープレートの番号のこと。)を抜き取り、警察のコンピュータに時刻と共に記録され、後の犯罪捜査に使われます。
さらに、盗難車などの事前登録されている要注意車番とも瞬時に照合され、該当車の場合は進行方向の警察施設に警告されるのです。


前置きが長くなりました…
ある日、甲州街道を八王子から神奈川県境に向けて、ふつ~に走っていました。
すると、通り過ぎる交番の警察官がわざわざ外に出て、車道に向かってガンを飛ばしているのです!
次の交番も、その次も…

違和感を感じつつも、高尾駅前の混雑ポイントに差し掛かります。
片側二車線だった甲州街道も、ここからは片側一車線の峠越えとなるため、その手前はいつも混雑なのです。
ちなみに警視庁交通機動隊の分駐所もありました。

警官の多いその日は、脇抜けせずに車列に並んでおとなしくしていました…


しばらくすると、甲高い独特のサイレン音か後方から近付いてきます。『白バイ!』です…
白バイですよ…、白バイ…


白バイが一台~、白バイが二台~』、あれれっ!
三台もいます!その後ろからはパトカーです!!


事件だ!そう直感してちょっと興奮しています!
なんと、渋滞にはまっている私の三台ほど前のパジェロ風の車の後ろで白バイは『ピタッ』と停まると、拡声器でなにやらグチャグチャ警告しています。(白バイ警官も興奮しているのか、早口で全然わからない。)

な、なんと、自分がターゲットと理解した四駆は、反対車線を逆走して逃げて行きます!
もちろん警察は追い掛けて行きました…


白バイ三台にロックオンされたら、高速道路で速度で振りきる以外に逃げられる訳がありません。
これがNシステムの威力なのか…リアルにビビりました。