全国交通安全運動期間中ということで、今日も懲りずに警察ネタです。
国道20号線、甲州街道は東京日本橋から山々を越えて長野県塩尻市まで続いています。そして、東京と神奈川の県境には、高尾山がそびえております。
この山岳地帯を越えている道は、甲州街道か中央自動車道しかないので休日の午後は東京方面は非常に混雑、早い話が大渋滞なのです。
おまけに、甲州街道は歴史が古い道なので片側1車線であります。
ある日、バイクでこの道を通っていると、当然のように渋滞に捕まりました。道も狭く脇抜けも楽ではないので大人しく渋滞に身を任せていました。
すると…
後ろから脇抜けをして近づいてくるバイクが2台います。『白バイ』です。
おっ、私は思いました。
- 『白バイが脇抜けしようとすれば、気が付いたドライバーはさりげなく右によって道を空けてくれるだろう。』
- 『白バイの後ろに付いていっしょに脇抜けしても切符は切られないだろう。』
私に対するデメリットはまったくありません。Go!
そう判断した私は、白バイの後ろにつけて一緒に脇抜けをしていました。なんたって相手は装備沢山の白バイなので、彼らが通り抜けられれば、私はスイスイ~、ナイスラン♪です。
だいぶ脇抜けをしたことでしょう。やがて大型貨物の後ろまで来ると、脇抜けをする隙間がありません。しばらく待っても車は動きません…
やがて、上司と思われる隊員(以下A)が、部下の隊員(以下B)に…
A『うーむ。まったく動かないなぁ。』
B『そうですね。』
A『…』
B『…』
そして、私に聞こえるように…
A『ちょっと様子を見にパトロールするか。』
B『はい。』
と会話を交わすと、赤灯をつけて反対車線を気持ちよ~く走っていってしまいました。
オイオイ、どう考えても必要性の無い緊急走行だぞ!(しかも、サイレンを鳴らしていないので緊急走行とは認められないので、道路交通法違反だし~。)
さすがに、この走りについていく訳には行かなかったので、諦めましたけど…キタネーッ!