今日の朝、家族にたたき起こされた。『祖母を救急車で病院に連れて行く!』と。
下北沢に住むおばあちゃんは、月一ペースで遊びにきていたのだが、運悪くベッドから転げ落ち動けない状況となってしまった。
市の広報紙『広報はちおうじ』を調べて病院に連絡をしまくったが、時間が深夜~早朝という時間帯だけあって何処にも診断・収容を断られてしまった。
仕方が無く、119番、救急車を呼ぶことになった。
クイック・レスポンス。すぐ近くの八王子消防署北野出張所に所属する『北野第一救急隊』が到着して、観察が始まった。
・自宅の中で観察中 | ・ストレッチャー準備完了 |
観察の結果、もちろん本人が自立して移動することは困難なため担架で運ぶことになるのだが、階段が狭く運び出すのも困難とのこと。
救急隊長が『うーむ。通路が狭いな。人手が必要だ。ポンプ隊を呼んじゃおう。』と隊員に指示を出している。
渋滞が始まる時間帯なのであろうか… あるいは、特殊な消化能力・装備を持つ特別消火中隊( https://tarsama.hatenadiary.com/entry/20050111/fireengine )である北野のポンプ隊を出すことは他の事案に対応できなくなる恐れがあるのか… 救急隊と同じ北野出張所ではなく由木出張所から『由木2ポンプ小隊』が到着し、機関員を残して人手がさらに加わり、担架にガッチリと固定されたおばあちゃんを総勢6名で担ぎ上げて、家の壁にぶつかることも無くスムーズに運び出された。
・由木2小隊 | ・大勢で搬送、無事玄関まで。 |
ポンプ隊の応援を呼んでいる間に病院の選定も終え、近くの病院にすぐさま急行しました。
隊員たちは場慣れしているのか、サクサクと作業をしてあっという間に引き上げて行った。
病院での診断は、背骨のだるま落しみたいな骨のうちの一つが潰れてしまったのだが、命に別状は無いとのこと。
結局入院に必要なものの準備や、下北沢への連絡、自宅と病院の往復など、バタバタしてしまい、一息ついたのが午後3時過ぎ… 疲れました。