『止まれ』の赤い三角標識は一時停止。車しか乗らない人は『ただ止まればよい』ぐらいにしか思っていないのかもしれませんが、バイクの場合の一時停止は『着足』することが絶対条件。
いくら見渡しが良く、停止直前まで減速してバランスを保ちながら左右前途の安全が確認できても『着足』しなければ一時停止とは扱われないのです。
取り締まる側から見れば、バイク、特に原付はカモ! 若い人が運転している確率が高いからアレコレ文句つけられる心配も無い。写真では原付の若い女性が捕らえられています…
ギャラリーが多すぎてとても可哀想です。
ちょっとあこがれ
大型バイクに乗っていておもわず『かっこい~♪』となってしまうシーンの一つに、踏切での一時停止~発進のシーンがあります。
若いライダーは一時停止するのが嫌いなので、止まっているんだか止まっていないんだかわからない程度にサッと済ませてしまうけど、ベテランライダーは、ゆるやかに一旦停止しはっきりと左右確認し、そして速やかに発進。その動作に無駄は無くキビキビしているのだけれども、若いライダーみたく『サッ』としているのではなく、堂々として威圧感さえある風貌なのです。
ベテランライダーの心の余裕とでも言うのでしょうね、あの安定感はさすがです。
野球選手のイチローも、将来の野球選手(今の子供)に野球選手は格好良いと思ってもらえるように、たとえ守備交代のときでもダッシュしており、ダラダラしいてるところを見せないようにしているのです。
現行ライダーも、将来のライダーに向かって格好良いところを見せてあげましょう。
大型バイクを緩やかにふらつかずにじわ~っと停止し、ふらつき無く出発するのは、速く走ることよりテクニックが要りますからね!