ダウトブーム(?)!

最近『ダウト』を題材にしたテレビ番組が流行っている。

カミングダウト』や『クイズ!ヘキサゴン』、『スパイ2/7』なんてのもやっていたりもする。

ところで、トランプで『ナポレオン』というゲームをご存知ですか(?)
神経衰弱』『7ならべ』『大貧民』あたりは良く知られていますが、『ナポレオン』を知ってる人が少なくてガッカリなのです。


概要を簡単に紹介してみますね。

プレイする人数は5人!も必要です。(ただでさえ知ってる人少ないのに…)
そして、この5人が『ナポレオン軍』と『連合軍』に分かれて絵札をより多く集めたチームが勝ちになります。

札の取合いは大貧民のようにみんなで札を順に出し、一番強い札を出した人がもらえる仕組みです。
ただし、このゲームは戦略がとても重要で面白くしています。

  • ナポレオン軍のリーダーのみ立候補制で全員が知ってるが、それ以外の人は誰がどっちのチームなのかはわからない。ナポレオン軍のリーダーは、自分を補佐する『副官』をカードで指名しなければならないからである。リーダーがゲーム開始前に『副官はオールマイティ(スペードのエースの意)』のように宣言するので、副官はひそかにリーダーに協力するのです。
  • 札の取合いは、一番最初に場に出されたマークを出さなければならない。同一のマークを持っていない場合に限り任意の札を出せる。(このルールに則り、副官指名したマークを強制的に提示させ、副官をあぶり出したり後述する特殊カードをあぶり出す。)
  • マークの強弱をナポレオンが決めることができる(切札と呼ぶ)。場の中での札の強弱は、マークの強弱に続いて数値の大小(エースが最大、2が最小)なので、切札の『3』であってもとても強力なことになる。
  • 特殊なカードが存在し、それをうまいタイミングで使う必要がある。
  1. オールマイティ』(スペードのエース)は常に最強である。
  2. 表ジャック』(切札のジャック)は2番目に強力である。
  3. 裏ジャック』は切札と同色のジャックで3番目に強力である。
  4. 最弱である『2』は、場のカードが全て同一のマークだった場合に限り4番目に強い。

大まかなルールはこんなものですが、プレイしたことのない人が読んでもピンと来ないでしょう。
このゲームは戦略を楽しむため、最低(少なくとも)5回は文句を言わずプレイしましょう。麻雀と同じで何度もプレイしてジワジワと面白さがわかってきます。

昔は合宿等の時によく遊んだのですが、最近はそんな時間がなくなってしまいました。
5人も集まらないし…