低速トルク

さすがに今愛用しているバイク、ホンダVFR750F(RC36)は発売から15年が経っている。積算走行距離も10万キロを越えあちこちがくたびれてくる頃でもある。最近は明らかに低速トルク、特に発進時の極低速時のトルクが弱くなってきている。
いままでみたく、とりあえずエンストしない回転数までアクセルをチョコッと開けクラッチをつないだあと、アクセルをガバッと開けトルクで加速していく方法が辛くなってきており、ハイオクガソリンのお陰でノッキングを押さえ込んでいるような挙動を示しているのである。


感覚的にはある程度アクセルを開け回転数を上げ、半クラッチで滑らかにつなぐと問題はないが、どうもつまらないのである。

そこでアーシング

ひょっとするとアーシングが有効みたいだ。
アーシングとは、バイクの電気回路のマイナス(基準電位=アース)側は金属フレームで代用しているのを、きちんとケーブルで結び電気抵抗を低減させてあげること。
効果として、

  • 1.スパークプラグの火花が力強くなる。
  • 2.セルモーターが力強くなりエンジン一発始動(別に対策しなくても一発始動しますけど…)
  • 3.ヘッドライトの明るさもアップ

と、お手軽な割りにお得度が高い。ただしもともとアースがしっかりしているバイクでは全く効果が無いそうである。


残念ながら抵抗を簡単には計れない(ほとんど0Ωを示してしまう)ので実践あるのみだ!

(写真)アーシングに使用するケーブルと圧着端子、それと結束バンド

アースポイント

アーシングをする上でどの場所にバイパスケーブルを設けるのかが問題だ。
増強したい電力消費機器の直近で、温度がなるべく高温にならない場所がよい。(金属は温度に比例して電気抵抗が増加する)


本格的にヤルならガソリンタンクを外さなければダメそうだしなぁ…