リレーとプッシュスイッチ

愛車バイクVFR750F(RC36)へのインバーター取り付け作戦で使用するリレーと押しボタン型スイッチを調達してきました。

リレーは防滴型があったのでそれにしたのだが値段にびっくり\1,449円!
プッシュスイッチは防水型はあきらめ一般型にした。

(写真)リレーとプッシュスイッチ

リレーって何(?)

おそらく、大半の人が抱く心境だと思います。

電気回路を切り放したり接続できるスイッチという部品がありますが、回路に流れる電流が大きくなると配線が太くなるのと同じで、大きな電流を接断するスイッチも部品が太く大型になってしまいます。
それどころか高圧大電流の回路を人間が直接スイッチを扱って接断すると感電や、火花が飛び散るなどの恐れがあり大変危険なのです。

そこでリモコン操作できるスイッチという発想が生まれ、それが『リレー』なのです。
低電圧小電流の回路で電磁石を作動させ、その力で大きなスイッチを動かす部品なのです。

リレーの活躍場所

バイクにも数個のリレーがついています。

  • ヘッドライトリレー
  • スタータ(セルモーター)リレー

これらの回路は大電流が流れるため、ハンドル手元の小さなスイッチで小さな電流を操作して、リレーを動かしているのです。
また、違う使い方として、

  • ウインカーリレー

なんてのもあります。リレーとちょっとした回路を付けると自己点滅動作したりします。

今回のインバーター取り付け作戦では、リレーと追加回路を用意して自己保持動作(イメージ的にはバスの『次止まりますブザー』のように、スイッチをチョコンと押してから離してもランプが点きっぱなし)をさせる予定です。

意外な活躍場所

リレーは電流の接断をするリモコンの役割なのですが、見方を変えるとこんな使い方もあるのです。
鉄道用の信号回路に多用されているのですが、リレーは電磁石を使用して機械スイッチを引き付けて作動させるため、電磁石がただの鉄に戻ったときは地球の重力やスプリングの力で機械スイッチが元の位置に自動的かつ原始的に戻る性質を持っており、この性質は他の回路では持ちあわせていないのです。

・鉄道用信号機

鉄道は急ブレーキをかけても短距離で止まれないため、運転士が目視で危険を察知してからブレーキをかけても間に合わず、前途の安全の保証は鉄道信号に依存しています。
したがって、赤信号を表示すべき時に回路が故障してその他の信号を出すことは、何があっても回避しなければなりません。
リレーの場合は信号回路が故障しても自発的自動的にもとの位置に戻るため、赤信号が出るのです。もちろん、回路上のいたるところに細工をして、故障したときには安全側に故障するようになっているそうです。
そもそも、『停電や玉切れした場合はどうしようもないよね』と思うかもしれませんが、消灯している信号機は『』とみなすルールがあり、さらにこのルールを実効あるものにするために、運転士は全ての信号機の位置を記憶しているそうです。(運転士も路線毎の信号の位置を覚えなければ運転できないそうです。)

リレーの自己復帰はスプリングというメカに依存すると『スプリングが切れたらどうするんだ』という故障に対応できなくなるため、地球の重力で自己復帰するようになっています。重力は軽くて小さいものよりも、大きくて重いほうが重力も大きくなるため、鉄道信号用のリレーは一斗缶ぐらいの巨大なもので、その巨大なリレーの固まりである信号回路は、駅の中でも『信号機器室』なる部屋が出来てしまうぐらいなのです。

...
えっ、重力が無くなったらどうするのかって。 大丈夫。電車がレールの上を走るという概念が成り立たなくなり宙に浮いてしまうので走れませんから。

しかし最近はリレー回路もコンピュータに置き換えられています。

防滴型リレー \1,449 エーモン製#1244
プッシュスイッチ \714 エーモン製#1576