今日は、気になるバイク・ホンダSTX1300( https://tarsama.hatenadiary.com/entry/20050204/bike )の実物を見るべく(見るだけね。価格を考えると簡単には…)、東京都は北区のホンダウイング・パッセージに行くことにした。
STX1300パン・ヨーロピアンは制限速度無制限のドイツのアウトバーンを快適に巡航するためのモデルで輸出専用車であり、フラッとバイク屋に行ってもまず置いていない。
そこで、バイク雑誌で下調べをして、パッセージに行けば良いという答えを導き出した。逆にパッセージ以外には展示車が無いほどである。
ホンダウイング・パッセージはホンダの逆輸入車に力を入れているらしく、お店のホームページを見てもその事が伺える。( http://www.hw-passage.co.jp/ )
(写真)東京都北区のホンダウイング・パッセージ
けっこう遠いなぁ
自宅からパッセージまでは愛車VFR750F(RC36)が車検入院中のため、公共交通機関を利用するしかない。
まずは田舎八王子駅から新宿駅まで出て、山手線の大塚駅、そして都電荒川線で最寄りの『梶原駅』といった行程となる。
大塚駅までは普通の電車であるが、そこから先は私にとって未知数な都電荒川線『チンチン電車』なのだ。はっきりいって乗り方もわからない。
JR山手線を降り、案内表示に従い乗り場に行く。切符売り場はなく、どうやらバスと同じ仕掛けのようだ。わからないから列の一番最後に並んで電車を待つと、すぐに電車が来た。
・すげーっ!初めて乗車するチンチン電車 |
ぶらり・途中下車
バスと同じように運賃箱があるので乗車時に均一料金160円を払う。車内は混んでいるがみんな当たり前といった顔をしていて、私だけ興味深々でキョロキョロしている。
みんな乗り終ると『チンチン』ベル音が鳴り発車。すげー!本当にチンチン電車だ~。
道路との交差でも踏切はなく、車が途切れるまで電車が待つ光景があったり、道路の真ん中を自動車と平走する光景を見れたりとにかく異文化、カルチャーショックなのである。
・遮断機も踏切もない交差 | ・車道の真ん中を走行中 |
やがて目的の梶原駅が近付いてきたので、路線バスでお馴染の『次止まります』ブザーを押し、下車は私一人。
さあ、パッセージは目の前だ!
あれれ(?)パッセージ(?)
徒歩30秒で『ホンダウイング・パッセージ』の看板が目に飛込んできた。あれっ(?)活気がないゾ(?)バイク屋の目の前には普通はバイクがズラ~ッと並んでいる物だけど~
・静まり返っている... |
まさか~(?)
アレッ(?)
もしやっ!
休みだった。しっかりとシャッターが閉まっていた。シャッターの隙間から店内を覗いてもSTXは見えなかった。『うそー。』と叫んでいた。日曜は稼ぎ時だから開いているだろうと勝手に思い込み、休業日を全く調べなかったのが敗因だ。
そのままトンボ帰りとなった車中でふと思った。
…
『浮気しないで!』とVFRが言っているのかもしれないのだと。