新車が欲しい病

新車がほしいのである。
別に今の愛車VFR750F(RC36)に不満があるわけではない。自分はまだまだ乗り続けるつもりでつい最近に車検にも出している。
走行距離10万キロ目前だし、製造から15年も経過しているので、かなりの消耗部品を交換するように指示をしたほど乗り継ぐつもりだし愛着も持っている。

でも、車検に出す前日に同僚から『新車を買っちゃえ!』と呪文を繰り返し唱えられるとその気になってくるのである。

参考までに、現行の国内販売モデルを調べてみたが、いまいちである。私が瞬間的にジャンル分けをしたら次のようになった。

ジャンル

  • 1.オフロード車
  • 2.ビックスクーター
  • 3.ネイキッド
  • 4.カウル付きスーパースポーツ
  • 5.カウル付きツアラー

やはり自分が欲しいのは『カウル付きツアラー』なのである。ロングツーリング時の荷物積載やハンドルの高さを重視してしまうのである。見せかけのツアラーではなく、実用ツアラー(?)が欲しいのだ。

そんな視点で改めて車種一覧を見るとカウル付きツアラーに分類されるバイクが無いのである。カワサキのZZRはハンドルが低く長距離が辛そうだ。強いて言えばヤマハのFJ1200辺りかな。

海外に目を向けるとBMWが筆頭であろう。弾数が多いのが気になるといったところか。

そこに目に飛込んできたのが…

ホンダ STX1300 パン・ヨーロピアン

抜群の荷物積載、大型カウル、適度なハンドル高ときて、弾数が少ないときている私好みのスタイルだ。

ヨーロッパのアウトバーンをタンデムで快適な160km/h巡航をする設計である。島国日本とは考え方が違うみたいだ。無給油巡航距離は軽く400kmを越え、豪華なメーターパネルも嬉しい。

カタログスペックで見る難点をいくつか。

車重290kg

直進安定性を重視しているのでしょうがない部分ではある。日本の峠など低速タイトコーナーが連続する場合の取り回しはどうなのか(?)

国内販売が無い

パーツの入手性は大丈夫なのか(?)特に私みたく長く乗り続ける場合は10年後でもok?

5速シフト

国内一般のバイクは6速シフトでどの速度域でもエンジンのパワーバンドを使えるようになっている。5速というハンデもあり、対応速度域が200km/h近くまであるので日本の渋滞路や峠道がツライのではないか(?)

シャフトドライブ

私にとって未知数な機構である。メンテナンス頻度やランニングコストが感覚的に解らない。

排ガス検査費用

車検の度に必要なの(?)逆輸入車の場合は排気ガスの検査が別に必要なので、費用がかさむことになる。

といったところか。まずはともあれ一度バイク屋に実物を見に行きますか。