VFR800P

通勤で歩いていると背後から聞きなれた『ギュイーン』とエンジン音が聞こえた。発信源は『VFR800P』白バイであった。
一つ前のVFR750Pは1986年に発売された初代VFR750F(RC24)をベースにライディングポジションや装備を変更したもの。86年型VFR750F(RC24)と1990年製白バイVFR750P(RC35)を並べるとそっくり。
ハンドルをおもいっきり高くして、カウル下部の形状を変更(風の通り抜けスリットの追加)したぐらいかな。(無論、パトライトやバンパー、サイドボックス、無線機ボックス等も違うけど…)
渋滞中の車列にいると白バイと勘違いしてドキッとします。RC24オーナーもその辺りが解っているのか白いジェットヘルと青いジャケットを着ている人が多いしね。


でも決定的に違うのはエンジン。VFR750PにはRC35E型を積んでいます。これは次の世代の90年型VFR750F(RC36)に積まれているのと同型。警察車両にはその当時の最高の技術がつぎ込まれているのですね。見掛けは86年型でも中身は90年型ですもの。
そんでもって、VFR750F(RC36)は私の愛車ときたものですから、エンジン音は聞き慣れたもの。特徴のあるV型エンジンカムギャトレインはすぐにわかります。


さすがに発売開始から15年経過して、更新時期に入ったのかVFR800Pに急速に普及しだしています。カムギヤトレインではなくなったものの、エンジン音は特徴がありすぐにわかります。

(写真)偶然みかけたHONDA VFR800P。携帯電話で撮影したのでズームできず詳細の見分けがつきません。