ファイヤ・エンジン

今朝、通勤で家を出てすぐ消防車&救急車が赤色灯を点けながら停車していた。


そういえば高校時代は消防士を志願していたなぁ。結局サラリーマンになっちゃったけど。
炎を相手に立ち向かう消防士は、汚職を繰り返す公務員とは無縁の純粋なヒーローに見える。一時期本当にこの職に就こうとまじめに調べたこともあった。


東京消防庁は管轄が広く(普通は市町村単位。)、職員も沢山いるのでいろいろな特殊部隊が存在している。
普通のポンプ隊に始まり、化学ポンプ隊はしご隊特別救助隊あたりは何処の消防組織でも存在しているが、テロ災害対応に特化した『化学機動中隊』や、地震災害対応に特化した『消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー隊)』などがあります。そして、歌舞伎町で起きたビル火災や、東京都のごみ処理施設火災、タイヤ工場で発生した火災など特殊火災に対応する部隊特別消火中隊』が最近発足しました。


消防士といえば銀色の耐火服オレンジ色のレスキュー服に身を包んだイメージがありますが、彼らは黒い耐火服を身にまとい、発光ロープや非接触温度計などの特殊装備や知識をもち、火災現場に突入し火元に対して直接消火活動を行うチームです。
なんと東京消防庁管内で各方面に2隊ずつしかなく、ただでさえ広い23区外の田舎第9方面(八王子市、青梅市、日野市、町田市、福生市、あきる野市、奥多摩町)なのに、自宅のある付近を管轄している北野中隊がその任務に当たっています。とても心強いです。
普通の中隊は、『水槽付きポンプ車1台+ポンプ車1台+救急車1台』の組み合わせなのですが、なぜか北野中隊にはいろいろな消防車がいます。

八王子大隊北野中隊
北野1小隊:水槽付きポンプ車
北野2小隊:水槽梯子付きポンプ車
北野3小隊:障害物除去装置付きポンプ車
北野第一救急隊
北野第二救急隊

まぁ、お世話にならないほうが幸せですね。

(写真)たまたま近くにいた北野中隊所属の消防車。腹に『特別消火中隊』のマークが書かれています。